Kオジサンの新・山歩きの記

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県境の草原を行く    横川山 (1,620.3m) 南沢山 (1,564m)

2016-05-14 23:15:13 | 岳友 タンネの会

この度、「岳友タンネの会」と言う山の愛好者で結成した会に加えて戴きました。タンネの会は結成して、もう30年が経つと言う歴史ある山の会です。4半期ごとに行く山の計画を立てて行動に移して居ます。去る3月、会の雰囲気を知りたいと思い、どのように進めているかと例会に伺いました。会の計画を、私の行きたい山と照らし合わせ、選択しましたが、天候が悪かったり、中止となったりしまして参加する機会が有りませんでした。この度は「会」に飛び込み、今後は一緒させてもらうのを決心しました。そして、一緒に登る機会を持つ事が出来ました。


今回のリーダー。坪根さんから戴いたルート概略です。
このコースはこれまでに歩いたことのあるコースです。今回、このコースを辿ってみて、ふるさと自然園の受付から直進した場所に登山口があることを知りました。自然園から登る沢コースと自然園の管理道路を左に曲がり、南下して駐車場から登る尾根コースが有ります。これまでに、ここから登っていましたが、周遊道分岐に朽ちた案内図が倒れていて、ふるさと遊歩道で周回できることが判りました。



2台の車に分乗して、登山口に到着しました。
各務原から、ここまで走って着ましたが、お互いの車を気にかけることは事故に繋がる恐れがあるので、フリーに走行し、ここ登山口に集結しました。
登る準備を済ませ、これから山に入ります。




南沢山への登山口です。
この場所から山に入ります。
新しい案内標識が設置して有りました。





登り初めです。
新緑の中を歩きます。




今回から参加させて貰った会の名称が、「岳友 タンネの会」と言います。
タンネとは、ドイツ語で樅の木の事だそうです。登る途中で樅の木を見かけました。誰かがタンネの木だと言っていました。この木は会の象徴のような木です。



珍しい根上りの桧を見かけました。
この桧にネジキとサクラが寄生しています。野鳥が飛んできて糞をし、その中に種が入っていたのだろうと言う事でした。




イワカガミ(だと思います)が群生しています。もう、花の時期が過ぎています。葉からはイワウチワかイワカガミ判別し難いです。




ダケカンバの樹皮を手にします。
昨日、北海道へ行っていた時、バスガイドがダケカンバの樹皮をペーパー代わりに使ったと説明してくれました。紙が貴重で有った時代は樹皮を大切に扱ったのでしょう。説明を聞いて来て、こうして実物を目にして、ピンと来ました。




急な登りを、登って行きます。

同じような年代の参加者で共通の話題が多いです。
農作業の話で、イノシシやアライグマが現れて畑を荒らす事が有ると話していました。誰かが言っていたのは近所の人が一晩中ラジオを付けて置き、朝になったらスイッチを切りに行くのだと聴いたそうです。効果が有つたそうだと言っていました。




ユキザサを何本も見かけました。
蕾が有り、じきに咲くことでしょう。




周遊分岐まで上がって来ました。朽ちた案内図が横たわっていました。
この案内図を見て、森の家の方角からも登って来れることを知りました。
東海自然歩道Do!さんが作成した、森の家から登るコースのサイトを見つけました。
http://www.geocities.jp/minasigofati/mt0/tyuo/minam/minam.html
階段が続くコースです。
この案内図が、設置された状態になっていたり、南沢山の山頂の指示標識がしっかりしています。何時頃の時か不明ですが、相当古い時期のようです。




遊歩道なっているように、分岐からは歩き易い道になりました。
右側は巨岩が転がるのを防止するように、木で支えています。実際、このような巨岩が転がりだしたらひとたまりも有りません。このような行為が面白いです。




快適な遊歩道を歩く、今日のKオジサン。
山に登るのは先月、20日以来で久し振りです。
みなさんに遅れないように、順調に登って来る事が出来ました。





反対側から男性が一人登ってきました。
富士見台の有る萬岳荘から来たと話していました。




次に現れたのは美女3人組でした。
彼女たちから、後ろから高校生のグループが来ると教えられました。
南沢山までか、横川までか。
ピストンしたようでした。




まず、高校生のグループの先頭グループとすれ違いです。
女子高校生を先頭グループにしていました。





次は男子高校生のグループです。
どのようなグループなのか聞きましたら、南信地区の高校生の集まりでした。
色々の高校から来て参加しているようでした。
南信ですから伊那高校、飯田高校から来ているのかと聞きましたら、伊那は来ていないと応えました。
教えて貰った校名では風越高校の名が印象に残って居ます。この近くに風越山があります。カゼコシで無くフウエツと言われました。
風越山の名を知っていましたので、フウエツコウコウと言われても、ピンと来ました。
このような若者たちが山に登りだすと、山に登る人の平均年齢が下がることでしょう。




後ろの組です。
リーダーにどれ程の人が参加しているか聞きましたら80名程だそうでした。
彼らは昨夜、富士見台でキャンプをしたと聞きました。




赤いショウジョウバカマを見かけました。
右側は上手く撮れていません。




南沢山に到達です。




南沢山の山頂です。
山頂に標識が設けて有りました。
ここの左側に朽ちた標識が転がっています。
新しい標識を設置する時は、古い標識を撤去して欲しいです。





登って来る途中、何本も指示標識を見かけました。
まだ、当たらしてものです。
誰かが言っていました。
どうせ、設置するのなら、距離を表示すれば良かったと。





南沢山から横川山に向かいます。




マイヅルソウの群生地。
小さな蕾が有ります。





草原を歩きます。
アップダウンが有りまして、向かっていくコースが線となって見えます。




カラマツだと思います。
まだまだ、瑞々しい色をしています。




下って行き、右側に見えるコースへ向かって行きます。




右側の眺望です。
下に中津川が見えます。
画像では見難いですが、笠置山が確認出来ます。
笠置山は、私は参加しませんでしたが、前回に会で出かけた山です。



歩いて来て、小休止。
振り返ると歩いて来たコースが見えます。




やや、急な登りを歩きます。





良い雰囲気のコースです。





最後の登り。
ここを登り切ると山頂です。




お疲れ様でした。
横川山に到着です。
こでランチとします。






山頂から見える南方の眺望です。
あの頂が富士見台です。




こちらは南西の眺望です。
恵那山が見えますが、山頂は雲に隠れています。
富士見台に向かって歩く道が、ハッキリと判ります。




ランチを終えたタイミングです。
私たちの「会員」以外の人も居ましてこれだけの人数が映っています。
下山の準備に掛かります。




山頂から下山を開始しました。
正面に兀岳や夏焼山。そして摺古木山。空気の透明度が低くハッキリとはしませんが、その方角は判ります。
そとて、その左には南木曽岳が見えます




登ってきた登山道です。
こんな急な道を登って来たのだと言う声が聞こえました。




ヒメイチゲを発見です。
来る時には気がつきませんでした。
一人では見つけれなくても、人数が多い事は、目が多いことでして、発見する事が出来ます。




南沢山を通過します。
女性、二人が昼食中でした。
彼女たちは南沢山で引き返すのでしょう。



隊列で下山していきます。




遊歩道と言うくらいの道でして、歩き易い道です。




周遊分岐まで下山して来ました。
森の家まで2.7キロと表示しています。
この指示標識も古くなってきています。





中間点まで、0.5キロの標識。




中間点の標識。

指示標識が何本か、設置して有りますが、古くなっています。

登って行った時、平成27年度「地域発 元気づくり支援金」にて制作と有りました。新しい標識を設けるのならば古い標識は撤去すべきです。その指示標識が山頂までの距離を表示していないので、行程が判りません。
このような結果になるのは設置者が山の知識に乏しく、ただ、単に標識を設置すれば良いというような発想です。中間点や中間点まで0.5キロと表示している古い標識を撤去して新しいもので距離を表示したものにすると良かったでしょう。





緑の中を下山していきます。
周りが緑で、緑色に染まってしまいそうです。




下山道。
木製の階段が整備して有りますが、年数が経ち、老朽化しています。




左のスミレは高い場所で見かけました。
右は登山口の近くで見かけたスミレです。
スミレの品種は判りません。



お疲れ様でした。
登山口まで下りてきました。


感想
このコースを初めて歩いたのは、富士見台をスタートして横川山へ行き、ピストンで戻るコースを辿りました。10年以上前の事です。
そして、12.10.24には神坂神社に車をデポして置いてふるさと自然園から富士見台に向かって縦走しました。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/3ee67f50e886b6618dd4742a373136cd
また、11.10.26にはヘブンス園原からリフトで上がり、ふるさと自然園まで逆コースを縦走した事が有ります。この時は下山口に車をデポして置きました。
今回、同じコースを辿りましたが、周遊分岐から森の家へ下山して行けることを知りませんでした。同じコースを辿って見て、このようなコースがある事を知ったのは新しい発見です。このように新しいコースを知ったりするのは、知識が増すので有り、山の面白さの1つです。

久し振りの山登りでした。
登りは一緒のペースで着いて行けましたが、下りは若干バテました。
新しく会員となり、一緒に行って来る事が出来ました。
エンレイソウやバイケィソウを目にしました。一度登った山でも、異なる時期に、違う人と登るのは、また別の印象が生じて面白いです。
登る途中、集団の高校生とすれ違いました。山で高校生のグループとの出合い。同じような事が川上岳で有りました。その時はすれ違ったので無く、抜き抜かれつしました。山頂で一緒になったか、印象が残っていません。
あの時は岐阜国体に合せて、登山訓練をしていたのです。飛騨神岡高校の山岳部でした。記憶が薄くなっています。国体の結果が、どうだったのか覚えていません。それでも上位だったことは覚えています。学校宛に祝福の手紙を送りました。そして先生から返信を戴きました。










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