山歩会で納古山へ行ってきました。
納古山へは何回か登ったことが有ります。それに美濃加茂市側の三和からも登った事が有りますが、登った記憶が薄くなってきています。今回は、中級コースから登り、初心者コースで降りてくると言うものでした。
本当は、山に登る前に事前学習で知って置くべきですが、登って来てから国土地理院の地図を見ました。見ないよりは見たほうがマシという感じです。
納古山は七宗町と川辺町の境に有ります。凸と凹の形。凸が川辺町。凹が七宗町で、凹の字を上下反対にした形です。川辺町部分が北へ出っ張った形となっています。丁度、能登半島のような形をしています。その能登半島が上から押さえつけられ、下からは持ち上げられた形。半島を上下に圧縮したイメージです。半島の手の甲の位置が納古山の場所です。下山して着た初心者コースは両町の境を歩いて来たことが判りました。中級コースに岩場を登る箇所が有ります。それで中級コースとしたのでしょう。
周回して来る事ができる納古山は、改めて、良い山だと思いました。
カメラの画像が表示したコース時間です。
駐車場所(9:26) ― 中級登山口(9:30) ― 5合目天空の岩展望台(10:22) ― 7合目(10:40) ―
中級初心者分岐(10:59) ― 山頂広場(11:08~11:50) ― 中級初心者分岐(11:57) ―
神渕村境石碑(12:29) ― 初心者登山口(12:58) ― 駐車場所(13:15)
林道で、他車の迷惑とならないように駐車しました。
その駐車地近くの指示標識です、
左へ向かうと中級コースで、林道を右に進むと初心者コースの登山口になります。
中級コースの登山口です。
これからスタートします。
登り始めてしばらくして、サワガニを足元で見つけました。
ゆっくりした動きでしたが、葉に隠れました。
沢に架かる丸太橋を渡って行きます。
白い花。
何と言う花か判りません。
大きな3枚の花びら。
丸でミッキーマウスの顔のようです。
岩場を登ります。
進むコースで、〇印がつけて有ります。
登りきったところに木札が下がっています。
眺望の良い場所です。
遠くの山。
水晶山が見えます。山頂のアンテナが確認できます。
地図で見ましたら、七宗町と金山町の境に近い位置でした。
今日のKオジサンの後ろ姿です。
すこし、雨がパラ着きました。
それでザックカバーをかけました。
木の下を登ってますと、雨には当たりませんでしたが、この先。山頂へ付くときには降らないでと思ったのです。
リーダーがトップで巨岩を登って行きます。
岩をよじ登って行くと言う感じです。
登りなので、良いですが、逆に下りとなると、足を何処に掛けて良いかとなります。
このような場所で木に掴まったりして、木が折れると事故になります。
後方から、注して進むよう声を掛けました。
第二展望台のプレート。
7合目と表示しています。
群生した花。
花に詳しい人がママコナだと教えてくれました。
花の形が春の七草ではない、ホトケノザに似ています。
山頂に到達です。
曇り空で眺望が聞きませんが、それでも下界が見渡せました。
蛇行する飛騨川が見えます。
その先が美濃加茂市となります。
山の方位盤が設置して有ります。
空気が澄んでいたら御嶽山が見えるかも知れません。
七宗町が見えます。
右側のラインが国道41号線です。
カーブしていく高山線。
そして、七宗駅。
白い建物は発電所ですが、地図には何発電所か名が付いていません。
ランチタイムを終え、下山にかかりました。
中級コースと初心者コースの分岐です。
下山は初心者コースで下山します。
下山して来て、勾配が緩いところにきました。
字境のコースです。
右は人工林で左は天然林です。
地図で確認しましたら町の境界です。
左が七宗町。右が川辺町です。
村界の石碑です。
明治四十一年十月と刻まれています。
この大きさの石碑。
村人がミコシのようにして、担ぎ上げたのだろうか。
ひっそりと立つ石柱です。
初心者コースを降ってきまして、勾配が緩くなってきました。
林道の終点。
初心者コースの登山口まで降りてきました。
駐車した車の見える所まで来ました。
砂利の林道を歩いてきました。
約15分ですので、1キロほど有ったと思います。
最後に
山から下山して来て、七宗御殿に寄りました。下山してから喫茶店に入ったようなものです。七宗御殿は食事が出来る場所があり、お土産も販売しています。ソフトクリームやパフェを注文する人。人、それぞれです。ワイワイガヤガヤとしたこの雰囲気が好きです。
それぞれのテーブル。3つのグループが出来ました。グループごとの会計です。車代も精算しました。それを取り仕切る人がいる。だから上手く回っていきます。
こう言うところが、この会の良いところだと思いした。
感想
納古山に99年や01年に登りました。随分古い事で記憶が薄くなっています。それに、2011.02.06に美濃加茂の三和から登りました。http://blog.goo.ne.jp/nkataoka1948/e/df802acb2a3089715f6a012d95d27a73
久し振りの納古山を新鮮に感じました。
同じ山でも、違った人と違った時期に登れば、違った印象が残ります。
コレが山登りの面白いところでしょう。