虫干し映画MEMO

映画と本の備忘録みたいなものです
映画も本もクラシックが多いです

イラク戦争の影響・ボクシング報道

2007年10月16日 | 日記・雑記
 今のところ家中の生活が変則的になってます。私用のPC(旧式タワー型デスクトップ)が置いてある部屋で16歳の男子高校生が寝起きしていて、いくら面の皮の厚い私といえど、部屋に入りづらい状況であります。
 今週末にはそいつを追い出すか、PCの引越しを敢行しようと思います。

・何かと感じるイラクの影響
 映画館に行きたいけど、まだまだDVDとBS鑑賞の毎日です。
 アメリカ映画「ザ・シューター」と「アメリカンドリームズ」を見ました。アクションとコメディと分野は別ですが、どちらもイラク戦争の影が濃厚に漂ってました。ベトナム戦争はアメリカに数々の名画をもたらしましたが、それでもイラク戦争は起きてしまいました。さてイラクの影は映画界においてもこれからどういう方向に動いていくでしょうか。
 
 今日は「ツォツイ」(2005/南アフリカ、イギリス)見ました。結末まで読めちゃうんですが、それでもなお痛い映画でした。ともかく主演の青年の表情が素晴らしく、彼の将来が閉ざされるであろうこともわかった上で、それでもなお将来を祈らずにいられない気にさせられました。しばらくしてから見直して、そこでやっと感想書きますという類の映画です。

・亀田親子への風向きは何時から変わっていたのか
 昨日今日、風邪でのどがいたくて寝ていたのでテレビニュースの視聴時間が長かったのですが、ボクシングの亀田親子にすごい長時間費やしてましたね。私はお父さんの本を5ページ読んで「ヒョエー」と思って撤退しましたが、人気者だと言っても以前からアマゾンの書評でも批判的なものが多いですよね。ですので、風向きはもう変わっていたのでしょうね。
 私は、子ども(二十歳そこそこではまだまだ子どもの域です)を持ち上げたり、手のひら返しで批判の的にしたりは、大人が意識して避けなければいけないことだと思います。テレビで大騒ぎしたり、亀田本やムックで商売をした人の責任は大きいでしょう。

 映画以外では格闘技とは疎遠な私で、ボクシングの醍醐味はよくわかりません。イーストウッドの「ダーティー・ファイター」みたいな筋肉男が能天気に正面からひたすら殴りあう、体張った勝負の爽快感は好きです。ああいう昂奮があるなら、ボクシングをこれからもっとまめに見てみようかな、と思った今回の騒動でした。