二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

中沢新一さんへの期待と「一草庵」由来(ポエムNO.36)

2011年07月30日 | 俳句・短歌・詩集
中沢新一さんは、現代のわが国で「思想家」という呼称が似合う、数少ない知性のお一人である。このあいだ、ラジオ番組として、震災直後放送された鼎談に、若干手をくわえて緊急出版された「大津波と原発」を読んでいて、えぐりの効いた内田樹さんの発言もおもしろかったけれど、中沢さんの発言には、それを上まわる「本気度」が感じられて、眼を瞠ったものである。 「中沢さん、これまでの業績のすべてを賭けて、なにかを引き受けようとしているな」と感じたわたしは、中沢さんのつぎの著書がどんなものになるか、愉しみにしていた。 すると、このあいだマイミク・ケンちゃんがmixi日記でつぎのようなサイト情報を紹介してくれた。 「日本の大転換」集英社新書 2011年8月17日発売 . . . 本文を読む
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