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旅人気分で歩く中山道  中山道往来(ウオーク) 細久手宿から御嶽宿へ  

2023-11-04 23:17:38 | 岳友 タンネの会

美濃の中山道には17の宿場が有ります。その中で東濃には大井宿、大湫宿、細久手宿、御嶽宿、伏見宿などの宿場が並んでいます。細久手宿から御嶽宿にかけてのコースを中山道往来(ウオーク)と言うイベントで、瑞浪市と御嵩町が共催で取組んでいます。
そのイベントに参加しました。
JR瑞浪駅から細久手宿に向かうバスが用意されており、細久手の公民館に向いました。細久手宿をスタートし御嶽宿まで旧中山道を秋のウオーク日和の中、5人の仲間で楽しみながら歩くことが出来ました。



中山道往来(ウオーク)のチラシです。




主催者から渡されたパンフ。
表側にスタンプラリーのスタンプを押す欄がついていました。



瑞浪駅の北側広場。
バスが待機しています。
このバスでスタート地点である細久手公民館に向います。



バスの車窓から。
もう、歩き始めている人たち。
歩き始めている人たちが何人も見かけると、早く歩きたいと言う気持ちが高ぶってきます。



外国人がグループで参加していました。
甲冑姿の人は関ヶ原の合戦で手柄を立てた可児才蔵と言う人物に扮しての参加です。
この男性。
昨年も見かけました。



ここから出発ですが、日吉町まちづくり推進協議会の取組です。揃いのエプロンの人たちが五平餅を焼いていました。
小腹が空いた時間です。
1本買い求めましたが150円と安価でした。
味噌のタレの味。
美味しかったです。



(09:28)
細久手宿の大黒屋旅館
昔の旅籠の雰囲気が有ります。





歩き始めです。
旧中山道を歩きます。
木々が、若干色づいて来ています。



路傍で咲いていた花です。
ツリガネニンジンだと思います。




砂利道の旧中山道を歩きます。
旧街道らしい雰囲気を感じます。
横に中山道往来(ウオーク)の幟旗が立っています。



(10:17)
鴨之巣の一里塚
へ来ました。
この一里塚。街道の両側に塚が残っており、このような一里塚は珍しいです。
塚の頭頂部に榎か松か、木が植えて有ります。





ここには茶店のような休憩所が有りました。
今回のために設置したのでしょう。
テントなのですが、屋根を葦簀で覆い茶店らしい雰囲気を出しています。
この場所は瑞浪市の西端で数分歩くと御嵩町となりました。



着物姿の女の子。
お団子とお茶を勧めてくれました。
地元の女子中学生のボランティア活動なのでしょう。



こちらは男子中学生。
男子中学生はハッピ姿で、往来を行き来する人にお菓子を勧めていました。
このようなイベントに中学生を入れて活動する。
良いことだと思います。



短く刈り込まれた草の道。
坂道を下って行くのですが、歩き易かったです。
逆にここを登るとなると難儀するだろうなと思いました。



民家の軒先。
植木鉢で菊を育てています。



コスモスが咲いていました。



津橋公民館の前です。
お接待のテントが出ています。



お茶のおもてなし。
寄ってお茶の接待を受けました。
その時は気が付かなかったのですが、舳五山茶(へごやまちゃ) 上之郷中学校と書かれています。
中学生が茶摘み体験をしたのだろうか。

検索してみたら、
昭和30年から代々引き継がれてきた茶園で、上之郷中学校の生徒と地域の皆さんが一緒に栽培している無農薬の緑茶です。お茶の甘みと香りをお楽しみください。   と有りました。




アスファルト道路。そしてスチール製の雨戸。
旧街道沿いの家屋です。
形は変わっても、懐かしい昔の景色が有ります。



砂利道の坂を登ります。



(11:22)
御殿場
まで来ました。
階段が有りますが、この先。休憩できる場所が有ります。



階段を登ってきました。
あづま屋が有ります。
ここでランチタイムにしました。
お昼を取るのは御殿場の場所が良いと思っていました。
同じように考えたのは私だけでは無かったです。
ここは小高い場所で帳簿が良い所ですが、木々が延びてきていました。



中山道から少し外れたカフェです。
La Province。
美味しいケーキが味わえると言う事で遠くからも訪れる人が有るお店。
中山道から外れて店の前に行って見ました。
満員で外にお客が待っているような状態でした。



一呑み清水の手前の民家です。
ここでは、コーヒーや抹茶。ジュースのおもてなしが有りました。
私はぜんざいを戴きました。焼いた餅が入っていて素朴だと思いました。
軒から吊るされた干し柿が風情を感じさせます。




ぜんざいです。



外国人のハイカーたち。
この人たち。
出発地点に居た人たちです。
何処から来たのかと聞いたら、オーストラリアからだと応えました。
一呑み清水の手前の民家前で少女がオカリナを演奏していまして、曲が終わった時、拍手していました。




いろは茶屋の前です。
テントを設置して開いています。アソコでもおもてなしが有ります。




中山道御嶽宿のガイドグループ。
中山道案内人「偲歴会」は、御嵩町の観光ボランティアガイドで、揃いのハッピで活動していました。
私は、ここで飴玉を戴きました。



謡坂の石畳みです。




復元された石畳だが、丸い石で苔が生えているモノは江戸時代の石だと聞いた事が有ります。




耳神社に来ました。
ここにスタンプポイントが有ります。
列に並びスタンプを押します。

耳神社。
珍しい耳のお宮さんです。




黒い服の女性が立っている分岐。
本来なら右に進むところなのですが、スズメバチが出たと言う事で迂回するよう勧められました。
右に行くと牛の鼻欠け坂に向います。




カカシが立っていました。
前を歩くオーストラリア人が撮っていましたので私も撮影しました。
外国人の目からすると、このような物でも珍しいのでしょう。





旧国道21号線へ出てきました。
この場所。和泉式部廟所を過ぎた辺りです。
前を歩くのがオーストラリア人グループです。
12名のオーストラリア人を日本人ガイドが引率していました。
東京の観光を終えてこちらに来た。この後は京都に向かうと話していました。
外国人がガイドに引率されて歩くのは、普通なら馬籠宿から妻籠宿の間だったり鳥居峠だったりします。

ガイドに引率されてのウオーキングです。
何処でこのイベントを知ったのか、聞き漏らしましたが、上っ面だけのウオーキングでなく、住民との触れ合う機会の有るウオーキングを楽しんでいました。



中山道を歩くオーストラリア人たち。
先頭を歩くのが日本人ガイドです。



(13:45)
名鉄の御嵩駅まで来ました。






ゴールです。
御嶽宿さんさん広場に到着です。
良く歩きました。


最後に
中山道の旧街道歩きでした。
街道歩きでは早く歩けば、見落としてしまう事が有ります。
津橋公民館の前でお茶のお接待が有りました。歩いた時に見落としたのが舳五山茶(へごやまちゃ) 上之郷中学校の表示です。後から気が付きました。
あの時、シッカリ見てくれば良かったと言う気がします。
鴨之巣の一里塚の茶店でお接待に当たっていた中学生たち。お世話様でした。
こういう機会に中学生を巻き込んでと、企画した人。
良い企画だと思いました。
各所でのおもてなし。有難うございました。


この中山道往来(ウオーク)。2016年11月05日に歩きました。
ウオーキング 中山道 往来(ウオーク)   石畳を歩けば、江戸時代の旅人気分 - Kオジサンの新・山歩きの記 (goo.ne.jp)
そして、2022年11月05日にも歩きました。この時はカミさんも一緒に歩きました。
ウオーキング 中山道 往来(ウオーク)   石畳を歩けば、江戸時代の旅人気分 - Kオジサンの新・山歩きの記 (goo.ne.jp)


初めて参加した2016年、瑞浪駅から細久手宿へ向かった時は御嵩町役場のマイクロバスでした。そして昨年は観光バスに変わっていました。今年は路線バスでした。30分程の乗車時間。別に観光バスで有る必要はない。余分な所に金を掛ける必要は無いと思います。
鴨之巣の一里塚の茶店。初めての時は無かったのです。2022年の時は有りましたが、ヒッソリとしていました。そして今年は中学生のボランティア活動が有り、賑わっていました。
近年、コロナ禍で上手く活動が出来なかった時が有ったのでしよう。何度も会議を重ねて良い物にして行こうと言う姿勢が想像できます。
楽しく旧街道を歩くことが出来ました。
これからも続けて行って欲しいと思います。


 

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