mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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スカイウォーク

2008-07-03 | 日々
ベガス旅行中、グランドキャニオンの西側、スカイウォークという所に行ってみた。

インディアン(って、言っちゃいけないのかな?)ネイティブアメリカンの居留区。

ベガスから、フーバーダムをこえて、ジョシュアツリーが群生する平原をひたすら車で走る。


ジョシュアツリーはツリーとはいっても、ユリ科の植物だ。木ではないらしい。
砂漠に生えているだけに、葉は近づいて触ってみると、とげとげで硬い。



途中の道路から、大きな鷲の姿をした岩が現れる。
自然が作る芸術。
神が創った?

鷲はインディアンの人にとってはとても神聖な生き物だ。

スカイウォークは岩だらけの自然の中に鉄とガラスで作られた、展望台。
床がガラス張りで、がけから飛び出す形に作られているので、そこを歩くと足元は何もない。まるで宙に浮いているかのようで、それでスカイウォーク。

カメラは持って行っちゃいけない。入り口で荷物はロッカーに入れさせられる。
写真が欲しい人は、インディアンの人たちが撮る写真を買う。

そんなわけで、写真はない。

商魂たくましい。

産業がないなら、観光。
これも、ありかな。
ハワイも似たようなものだから。

スカイウォークのそばには、いくつかのティピーやスゥエットロッジなどが建てられている。

子供の頃から、ティピーみたいなテントで暮らすのが夢だったので、初にお目にかかってすごくうれしかった。


ティピーの中からみた空は、薄いターコイズブルー。



屋外ステージでは、一人のインディアンが、輪をいくつも使ったダンスをしていた。
地面に置かれたフラフープのような輪を、足で蹴り上げて、体に通したりしていろいろな形を作る。
ひとつ、ふたつ、みっつ、音楽にあわせて、ばらばらの輪がまるで繋がっているかのようになり、蝶々になったり、鷲の羽根になったり。
最後は立体の球体。

インディアンの世界観は、「サークル」
すべてのものは、繋がっている。
私たち人間も、自然も、すべての物事も、繋がっている。


スカイウォークの先は、すこし昔、化粧品などの原料となるコウモリのフン!!を採掘した場所。
このとんがった小山のむこうは断崖絶壁。この崖にコウモリが巣を作っているのだそうだ。




私の好きな、赤い岩。
なんとなく、気になる、というか、しっくりくるというか。
以前、こんなところで生活していたような気がする。

インディアンにも、いろいろな部族がいて、それぞれに住居の形態や、特有のデザインがあるのだけれど、私はどうやら、ナバホではないようだ。

有名な部族だから、インディアンジュエリーなども見ることが多いのだけれど、イマイチ、ピンとこない。

アメリカの大陸に散らばっている、いろんな部族の居留地を訪ねる旅もおもしろいな。
いつか、過去の自分が暮らした土地にたどり着けるかもしれない。

Kenjiの老後の楽しみは、キャンピングカーでアメリカ縦断することらしいから、どうやらこの夢もかないそう。