超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

愛は 無力殺しの否定の肯定である

2010-02-10 05:52:44 | Weblog
無力殺しを正当化するのは、愛や慈悲である。

自由や正義、愛や慈悲は、その対偶をやっている。
アメリカは、自由と正義で、戦争と略奪をやっている。
仏教は、慈悲で、死体に群がっている。

    *。
愛や自由は、殺戮と略奪を正当化する武器だ。
愛や自由で、殺人・強盗されると、人は正当防衛が出来ない。

それに従わざるを得ない。

*。
それは対偶等式を知らないからだ。

愛は憎しみと同質に成立する。
愛は苦しみでもある訳だ。

だが愛のバイアスを適当化すると、
一人称衝動と違う仕組みが現れる。

*。
愛を整流し、憎しみを超えることが出来る。

日本人に愛国心は、憎しみと両義であり、同質だ。

    *。
愛と自由は、殺人と強盗を、愛と自由と見せかける装置だ。

人類はまだ対偶恒等式を知らない。
かくしてこの罠を見抜けない。

最も、この罠に落ちた方が、金・官能・感動にありつける。
これが神の罠だ。
これは神がいい人を振るいに掛けるフィルターだ。

*。
愛国心は、殺人と強盗を正当に見せかける装置だ。
愛国心で殺人強盗すると、殺人強盗に見えない。

このトリックを見破るには、対偶恒等式の知恵がないと出来ない。

    *。
愛と自由が、殺人強盗になることは、
言葉の愛と自由が、モノポールであり、
殺人と強盗のダイポールを意識させないからだ。

言語意識と現象意識の違い、
これが対偶恒等式を知らないと、理解できないからだ。

*。
人はこの程度の知恵しか持っていなかった。

言葉はモノポール、現象はダイポール。
現象は言葉で書けない!

言葉は記録するだけで、これで考えると、世界は意味不明となる。

それを民主主義投票で決着する。
出来ないことをやっているのだ!

*。
民主主義は良心良識を解体し、資本主義は物欲を過激に励起した。

この支離滅裂が、現代だ。

言語はモノポール 現象はダイポール

2010-02-10 04:58:56 | Weblog
言語化すると物事は、単極性のモノポールとなる。
現実の現象は、双極性のダイポールである。

端的にいえば、磁石を電気でシミュレーションすることだ。
優しさと残酷は、一体である。
言葉にすると、これが別々の現象となる。

即ち、言葉と現象は、階型が違う。
文章化すると、階型の違いがなくなり、パラドックスとなる。

国家にしても文学にしても、あらゆる人造物は、パラドックスとなる。
即ち、意味がなくなる。
即ち、支離滅裂となる。

人は嘘や妄想の中で、仲間を作って遊んでいた。
これは妄想であるから、これが成立するには、
妄想を共有しない、人や物事を、異物排除する。

これがいじめ殺しであり、人種差別であり、エリートを作った。

   *。
人類はこんなとんでもない世界に生きていた。

目を覚ませ、ゲーデルの声が響く。

*。
言葉と現象は、階型が違う。
同じにすれば、意味のない世界になる。

人類は支離滅裂を生き、ブラウン運動をやっていた。

その中で大切なものは、金・官能・感動であった。
これが成長主義である。

これが自己破壊であることが分かってきた。

*。
成長は自分で自分を壊すことだ。
自分を肯定し、それを否定することだ。

これが建前と本音の捩れだ。
簡潔にいえば、支離滅裂だ。

   *。
人類が、求めるのは安定だ。
支離滅裂を否定することだ。

これは言葉と現象の階型の違いを認識することだ。
そこに現れるのが、安定だ。