スピ系の本の翻訳で有名な山川亜希子さんのお話会に参加した。
参加したというか、友人に誘われてなんとなく行ってみた。
20年くらいも前になるのだろうか、シャーリー・マクレーンの「アウト オン ア リム」を読んだ。
その内容はもう覚えてはいないのだが、あんな有名な社会的にも影響力のある女優が、こんな精神世界のことを本にしていいのか?と驚いた。
まだまだ日本では「オカルト的」な「あやしい」世界という認識だったと思う。
その本の翻訳者が、山川夫妻だ。
昼と夜の2部構成だったのだが、急に誘われたので昼はすでに仕事が入っていた為、夜のみの参加となった。
昼の部は、亜希子さんのお話がメイン、夜は懇親会のような感じだ。
昼の部のお話、聞いてみたかったなあ。
集まったメンバーはやはりスピ系の人たちが多く、とても強い個性のある人ばかりに見えた。
初めてお会いした亜希子さんは、たぶん身体はとてもつかれていると思うのだが、穏やかな空気のただよう方だった。自然体、というのかな。
亜希子さんからのプレゼントで、エンジェルカードをひとりひとりひかせていただいた。
わたしが手にとったカードに書かれていた文字は、
「spontaneity」
英語は今だに苦手で意味がわからなかったので、周りにいた人に聞いてみた。
「自発的」
だそうだ。
うーん、もっと自発的に行動しろということなのかな?
どうもわたしは、石橋を叩いて、叩き割ってしまって渡れない所がある。
もっと積極的になれということか?
参加者同士がお互い自己紹介しあったり、いろいろなお話をしたり、和やかでパワフルな時間があっと言う間に過ぎた。
主催の方、とても大変だったと思います。ありがとうございました。
亜希子さんも貴重なお時間をありがとうございました。
うちに帰って、カードを眺めてみた。
「spontaneity」
自発的。。。。
なんだかちょっと違和感があって、辞書を引いてみた。
最初に出てくる意味はやはり「自発的」
そして、
「おおらかである、のびのびしている」
「自然発生的」
「自然発生的」
ああ。
この言葉、
なんだかしっくりくる。
「自発的」という言葉の、積極的に行動するというイメージよりも、
「自然の流れの中から生まれ出てくる動き」そんな感覚のほうがしっくりくる。。
この親睦会の最中、初めてお会いした方と、自分のスピ感について話していたのだが、
その時に、
「最近はね、もういいやっ、て思ってるんです。スピリチュアル系の情報を積極的に集めたり、そういう会に参加したりっていうのはもういいやっ、て。
自分の中から湧き出てくるものを大事にすればいいかなって思ってるんです。」
と自分で言っていた。
この事か。
ここ数年の日本のスピリチュアルブームは異常だ、と思う。
皆、足りないものを補おうとやっきになっている。
「あれがいい」というとあれをして、「これがいい」と聞くとこれをして、
情報を、充分に吟味しないまま取り入れて、飽和状態になっている。
真実がひとつである以上、メソッドはいろいろあっても、行き着く先は同じ。
だと、思っている。
だから、最近は「あれがいい、これがいい」と言われても手が出ない。
春になると芽吹く木の葉のように、体内で宇宙の進化なみの変貌を遂げる赤ん坊のように、自然に生まれてくるのを待つ。
自分の中から、自然に生まれ出るものを大事にしていけばいいのかなあ、と思っている。
なにが正しくてなにが間違っているかは、人によって違う。
わたしは、今わたしが感じたこと、を暖めていこうと思う。
山川亜希子さんの会は、自分のスピリチュアル感というものを、改めて考えさせてくれるきっかけとなった。
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でも縁なく行けなかったって事は、必要ないから行けなかったって事だよね、、、
日刊サンに告知してあったんだって。
ふだんあまり日刊サン読まないから、わたしも誘われて初めて知ったの。ラッキーでした。
お昼の部も出られるともっと良かったんだけどねー。
今度また何か面白そうなものがあったらお知らせするね。