mamo style 楽園ハワイの地味暮らし

楽園ハワイで地味ーに暮らす日々

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今までも、これからも、

2008-07-10 | 日々
朝早く、鳥の声で目が覚めた。
さわやかな、めざめ。。。ではなく。

その日の朝、中庭から聞こえてくる鳥の声は、朝を告げる声でなく、
何かを探しているような、訴えるような声だった。

「ピッ、ピッ、ピッ」と途切れ途切れに鳴いている。
あの声の大きさから言ったら、マイナーバードだろうか?
いつもと違う鳴き声。
うるさいなあ、と寝返りを打ちながら、
「あっ!」と気づいた。

昨日の散歩。
歩道の枯れ葉の中に埋もれて、鳥が一羽死んでいた。
低空飛行で車にぶつかったのか、出血はしていないようだった。
ニコより先に私が見つけたので、ニコが突っつかないよう遠回りをして行き過ぎた。
思えば、今、鳥が鳴いている先が、その場所だ。

あの鳥のパートナーかな?
きっと昨日から見当たらない連れ合いを探しているんだ。

突然パートナーがいなくなる不安。
自分に置き換えたら、胸が苦しくなった。
足元で寝ているニコをきゅっと抱きしめて、「一緒にいようね。」と念を押した。

えっ?Kenjiじゃないのって?

ニコは明らかに、私より先に逝く。
ミニピンの寿命、私が知ってる範囲では、18歳くらいまで生きる子がいるらしい。
ニコは、9歳。目いっぱい生きて、あと9年。
犬を飼うと決めた時から、これは覚悟をしておくべきこと。

犬を飼い始めてから本屋さんで偶然見かけた絵本。



「ぼく」の飼っている犬が、年をとって死んでしまう話。
家族はみんな悲しんだけど、「ぼく」も当然悲しいけれど、
生きているうちに、いっぱいいっぱい、愛してあげたから、悔いはない。
充分愛してあげたし、それを犬もわかってくれている。
だから、ずーっと、ずっと大好き。今までも、これからも。
この本の原題は、「I'll always love you」
「Will」なのだ。
好きだったよ、ではなく、これからも、なのだ。
後悔のない愛し方をしてあげれば、それを失ってからも愛は消えない。


いつ、大事なものとの別れが来るかわからないから、
いつもいつも、愛してあげよう、と思う。
あとで、「もっと愛してるって言ってあげればよかった。」って後悔しないように。
なくしてからも「今までと同じように愛してる。」って、胸を張って言える様に。


そんなわけで、ニコもKenjiも「ずーっとずっと、だいすきですよ」