Kオジサンの新・山歩きの記

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抜群の眺望の山   音 羽 山 (593.1m)

2018-01-15 23:04:37 | アウトドア

山友のMotaさんが滋賀の音羽山へ行くと言っていました。強引(笑)に一緒させて貰いました。
音羽山は前々から行きたいと思っていた山です。音羽山に登るのなら、登山口と下山口を別、別にして周回したらどうだろうと思いました。Motaさんの計画は、登山口に車を停めてピストンするものでした。緻密に計画されたもので、私が考えた周回となると、車の場所に戻るのに、トボトボと住宅街を歩いて戻るハメになったかもしれません。そんな状況ですので、Motaさんプランに従って良かったと思いました。
山頂からは大津の街が見下ろせました。左に目を転じると山科の街です。その西側には東山。そして京都の街が広がっていました。山科と言えば、確か大石蔵之助が討ち入りに備えていた地だと思います。今はビッシリと家々が集まるこの地域。隠れ住んでいたような面影の場所は残っていないのでしょう。



山頂近くに設置してあった東海自然歩道の案内図です。
東海自然歩道が石山寺から三井寺方面へと繋がっています。
今回は瀬田唐橋に近い国分と言うところから登りました。


国分駐車地

国分の登山口です。
東海自然歩道の標識が有りましたが、目立たない場所に有り、見落としてしまいそうです。
ここへ入ってきて、場所の形状からここが駐車地だろうと停めましたら間違いが無かったです。


三っの池

歩き始めです。
谷からの水を堰き止めて池になっています。
農業用の溜池なのでしょう。
このような池が三箇所有りました。
上池、中池、下池と言った感じです。



谷から谷水が流れて来ます。
護岸壁として整備された道を歩きます。



東海自然歩道の指示標識です。
このような指示標識が何箇所か設置してありました。
カドのようなポイントには必要ですが、過度に設置してある。
そんな感じを受けました。




前方から男性二人が下山して来ました。
お1人は、私たちが登る準備をしていた時に通っていった人です。
お二人とすれ違う時、言葉を交わしました。
目の前をリスが横切って行ったのだそうです。
毎日歩きに来ていると言っていました。
シカやイノシシを目にした事が有ると話しましたので、猪鹿蝶ですねと言いました。


西山路傍休憩地

前方にトイレが見えてきました。
西山路傍休憩地というところです。
路傍休憩地などと、いかにもお役所的な言葉ですねとmotaさんに話し掛けました。




温度計と傘が設置して有ります。
気温が丁度0度を示しています。
傘は誰かが寄贈したものだろうか。


府県境稜線出合へ

京都府と滋賀県の境となる府県境。
階段を登ります。




府県境に到達しました。
ここにはコールポイントで、№3の番号が付いています。
林道の終点が№1でした。
音羽山の山頂近くのコールポイントは№6でした。
要所にコールポイントが配して有ります。





今日のKオジサンの後ろ姿です。
この辺りは日当たりが良く、雪が消えています。



パノラマ台

パノラマ台に来ました。
近江大橋が見えます。
雲の中から頭を出しているのが三上山で、またの名が近江富士です。
今の時期なので枝に葉が無く、視界が保てて居ますが、葉が繁るとパノラマでは無くなってしまいます。




山頂下の休憩地が見えます。
このポイントから右折して、下っていくと逢坂山方面に向かいます。



音羽山山頂

山頂に到着です。
先客がお1人居ました。
丁度、お食事中でした。
お握りを食べ終わるタイミングで、2人の写真のシャッターをお願いしました。

男性と少し、お喋りしました。
彦根から来たと話しました。





大津方面に向かって撮影するMotaさん。





Motaさんが撮影したのと同じ方角です。
琵琶湖の一番下の位置。
大津の街。住宅がビッシリと詰まっています。
左の山は蓬莱山方面です。
画像では判り難いですが、肉眼では琵琶湖大橋が判りました。




山頂から見える西側方面。
横に細く伸びるのが東山です。
この辺り。京都一周トレイルのコースになっています。
左の伏見稲荷から南禅寺にかけて歩いた事が有ります。
遠くに見えるコンモリした山は愛宕山でしょう。





ズームしまして山科区の中心部が見えます。
びわ湖線の線路が続き、白い屋根の場所が山科駅です。
右上の細い緑の帯。
京都御所だと思います。

眺望の面白さ
白いローソクのような京都タワーも見えましたが、上手く撮影していませんでした。
北面には大文字山。その北の方面に蓬莱山が見えました。
山頂からの眺望は、登った山が見えると言うも白さが有ります。




Motaさん提供の京都の画像です。
白いローソクのように見えるのが京都タワーです。その右上の横線はJR嵯峨野線で高架です。タワーの右の大きな屋根は東本願寺と西本願寺でしよう。タワーの左に白い四角が3点見えます。これは京都駅で、プラットホームから自由通路に上がる階段の上屋です。左の白く長いものは新幹線ホームです。
奥の山の手前。横に連なる緑の帯。これは桂川でしょう。
山頂から俯瞰する面白さが有ります。




私たちが食事をしていたら、男性がマウンテンバイクで現れました。
そして、二人目が。続いて三人目が現れました。
3人のマウンテンバイクグループ。
山を登って来る時に自転車の轍の痕を見かけました。
3人を見た時、登る時に見たのはこの人たちの痕だなと思いました。
公道なので誰もが使用して好いのかも知れませんが、自然歩道と銘打って有りますので、マウンテンバイクは控えて欲しいと思いました。
3台のマウンテンバイク。
CANNONOALEと言うメーカーのモノです。前輪がディスクブレーキになっています。調べたら1台が10万以上します。

下山へ

下山を開始して、自然歩道を戻ります。
自然歩道の指示標識に牛尾観音に向かう方向が示して有りました。
本線から斜め右に向かいます。
誰かの手づくりの指示標識ですが、このようなのを設けて貰えて嬉しいです。



牛尾観音

牛尾観音へ下りてきました。
下りて来る時、「ゴーン」と鐘が鳴りました。
この男性が鐘を突いたのでしよう。
男性はスニーカーでしたので、私たちのように山のコースを歩いて来たのでなく、下から上がって来たのだと思いました。




牛尾観音の本堂に向かいます。





本堂の前に設置して有った立て札です。
牛尾山と言う山号ですので牛尾観音と呼ばれるのでしょう。
音羽の地名が清水寺の山号と共通するとあります。清水寺に「音羽の滝」と言う、樋から水が流れる滝が有ります。音羽が共通している事が判りました。




もとの東海自然歩道に戻ります。
途中、高圧線の鉄塔下を通りました。
この時、堅田線。二三と言うプレートです。
何処で発電して何処で消費しているのだろう。




高圧線の鉄塔の南側です。
ず~と高圧電線が伸びて行きます。

パノラマ台

パノラマ台に戻って来ました。
三上山が見えます。
朝は頭を出しているだけでしたが、午後は下まで見えます。
それでも、雲に包まれている。
そんな感じがします。





右が林道で、左が自然歩道です。
指示標識が設置して有ります。


西山路傍休憩地

西山路傍休憩地まで下ってきました。



駐車地へ

お疲れ様でした。
車を停めたところに戻って来ました。




感想
Motaさんの山行に一緒させて貰い、楽しむ事が出来ました。
真冬の時期です。登っていく途中、野鳥の鳴き声が聞こえました。こんな時期でも野鳥が居るのだと感じました。
音羽山は眺望が優れた山です。かつて、登った事が有る山々を望む事が出来て良かったです。
音羽山にピストンで登りましたが、色々のコースが有る山です。山科辺りから登り、膳所に下りてくるなど、色々とコースを考えてみるのも面白いでしよう。
今回、歩いたのは東海自然歩道です。東海自然歩道が整備されて50年程が経っていると思います。階段を木材で整備して有りますが、経年で朽ちて来ているところが各所に有りました。指示標識にしても柱は立っているが方向を示す板が無い状態でした。小さな手作り指示標識が有り難かったです。
自然歩道が傷んで来ています。整備して放置せず、行政が手を掛けるべきだと思います。


一緒したMotaさんのサイトを紹介します。
http://www.katch.ne.jp/~mota/tozan547.html
Motaさんは各地の山に登っている方です。
http://www.katch.ne.jp/~mota/index.html


コメント (2)
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