古墳:探訪

全国の前方後円墳を中心に訊ね歩いています。

滋賀県大津市・高峰1号古墳

2009-07-25 08:02:59 | Weblog
滋賀県大津市日吉台4丁目の丘陵上にあります。

全長45m、 後円部径27m・高さ3.5m、 前方部幅19m・高さ2.75m 前方部を琵琶湖に向けた前方後円墳です。
墳丘には葺き石が施されていたようです。
円筒埴輪などが採取されていて、墳丘に埴輪の配列がなされていました。
この古墳は、古墳時代中期・5世紀後半ころの築造と推定されています。
ただ地滑りで崩壊したため、完全な調査はできていないそうです。

前方部に接するようにして2号墳(円墳)があります。
また古墳と重なりあうようにして、竪穴式建物跡が発見されています。
弥生時代中期末の遺跡で、高地性集落と呼ばれるものだそうです。
集落の周りには防御用の環濠が廻っていたそうです。
「魏志倭人伝」に記されている倭国大乱とかかわる遺跡として注目されているそうです。(高峰遺跡説明板より抜粋)

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