超人少年伝説

源氏物語千年 紫式部が突然現れ 紫式部氏思想を書くことになった

言語はモノポール 現象はダイポール

2010-02-10 04:58:56 | Weblog
言語化すると物事は、単極性のモノポールとなる。
現実の現象は、双極性のダイポールである。

端的にいえば、磁石を電気でシミュレーションすることだ。
優しさと残酷は、一体である。
言葉にすると、これが別々の現象となる。

即ち、言葉と現象は、階型が違う。
文章化すると、階型の違いがなくなり、パラドックスとなる。

国家にしても文学にしても、あらゆる人造物は、パラドックスとなる。
即ち、意味がなくなる。
即ち、支離滅裂となる。

人は嘘や妄想の中で、仲間を作って遊んでいた。
これは妄想であるから、これが成立するには、
妄想を共有しない、人や物事を、異物排除する。

これがいじめ殺しであり、人種差別であり、エリートを作った。

   *。
人類はこんなとんでもない世界に生きていた。

目を覚ませ、ゲーデルの声が響く。

*。
言葉と現象は、階型が違う。
同じにすれば、意味のない世界になる。

人類は支離滅裂を生き、ブラウン運動をやっていた。

その中で大切なものは、金・官能・感動であった。
これが成長主義である。

これが自己破壊であることが分かってきた。

*。
成長は自分で自分を壊すことだ。
自分を肯定し、それを否定することだ。

これが建前と本音の捩れだ。
簡潔にいえば、支離滅裂だ。

   *。
人類が、求めるのは安定だ。
支離滅裂を否定することだ。

これは言葉と現象の階型の違いを認識することだ。
そこに現れるのが、安定だ。


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