申請書作成支援ソフトのバージョンアップ その１

バージョンアップによって変更された内容　Ｖ３．６Ａからの変更点

（１）ファイル拡張子が".BMP"(大文字)である外字ビットマップファイルを申請書へ挿入した場合に，申請書の構成管理上，添付ファイルが重複して登録される可能性がある事象について，そのような事象が発生しないよう改修。

（２）ネットワークドライブ上で申請書を作成する場合に，添付ファイルが空ファイルとなる可能性がある事象について，そのような事象が発生しないよう改修。

（３）不動産登記申請書（表示の登記）および、不動産登記申請書（権利の登記）について，新規作成時に利用する申請書様式の種類を追加。

（４）不動産申請書の新規作成フォルダ指定画面について，階層表示する機能を追加。

（５）不動産登記申請書（権利の登記）および，不動産登記嘱託書（権利の登記）の編集画面のレイアウトについて，項目追加欄の配置位置を調整。

（６）商業登記申請書の編集画面レイアウトについて，軽減措置に関する文言を追加。

（７）オンラインによる登記事項証明書，閉鎖登記事項証明書，印鑑証明書及び概要記録事項証明書の交付の請求について，請求書の提出先の指定を従来の商業オンライン指定庁に加え、不動産オンライン指定庁においても可能とするための機能を追加。

（８）登記識別情報関係様式作成機能について，登記識別情報が画面表示している状態で、離席しないよう注意喚起する文言を追加。

（９）申請書保存時または、申請書フォルダを上書きする際に表示するメッセージについて，申請手続きが完了するまでは上書きしないよう注意喚起するための文言を追加。

（10）申請書を作成する際の，ファイルコピー処理を改善。

（11）登記申請書において，物件または，会社／法人を特定するための情報については，申請書の保存時に改行文字やTAB文字，半角空白を除去する機能を追加。

（12）登記識別情報関係様式の作成機能における民間業者ソフトウェアとの連携に伴う変更

オンラインで交付請求した登記事項証明書の窓口交付ができない事情

一言で言えば、システムの能力不足

法務省は、昨年の４月から窓口交付を実施することを検討していたが、回線障害の不安があり実施できなかった。

窓口交付については、法務省も多くの要望があることを知っており、本年４月から実施するために、各登記所に私書箱を配布したが、依然として、申請が集中した場合の回線障害の不安があり、実施できていない。

今後、回線増強の予算手当てをしながら、（地方）法務局単位で順次実施していく予定である。
明らかにされているシステムの増強予定は、２０年１１月と２１年２月であり、利用率が予想を超える場合は、２１年３月にダウンする可能性もあるため、全国的に実施されるまでには、相当の期間を要すると思われる。

オンライン申請システムの処理能力

現在のオンライン申請システムは、一日数万件の申請に対応できるようであるが、ログインして、申請情報を送信し、電子納付をして受付番号を確認するまで２０分と仮定した場合、一度にログインできるのは２０００人程度ではないかと思われる。

平成２０年６月３０日現在、司法書士の利用する電子証明書の発行枚数は約１２０００枚である。オンライン申請を利用することができる司法書士が、一度にログインした場合、確実にダウンするシステムであることになる。

法務省は、平成２０年１１月に一部増強し、翌年２月には更に増強する予定のようであるが、利用率１０パーセント達成のための更なる利用促進策を示す前に、ログインが集中しても１００パーセント正常に稼動するシステムを提供する必要がある。

ログインできなければ、利用できないでしょう。　

法務省オンライン申請システムの新着情報

法務省オンライン申請システムの新着情報
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

申請書作成支援ソフトのバージョンアップについて
・７月１４日（月）１７：３０から、ダウンロード開始の予定
（７月１８日（金）２０：００までは、インストールできない）
・７月１８日（金）２０：００以降、インストールすることができる
（７月２２日以降、現在の申請書作成支援ソフトは利用することができない）

自動バージョンアップができないほど、大幅な変更がされたとは感じられないが、現在のソフトのアンインストールと、新ソフトのインストール作業が必要。

７月２２日に一斉にダウンロードすると、オンライン申請システムがパンクする恐れがあるので、事前にダウンロードできるようにしたようだ。
一日あたり４千件程度の申請でも、集中すると回線障害が出るので、数千台のパソコンが一斉にダウンロードすると、ほぼ確実にパンクする。

オンライン申請利用率の目標を１００％にする話があるようだが、その前に、１００％確実に稼動するシステムを提供する必要がある。
１０％未満でもパンクするシステムでは、１００％は不可能でしょう。

オンライン申請システムの新着情報

申請書作成支援ソフトのダウンロードは、７月１４日（月）午後５時３０分からできるようになる予定です。
但し、７月１８日（金）以前の申請には利用できません。

（平成２０年７月１１日)
【お知らせ】登記申請書作成支援ソフトウェアのバージョンアップ（平成２０年７月２２日）について
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

平成２０年７月２２日（火）に申請書作成支援ソフトウェア（以下「支援ソフト」という。）のバージョンアップ（V3.6A→V4.0A）を行います。
V4.0Aをインストールするためには、従前のバージョンの申請書作成支援ソフトウェアをアンインストールする必要があり、また、V4.0Aで作成した申請書は、７月１８日（金）以前には申請に使用できませんので、トラブル防止のため、７月１８日（金）の午後８時より前にV4.0Aのインストーラを起動しても、インストールをせずに、メッセージを表示して終了するようになっています。
なお、V4.0Aのインストーラのダウンロードは、７月１４日（月）の午後５時３０分からできるようにする予定です。７月２２日（火）は、アクセスの集中によりダウンロードに長時間を要することが予想されますので、７月１４日（月）の午後５時３０分から７月２１日（月）までの間に、あらかじめインストーラをダウンロードしていただいた上で、７月１８日（金）の午後８時以降にインストールを行っていただくようお願いします。
また、V3.6Aは、７月２２日以降使用することができなくなりますので、ご留意いただきますようお願いします。

支援ソフトの主な変更事項は、以下のとおりです。
１　不動産登記の申請書様式（ひな形）について、「分筆」「建物表題登記」「所有権保存」及び「抵当権設定」など約３０の様式を追加した上、各申請書様式を「登記申請書（表示の登記）」「登記申請書（権利の登記）」「登記嘱託書」その他に分類して表示する機能を追加しました。
２　不動産登記(権利の登記)の申請書様式における追加可能な項目について、配置の見直しを行いました。
３　登記識別情報関係様式の作成機能について、法務省以外で一般に提供されている登記申請書作成用のソフトウェアとの連携を図るための機能を追加しました。
４　申請書編集前の申請書データの保存先フォルダの指定時に表示するメッセージ及び申請書編集後のデータ保存時に表示するメッセージについて、申請の手続が完了するまで申請書データの上書き等を行わないよう促すための文言を追加しました。

【入替え方法】
今回のバージョンアップでは、支援ソフト初期メニュー画面「バージョン確認」ボタンを使用することはできません。従前のバージョンの申請書作成支援ソフトウェアのアンインストールが必要となります。
以下の手順で支援ソフトを最新バージョンに更新してください。
１　スタートメニュー→コントロールパネル→「プログラムの追加と削除」（Windows2000の場合、 「アプリケーションの追加と削除」）から、現在インストールされているプログラムの一覧を表示し、一覧中の「申請書作成支援ソフト」を選択の上、「変更と削除」ボタンを押して削除（アンインストール）を実施します。
２　当ホームページからV4.0Aをダウンロードの上、インストールします。
インストール後にソフトを起動し、V4.0Aとなっていることをご確認ください。
アンインストール及び再インストールによって、利用者の皆様が作成された申請情報等が削除されることはありませんが、念のため、重要なデータについては、事前にバックアップを取られることをお勧めします。
旧バージョンの申請書様式により、法務省オンライン申請システムにおいて申請を行った場合、エラーとなる場合があります。この場合には、最新バージョンの申請書作成支援ソフトウェアをインストール後、「再利用」ボタンを押下し、「参照作成フォルダ指定」で旧バージョンで作成した申請書様式を保存したフォルダを選択してください。

法務省オンライン申請システムの新着情報

（平成２０年７月１０日)
【お知らせ】ブリッジ認証局における検証業務の再開について
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

ブリッジ認証局において日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ１に係る認証局から発行された証明書の検証ができない状態が継続していましたが、１８時２０分ころ解消されました。詳細は政府認証基盤（ＧＰＫＩ）のホームページ（https://www.gpki.go.jp/）を御参照ください。

政府認証基盤（ＧＰＫＩ）
https://www.gpki.go.jp/

障害のお知らせ
・２００８年７月１０日８：３５頃より発生した政府共用証明書検証サーバの検証に時間がかかる場合やタイムアウト等により検証に失敗する等の事象については、１４：２５頃に復旧しました。

・２００８年７月１０日８：００頃より日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ１に係る認証局が障害によりサービス停止をしていたため、同認証局から発行された証明書の検証ができませんでしたが、１６：３５頃、同認証局のサービスが復旧し、１８：２０から同認証局が発行した証明書の検証を再開しました。

オンライン申請システムの不具合解消

法務省オンライン申請システムの新着情報
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

【お知らせ】オンライン申請システムの一部手続きの不具合の解消について
ブリッジ認証局の動作が不安定な状態は、１４時２５分ころに復旧いたしました。これに伴い、不動産及び商業・法人登記の登記申請（登記事項証明書の送付請求を除く。）及び電子公証申請など署名検証が必要な手続に及んでいた影響も解消しました。
なお、ブリッジ認証局によると、日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ１に係る認証局から発行された証明書の検証はできない状態が継続しているとのことですので、御留意願います。詳細は政府認証基盤（ＧＰＫＩ）のホームページ（https://www.gpki.go.jp/）を御参照ください。

https://www.gpki.go.jp/
障害のお知らせ
・2008年7月10日 8:35頃より発生した政府共用証明書検証サーバの検証に時間がかかる場合やタイムアウト等により検証に失敗する等の事象については、14:25頃に復旧しました。
・2008年7月10日 8:00頃より日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ１に係る認証局が障害によりサービス停止をしているため、日本商工会議所のビジネス認証サービスタイプ１に係る認証局から発行された証明書の検証ができません。復旧の見込みは未定とのことです。

オンライン申請システムの不具合

平成２０年７月１０日の不具合は、法務省のシステムではなく、ブリッジ認証局側の動作が不安定になっているため、署名検証が必要な手続について、署名検証の処理に時間を要し、デジタル署名後に送信実行をした際にエラーが発生するといった影響が生じているようである。
その結果、登記所で受付けされた申請情報の処理も出来ないようである。


法務省オンライン申請システム（新着情報）
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

（平成２０年７月１０日)
【お知らせ】オンライン申請システムの一部手続きの不具合の状況について
本日、ブリッジ認証局側の動作が不安定になっているため、午前８時３６分ころから、当省のオンライン申請システムが取り扱う不動産及び商業・法人登記の登記申請（登記事項証明書の送付請求を除く。）及び電子公証申請など署名検証が必要な手続につきまして、署名検証の処理に時間を要し、デジタル署名後に送信実行をした際にエラーが発生するといった影響が生じています。
現在、ブリッジ認証局において対応を急いでいるところであり、対応状況については政府認証基盤（ＧＰＫＩ）のホームページ（https://www.gpki.go.jp/）にも掲載されております。

法務省オンライン申請システムの新着情報

法務省オンライン申請システムのログイン画面
https://shinsei1.moj.go.jp/rcvpkg/default_moj.html

【重要】緊急のお知らせ
現在，法務省オンライン申請システムに関係した不具合が発生しています。
詳細は，随時，当システムの「新着情報」においてお知らせいたしますので，お手数をおかけしますが，ログインされる前にご確認願います。
※　このお知らせは，新着情報の掲載前に掲載する場合がありますことをご承知おき願います。（平成２０年７月１０日）　


法務省オンライン申請システム（新着情報）
http://shinsei.moj.go.jp/new/new_top.html

（平成２０年７月１０日)
【お知らせ】オンライン申請システムの一部手続きの不具合について
本日、不動産及び商業・法人登記の登記申請（登記事項証明書の送付請求を除く。）及び電子公証申請など署名検証が必要な手続につきまして、８時３６分ころから断続的に受付できない状況が発生しております。
詳細は現在調査中です。利用者の皆様には御迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。

（平成２０年７月１０日)
【お知らせ】オンライン申請システムの一部手続きの不具合の状況について
本日、ブリッジ認証局側の動作が不安定になっているため、午前８時３６分ころから、当省のオンライン申請システムが取り扱う不動産及び商業・法人登記の登記申請（登記事項証明書の送付請求を除く。）及び電子公証申請など署名検証が必要な手続につきまして、署名検証の処理に時間を要し、デジタル署名後に送信実行をした際にエラーが発生するといった影響が生じています。
現在、ブリッジ認証局において対応を急いでいるところであり、対応状況については政府認証基盤（ＧＰＫＩ）のホームページ（https://www.gpki.go.jp/）にも掲載されておりますが、随時本欄でもお知らせいたします。
利用者の皆様には御迷惑をおかけしておりますことをお詫び申し上げます。


政府認証基盤（ＧＰＫＩ）　https://www.gpki.go.jp/

障害のお知らせ
２００８年７月１０日８：３５頃より、政府共用証明書検証サーバの障害により、検証に時間がかかる場合やタイムアウトにより検証に失敗する等の現象が発生しております。
ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、対応中ですのでお待ち下さい。

「オンライン申請マニュアル」が出版されます

平成２０年８月上旬、司法書士鈴木一也さんの「オンライン申請マニュアル」が出版されます。
「申請書作成支援ソフト」のバージョンアップに対応した最新版です。

定価　５，４６０円（税込）　送料　１冊に付き５００円

平成２０年７月３１日までに申込の場合は、特別価格４，９３５円（税込）
１０冊以上まとめて注文した場合、送料は無料

パンフレット　内容見本　注文書

法務省提供の手引書では書かれていない部分まで細かく解説されておりますので、
購入されるようお勧めします。