二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

注目の新製品オリンパスPENシリーズ

2011年07月01日 | Blog & Photo
ペンタックスから「PENTAX Q」の発表があった。
そして、つぎは6月30日、大方の観測通り、オリンパスから、PENの新製品が3機種同時発表。
E-P3
E-PL3
E-PM1
http://olympus-imaging.jp/product/dslr/index.html

残念ながら発売は秋になるとのこと。
わたしはオリンパスのカメラは1台も所有してはいないが、PENシリーズは以前から注目していた。
小型軽量で高性能。すぐれたデザイン性。おじさん向け製品というより、ファッションをなによりも優先する「カメラ女子」向けの製品なのかもしれない。しかし、それこそが、まさにオリンパスの戦略。いままでカメラに関心をしめさなかった女性客を、大量に取り込むことに成功したのは、なんといっても、オリンパスを筆頭とするマイクロ・フォーサーズ軍団である。
これに呼応し、昨年あたりからは、ニコン、キヤノンの従来機のサブカメラとして、オリンパスをぶらさげているおじさんやお兄さんを見かけるようになってきた。
いろいろなところにその兆候があらわれている男性の女性化現象といってもいいかもしれない(笑)。

それにしても!
デジタルカメラのモデルチェンジはほんとうに目まぐるしく、新機種の商品としての寿命がどんどん短くなっていく。うっかりすれば、半年後には、“次世代”の登場である。
ケータイもそうなのだろう、わたしはまったく関心はなく、いまの機種など、もう7、8年使っている。
「まだそんなに古い機種を使っているの!?」
「大きなお世話」
・・・みたいなね。

買うかどうかは別として、雑誌の「ファーストインプレッション」記事を愉しみにしよう。
ケータイはともかく、カメラは好きなので、メカ記事などはせっせと読んで、雑誌の売上げに貢献している(笑)。
消費者としてのわたしの基本は「なるべく買わない」である(^^;)
本だと価格が安い分、こうはいかないけれど。

今回のオリンパスもどちらかというと、マイナーチェンジのように見える。
ふり返ってみると、E-PL1あるいは、E-PL1sを買おうかどうか迷っていたのは、つい半年ほどまえのこと。そのあとオリンパスからはXZ-1、E-PL2が発売になり、そして、この秋にはPENは第3世代となる。
このすべてにおつきあいしている「オリンパス・ファン」なんてのもいるんだろうか?
デジカメ、デジタル一眼の値落ちは、フィルムカメラ時代の比ではないから、購入後1、2年で使い倒すつもりがないと、ムダな出費でおわる。
「このカメラ、このレンズでないと、撮れない写真ってあるんだろうか?」
頭を冷やすとき、そういって自分の“物欲”をなだめるのがいいだろう(笑)。



※写真は2008年7月に榛名高原でめぐり遭ったウスイロオナガシジミ。
たった一枚だけしか撮れなかった貴重な写真。
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