Kオジサンの新・山歩きの記

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「自然を楽しむ山歩き」講座 (3)  金 華 山 (328.8m) 鷹 巣 山 (232m)

2016-05-20 23:46:50 | 「自然を楽しむ山歩き」講座 

今日は「自然を楽しむ山歩き」の第3回です。第1回は開講式と座学でして、第2回は各務原アルプスの明王山を歩きました。この回は、北海道旅行のため欠席しました。そして、今回は第3回の開催です。
今回の山は岐阜市の金華山と鷹巣山です。岩戸公園から七曲峠に登り七曲り登山道を降りてから、岐阜公園に向かいます。その後は瞑想の小径で岐阜城を目指しました。東坂コースを下り、妙見峠から鷹巣山に登った後に岩度公園に戻るコースを歩きました。
初夏のような陽気の中を歩きました。金華山と言うと、春にツブラジイの花が有名ですが、若干、花の最盛期は過ぎていました。

講師は中学校で教員をしていた廣江先生です。
現地で詳しく解説が有りました。


集合場所は岩戸公園となっていました。
岩戸公園の奥の駐車場に行っても、満車だと思い、手前の駐車所で停めました。
この場所は路線バスの駐車場だと言う程度に思っていました。
でね現地に着いたら、バスがターンする場所の他、余地が充分有りました。
それに、この岩戸公園へ来る途中にラブホテルが2軒有りました。ところが、ホテルが無くなり。アパートが建っていました。と言う事は、いかに岩戸公園に通っていないかと言う事です。
この場所が大きな駐車場所だと言う事やホテルが無くなってしまっている。
認識が足りませんでした。




駐車場にはトイレが完備していました。
丁度、トイレ清掃が済んだ所でした。
集まる場所に向かう途中、掃除道具を手にした男性とすれ違いました。
恐らく、奥に有るボックストイレを掃除してきたのでしょう。
あのトイレを掃除した人ですかと、男性に言葉をかけたら、そうだと応えました。
それで、礼を申しました。
このような方が居るから気分良く、トイレを使うことが出来ます。汚さないようにしたいものです。




私が、集合場所に着きましたら、一番最後でした。
でも、8時57分で遅刻では有りませんでした。
皆さん。集合するのが早いです。
山を歩くので、準備運動して歩き始めます。



歩き始め。
ドライブウェーを歩きます。




アスファルトの道から地道に変わりました。




ツブラジイの説明をする廣江先生。
ツブラジイの特徴は板根です。土壌が浅いので、こう言う根になるのだそうです。ツブラジイは南方系の木でネパールや中国の雲南省からの流れがあると有ると話されました。
このような板根の木で、西表島にサキシマスオウが有るといわれました。サキシマスオウを西表島に行った時に見た事が有ります。仲間川を船で遡って行った時、巨大なサキシマスオウを見ました。
こうして、話を聞いたことと自分が見聞した事が結びつく事が面白いです。




ドライブウェーまで歩いてきました。
ツブラジイを指して説明をする廣江先生。




ツブラジイの花。
ツブラジイは同じ木に咲きますが、雄花と雌花に分かれているのだそうです。
ウメやモモは同じ木の花で、雄しべと雌しべが一緒になった木です。ツブラジイのように雄花と雌花に分かれている木は、どう言う木だろう。原始的な木なのだろうか。




金華山の地質について説明しています。
この辺りの場所は、海底だったところが地表に出てきています。




七曲峠を越えて七曲りコースを岐阜公園に向かって下りていきます。
途中で出会ったのは小学生たちのグループでした。
ミンナ、「コンニチワ」と元気に挨拶してくれる。
引率している先生に聞きましたら、岐阜市の徹明小学校の児童で、全校登山でした。子供たちは120名ほどが来ていると話しました。大きい子、小さい子が混じって居ます。縦のグループにしているのでしょう。
水筒を持たない軽装です。下山して学校で給食となるのでしょう。




ツブラジイを指して説明しています。
金華山にはツブラジイやアラカシと言う照葉樹が多いと言っていました。





七曲りコースを下山してきたら、別の小学生たちとすれ違いました。
この子たちは岐阜市の明郷小学校の児童でした。こちらの学校の児童はザックを背負っています。山頂でお昼とするのでしょう。




岐阜公園の噴水の女神像です。
公園の中を通っていきます。





公園の中の木です。
イスノキと、名札が下がっています。




イスノキの葉です。
葉に瘤ができて居ますが、瘤の中にムシの幼虫が居て、成長して出てくるそうです。




上に、小さく見える岐阜城です。
岐阜城を目指して登ります。




岐阜城へは瞑想の道コースで向かいます。
今日のKオジサンの後ろ姿です。




瞑想の小道でも、この辺りは歩き易いです。




大杉を説明する廣江先生。
太い巨木で、珍しいそうでした。




休憩場所へ来ました。
北側の眺望が開け、長良川が下に見えます。
下からサッカーの応援なのか、応援団のような声が聞こえます。
県営グランドでもで、やって居るのだろうか。
声はするが姿は見えませんでした。




かなり、キツイ登りを登ってきました。
もうすぐ岐阜城です。





観測所の手前。
セッコクが木のくっ付いて咲いています。




このように、木に寄生しています。




セッコクをアップで。




岐阜城の広場へ着きました。
多くの人が登りに訪れています。
互いに名で呼んでいました。
毎日来るような人達。
顔馴染みなのでしょう。





広場から見える南方。
今日は、モヤが係り、遠方の眺望が利きません。




ランチタイムをとった後、下山を始めます。




この木はタブの木だそうでした。
何本も木があり、どの木がタブの木だか、判り難かったです。




エノキです。
かつては、塚に植えられている事が多かったです。




金華山の三角点を訪ねます。




展望台に来ました。
下界について、説明する廣江先生。




最盛期は過ぎましたが、ツブラジイがブロッコリーのような形で見えます。




東坂のコースを下って行きます。




ツブラジイの木です。




妙見峠まで下りてきました。
ここで、小休止です。
山に再び登ることとなりますが、仕事で電話がかかって来た人や次の山に登るのがキツイ人は鷹巣山に向かわず、岩戸公園に向かいました。



少し、休憩してから鷹巣山へ向かいます。
急な登りとなっています。





鷹巣山から見える南方方面です。
右から左へ続く太い線。
東海道線の高架です。
列車が走って行くのが見えました。




鷹巣山から下山します。




先ほどの岐阜城が小さく見えます。




急な下り坂を下山していきます。




朝の集合場所だった岩戸公園まで戻ってきました。
ここで、挨拶をして解散となりました。




感想
自然を楽しむ山歩きと、タイトルに有るようにツブラジイを愛でながら歩く事が出来ました。色々と、知らないことを教えて貰える事が面白いです。岐阜城の手前ではセッコクを見る事が出来たのも、ラッキーでした。金華山へ何度も登りに来ていましたが、
セッコクが有る事を知らなかったのです。
大岩不動のセッコクを見に出かけた事が有ります。
http://blog.goo.ne.jp/gifu2212/e/ba12e8bdec2d7f0e408315079421ed8b
今なら咲いているでしょう。



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