Kオジサンの新・山歩きの記

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渥美半島の山  衣笠山(278.5m)  滝頭山(193m)

2023-02-12 23:48:35 | 岳友 タンネの会

岳友タンネの会の例会です。今の時期、温暖な渥美半島の山なら降雪が有ったりしないと思い企画しました。それに往復を列車で移動するようにしました。そのような場合にお値打ちに使えるのが青空フリーパスです。
コースタイム: 滝頭公園 9:45 → 衣笠山登山口 9:53 → 松尾岩10:20 → 
衣笠山頂 10:31~10:41 → 桟敷岩 10:43~10:51 → 
自然歩道、遊歩道分岐(昼食)11:05~11:35
 → 仁崎峠 11:47 → 滝頭山頂12:07~12:17
 → 恐竜の背 12:25~12:28 → 砂防ダム12:38
 → 赤松山12:57 → 扇原13:03 → 
 床十山13:19 →  稲荷山13:23 → 稲荷社 13:26
 → 三河田原駅 13:58



GPS軌跡図です。
タクシーで滝頭公園へ着いた後、衣笠山の登山口に向いました。そこから逆時計回りに歩きました。
衣笠山山頂から桟敷岩へ。遊歩道の分岐点で昼食。そして仁崎峠。滝頭山山頂から恐竜の背へ。そして衣笠自然歩道を歩き稲荷に向いました。下山後は徒歩で三河田原駅に向いました。



今回、使用した青空フリーパスです。
表示のゾーン内なら乗り放題です。東海道線の東端は二川駅となっていますが、二川から浜松までの乗車券を買えば浜松まで乗れ、ゾーンの外までも行けます。
私たちの町。各務原から豊橋までは1,980円で、往復すると3,960円となりますが、青空フリーパスなら2,620円で1,340円お得です。
名鉄電車と比較すると名電各務原から豊橋までは1,590円で往復は3,180円です。名鉄の方が格安です。でも、青空フリーパスを使えば少しだけおトクです。



JR豊橋駅から乗換えました。新豊橋駅です。
三河田原行の電車が1番ホームで待っています。
この電車「椿」という列車でした。豊橋鉄道渥美線は単線で、駅で反対方向の列車とすれ違っていました。それぞれの列車に「ひまわり」「ばら」「桜」「菜の花」と言った花の名の電車が揃っています。何れの車輛も3両編成となっていて三河田原寄りの車輛はサイクルトレインとなっていて車内に自転車を持ちこむことが許されていました。
田原市内から自転車で来て、豊橋市内を自転車で走ることが出来ます。豊橋鉄道が利用者の利便を図っている表れでしょう。このような電車。養老鉄道でも見かけました。中小私鉄の努力が見えます。



車窓から見えたキャベツ畑。キャベツを収穫していました。
豊橋市から田原市にかけての畑はキャベツの大生産地です。このようにキャベツを生産できるのは豊川用水のおかげです。豊川の水を農業用水で用いて豊橋市南部や田原市が大農業生産地となりました。半島の先へ行くと電照菊の生産が盛んです。



23.02.21。
イオンの食料品売り場でキャベツを見かけました。
渥美半島」の文字に眼が行ったのです。渥美半島、そしてJAみなみと載っています。
ランクは「」。8はダンボールに入っている数です。大きい数字になれば小さいキャベツで、大きいキャベツは小さい数字です。
1コが98円は安いです。

電車の車窓から見えた収穫風景。
果物ではないので、キャベツは選果場とは言わないかもしれませんが、選別する場所に持ちこまれてダンボールに詰めるのでしょう。

あの時、見たキャベツがこのキャベツである可能性は低いですが、全く無しとは言い切れません。
収穫されたキャベツがどのようなルートを通って、ここに来たのか興味があります。



車内を廻る若い車掌さんです。
私たちは山歩きの姿をしていました。衣笠山に登ると言う、自分も衣笠山へ登る事が有ると話してくれました。
車掌さんと言葉を交わし、親近感がわきました。



三河田原駅に着きました。タクシーレーンで2台待機しています。タクシーベイには4台ほどが停まっていました。
ここ、三河田原駅は田原市の玄関となる場所です。駅前に交番やトイレが整っていました。それらも、まだ、新しい様に見えました。新しい市が誕生し市の顔として駅を整備したのでしょう。
前のタクシーが渥美交通で後ろは豊鉄タクシーです。
三河田原駅から滝頭公園へ向かいました。



滝頭公園へ着いた後、準備をして歩き始めました。
遊歩道入口の標識が立っていますが、衣笠山への道がここからです。
遊歩道となる様に歩き易い道でしたが、途中からは急な道となりました。



衣笠山登山口に設置して有った案内図です。



遊歩道にツバキの花が落ちていました。



遊歩道から衣笠山への分岐に設置して有った手作り案内図です。



衣笠山の山頂に来ました。
展望台が設置して有ります。展望台からは三河湾の豊橋港は勿論、対岸の蒲郡。西浦か片原か、そんな方向も望めました。
南側の太平洋も望めました。
それに、ここに居た男性が昨日は富士山が見えたと話してくれました。
小さくても富士山が見れるのは良いなと思います。




展望台から眺めた太平洋側です。



展望台からの三河湾側の眺望です。
何本も見える風力発電の風車。回っていなかったのです。風が無かったのだろうか。
中央に見える船。したが黒く上が白い船。自動車運搬船です。
三河港に海外から車を輸入していると報じているニュースを見た事が有ります。
あの船。ドイツから車を持ってきたのでしょう。
他の角度では白い帆のヨットも見えました。
色々の角度で景色が見えるのが面白いです。



衣笠山頂から桟敷岩へ来ました。
ここは桟敷岩の上です。
広い三河湾。遠くに篠島や渥美火力発電所が見えます。



雲行きが悪く雨がパラパラしました。
それで、自然歩道と遊歩道が分岐する場所で昼食にしました。
遊歩道沿いは、木が伸びていて眺望が悪かったのですが、1ヶ所望める所が有りました。
枝の先に見えるのが表浜です。




昼食の後、歩き始めました。
仁崎峠へ向かう急な坂道でした。



仁崎峠を経由して滝頭山の山頂に着きました。
丸太を切った山頂の表示が有りました。



岩が露出した恐竜の背です。



急な下りの道です。



左は登って来た衣笠山の方角です。
恐竜の背の手前で、衣笠山の展望台で出会った男性に再び出会いました。
男性はコースを先導してくれ、この辺りの解説もしてくれました。
春になるとドウダンツツジの花が綺麗だと話していました。
この後、男性は扇平まで案内してくれました。



衣笠自然歩道を歩いています。
丸太を使った階段が整備して有ります。



衣笠自然歩道の終点です。



衣笠自然歩道を東に向って歩いて来て突当りです。
この後、南側に下山しました。



下山してきたところにお稲荷さん、そして立派な建物の金毘羅神社が有りました。
梅が咲いている所に手作り風の案内図が設置して有りました。
何本かの梅の木。花が咲きだしています。
山小屋風の木楽荘も有りました。
前の方を歩いていた人が、小屋の前に居た男性と言葉を交わしていました。




稲荷社側に設置して有った手作り風の案内図です。



右はカクレミノ。左はウバメガシです。
カクレミノは衣笠山に登る時に何本も見かけました。
ウバメガシは滝頭山からの衣笠自然歩道を歩いていて目にしました。
いずれも暖地系の低木なのでしょう。このような樹木で構成される渥美半島は暖かい半島であると証明しています。
なお、ウバメガシは備長炭に向いているとネットに書いてありました。



三河田原駅に戻ってきました。
ここから電車で豊橋に向かいます。
電車が15分毎に出ていました。
この時間。14時17分発の列車に乗れました。




帰路。
東海道線の列車内です。
まだ、ラッシュの時間の前で車内は混雑していませんでした。



列車の先頭車両。
運転席です。
運行表で列車の時間を表示しています。
大垣行を表しその下は列車番号。8は8両編成を表し120は最高速度を示しています。
右はスピードメーターで110キロを超える速度で走行しています。





最後に
今回の企画。渥美半島へ出かけました。今の時期、渥美半島なら雪の心配が無いと思って企画しました。
今回は列車を使った山行でした。列車を使った山行ですと、山歩きプラス小旅行的な気分に浸ることが出来ます。
衣笠山の展望台で出会った男性。この男性に滝頭山を過ぎた辺りで再度出会いました。
そして「恐竜の背」や「たらめ新道」・「どうだん回廊」を案内して貰いました。地元の人だのだったのでしょう。案内して貰えて有り難かったです。
衣笠山の山頂から見えた表浜である太平洋。そして内海の三河湾も見渡せました。視界が良いと富士山が見えるようです。それも空気が澄んだ冬季だから見れるのではなかろうか。
温暖の地の山行を楽しむことが出来ました。












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