二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

小林一茶「七番日記」を手にいれる

2016年11月06日 | 俳句・短歌・詩集
つい先日、隣町のBOOK OFFで「七番日記」の下巻を運よく手に入れ、これで上下がそろった。
9年間に渡る俳句日記で、上巻438ページ、下巻465ページ(解題、初句索引をのぞく)もある。このころが彼の全盛期といわれる。こういう本は熟読はできないから、やむをえず斜め読み、拾い読みとなる。

天候はわりとマメにつけている。それとその日の出来事も記載されているが、ごくわずかで、驚くべきエネルギーが句作にそそがれている。
一茶48歳から56歳。前半は江戸流寓期、後半は郷里帰住期に大きく分かれている。
生活者一茶の面目躍如である( ´。`)

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