子どもたちが出ていってしまい
この家はあのころと比べ ずいぶんとしずかになった。
風景の変化というけれど
どこがどんなふうに動いて 変わっていくのかわからない。
三百六十五日かかって わずか数センチしか動かないものがある。
数センチとはいえ 動いている。
そして愕然とするときがくる。
永遠の中の一瞬などといってはみるが
そんなのただのレトリック――ことばのアヤというやつさ。
まあ それだっていいけれど。
ぼくもきみも そこいらにやたら生えている草の葉にすぎないとわかるまで
何十年もかかったんだ。
ここはぼくのふるさとで終(つい)の栖(すみか)。
夕方には雷雨があるといいな。
たえがたい暑さはたえがたいからね やっぱり。 . . . 本文を読む
「つぶやき」でもつぶやいたように、こちら北関東は、昨日の伊勢崎で38.6℃、熊谷で39.8℃を記録した(^^;) 昨年の“猛暑”もすごいと思ったけれど、ことしはまた、いちだんとパワーアップしている。
わたしは数日前、最高気温36℃だった日の午前中、管理している貸家の草刈りをしたあと、2、3日は体調がおかしかった。
だがこの炎天下、高校野球の予選がおこなわれている。
「若さ」というのは、環境順応性のことなんだろうか?
友人に元高校野球部員のMさんがいるが、「今年はね、さすがに球場まで足をはこぶ気にはなれない。テレビ観戦だなあ」と、電話の向こうでいっていた。
「自重しないとね。救急車には、二度と乗りたくないから・・・」
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