二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

秋のチョウ

2010年09月29日 | Blog & Photo
昨日は友人からランチのお誘いがあったので、会社を抜け出し、いつものファミレスへ。
お二人とも活字人間。しかも作品を書く人たちなので、話題はなかなか刺激的だが、
目下活字ばなれ中のわたしはもっぱら聞き役。

帰りがけに河川敷へ下りていったら、秋のチョウたちが、草むらでたわむれている光景を眼にしたのでパチリ。あいにく、コスモスの花はなかった。

見慣れたチョウばかり。



ツマグロヒョウモンの♀。♂の数がめっきり少なくなったような・・・。



ベニシジミ。
見飽きてしまったので、撮影することはめったにない。



ヤマト♂とのツーショット。
午後から気温が上昇しはじめ、チョウたちの活動が活発化してきた。



キタテハもどこにでもいる。
この草むらだけで、10頭以上の個体を見かけた。
♂がラブコールを送っているのに、♀は知らんぷり。交尾はとっくに終えているのだろう。



舞台裏はこんなところ。
画面からははずしたが、利根川をはさんで、中央後方に群馬県庁がある。



ところで、・・・。

買うばかりだとお財布がもたないので、返却がてら、つぎのCDを県立図書館から借りてきた。

1.シューベルト「交響曲第9番 ハ長調<ザ・グレイト>」
フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル(1953年8月30日ライヴ録音)
◆ライナー・ノートによると、フルトヴェングラーはこの曲の録音を6種も残している。このCDは、年代順に数えて、5番目。独自のアゴーギクをさかんに用いた、ずいぶんとロマンチックな演奏である。情緒的すぎるな。
わたし的にはジョジ・セル&クリーヴランド・フィルの名盤がベスト。


2.ベートーヴェン「交響曲大6番 ヘ長調<田園>」
R・シュトラウス「交響詩 死と変容」
カール・シューリヒト指揮シュトゥッガルト放送響(1957年)
◆シューリヒトの「田園」を聴いてみたくなった。ミス・マッチのような気がするけれど、いったいどんな演奏を聞かせてくれるやら。

3.ブラームス 交響曲全集(ディスク4枚組)
チェビリダッケ指揮シュトゥッガルト放送響(1974~76年)
◆カラヤンとほぼ同時代に、カラヤンのいわば「裏側」を生きた名指揮者として知られている。録音嫌いだったらしく、レコードの数は非常に少ないとのこと。第2番第3番を昨夜聴いたが、なかなかイケてる。特徴に乏しい演奏にも感じられるが、ドイツ正統派らしい端正な音楽に惹きこまれた。

4.ブルックナー「交響曲 第4番<ロマンティック>」
シューベルト「交響曲 第5番変ロ長調」
「音楽に身を捧げて」ヴァント・ラストインタビュー付き
ギュンター・ヴァント指揮北ドイツ放送響(2001年ライヴ録音)
◆ヴァントはフルベンとはかなり遠いところにいる音楽家。情緒的であるより、知性的。しかし、この人の演奏は、驚くほど謙虚で、敬虔な祈りと隣り合っている。鋭利な直感力に胸の一部をえぐられそうになる。ただ、いまのところ、それが素直な「感動」につながらないもどかしさがある。なぜだろう? 

5.パウル・ヒンデミット「交響曲<画家マティス>」外2曲
クラウディオ・アバド指揮ベルリン・フィル(1995年)
◆マイミクさんご推薦の一曲。まだ聴いていない。
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