靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

三つの創造

2012-01-12 01:07:07 | 思うに
”All things are created twice” 「全てのものは二度創造される」という言葉を聞いたことがある。

一度目は心の中での創造。
二度目は現実的な身体を用いての創造。

手を用い言葉に落として書き出すことは二度目の創造の初めの一歩。
自身にとっては「全てのものは三度創造される」と言ってもしっくりとくる。

一度目、心の中
二度目、書き出す
三度目、実行

一度目二度目の、思い、書き出すことで終わった気になってしまうことがある。

三度目の創造、身体を用いた創造、それは時には頭で想像していた何倍以上もの時間や労力を地道にこつこつと費やす必要がある。頭で描いた創造と現実的な創造がうまくかみ合わないこともある。三の実行を通しまた一度目二度目に戻り再構築し、また実行に向かい、そんな繰り返しを続けることで創造がより確固としたものになっていく。

若い頃を振り返ると、一の心の創造ばかり肥大、もしくは一と二の心や書き出し整理をすっとばしやみくもな三の実行のみ、だったり。何ともちぐはぐしていた。といって今しっくりとうまく合わさっているかというと、昔よりはということなのだけれど。

一度目二度目の創造で頭の筋肉はストレッチするけれど身体の筋肉は全くストレッチしないまま。三つの創造、筋肉のように使い鍛えていけば徐々に育っていくのだと感じている。

家族のブループリント

2012-01-12 01:01:04 | 子育てノート
目的地をブループリントを描く。

設計図がなければ建物は建てられない、砂漠へ行くのか北極へ行くのかで旅の準備も全く違ってくる、車のエンジンをかけ目的地が決まっていなければ右か左どちらに発進させればいいのかさえわからない。

目的地があるから、寄り道も楽しめる。設計図があるからこそ、そこからはずれたSerendipity(嬉しい驚き:日本語では「何かを探しているときに、探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能」とウキペディアにあるけれど、英語では「才能」というより「現象」という意味で用いられているよう。元々はペルシアのフェアリーテールに出てくる言葉を英語に訳したもの。)にも出会える。



家族のミッション・ステイトメントを作ろうとしている。家族の目的・ブループリントのようなもの。じっくり時間をかけ、全員参加で。

深く潜り紡ぎ出される言葉を並べて。それは実はとてもシンプルな言葉なのかもしれない。互いを助け、互いの可能性を信じ、無条件に愛し合い、共に成長し、といったような。

まずは家族で実践すること。家族は世界への理想を現実に下ろし身体化することを学ぶ場なのだと思っている。


もうそれはそこまで

2012-01-12 00:57:37 | レゴリーグ
レゴリーグ、チームのプロジェクト・テーマ「アラスカの貝毒」についてのパンフレットの最終原稿チェックする友人J。隣で表裏どうプリントしたらいいかと試す私。Jがパンフレットから顔をあげて言う。

「周りの大人がどこまで手を入れるべきなんだろうね。本当は子どもが全部するべきなのだと思うわ。大人がいじくりまわして、もうそこに子どもはいなくなる。そんな作品、本当色々なコンテストで見てきたわ」

時間がせまってくるとついあれもこれもと手伝い始めようとする自身がいる。大人だけでやってしまった方が随分と楽だし早いし。アイデアやプログラミングやロボットデザインや、根幹のところは常に子ども達だけれど。

パンフレット、上の子達が学校へ行ってる間に何件か店を周って貼らせてもらおうと思っていたけれど、車を運転して連れて行くとこまでしてあとは自分たちで頼んで貼らせることに。

時間がないのだけれど、子ども達でできるはずのことが時間切れでできないのなら、もうそれはそこまでということなのだろう。終わった時に周りの助けに感謝しながらも「自分たちでしたんだ」という達成感を感じられるように。

学ぶということにフォーカス

2012-01-12 00:55:57 | 子育てノート
成績でなく、学ぶということにフォーカスしていく。

何を学んでいるか、トピックについて興味をもち共に調べ、ディスカッションし、体験し、自分なりにまとめさせたり、より枝葉を広げてみたり。

そんなこんなしていれば、成績なんてものは自然とついてくる。

時間とエネルギーを要するので、なかなか思うようにはいかないのだけれど。

ついつい成績チェックで終わってしまう自身へ。

レゴリーグ、劇撮影

2012-01-12 00:55:22 | レゴリーグ
レゴリーグ・「アラスカの貝毒」についてのプロジェクト、学んできたことをコミュニティとシェアするためにどうしたら?パンフレットを配る、プレゼンテーションして周る、の他に劇をユーチューブに載せよう、ということに。

チームメート父、撮影。

毒の貝食べて、


倒れる。


そして病院。


チームがかけつけ貝毒について説明、というシンプルストーリー。


ガレージにベット出現。楽しんでます。(笑)