木洩れ陽が、ゆらゆらと揺れるお昼。
木洩れ陽って、重なった木の葉の影と光、だと思ってない?
よーく見て。
全部、丸いでしょう。
これは太陽の形。
知ってた?
あっそうなの(^_^;)。
みんな知ってるのかな?
わたし、知らなかったよ。
日食のことを調べている時に偶然、木洩れ陽は太陽の形というのを知ったのだった。
だから、日食の時は、欠けた太陽が映るのだそうだ。
葉っぱの細かい隙間がピンホールカメラと同じ原理で、太陽の形を映し出している、ということらしい。
ゆらゆら揺れる、丸い光はぜんぶ太陽の分身。
重なったり、ボケてたり、濃くなったり薄くなったり。
無数の丸い光の玉は、もとはひとつの太陽。
世界も、こんなものかな、
と、ふと思う。
国や、人種や、宗教や、政党や、考え方。
みんなそれぞれ違うけれど、もとを正せは、ひとつなのかもしれない。
なら、そんなことで争っているのは、バカバカしいね。
知らず知らず、ジョン・レノンの「イマジン」を口ずさんでいた。
9月11日。「911」だった。
12年目を迎えたこの日、世間では感傷的に話題になるかと思っていたら、あっさりと過ぎていった。
そりゃそうだ、シリアだのなんだの、世界はいつでも、どこかが騒がしい。
911も悲惨な過去の一つにすぎない。
木洩れ陽の一つを消すことはできないんだ。
それは太陽を消すことになる。
敵国の一人を殺すことは、自分自身を殺すことと同じ。
自然界に学べば、正しい生き方の道は明らかに見えるのに。
Imagine all the people
Sharing all the world
想像してごらん
すべての人々が、世界を分かち合うことを
「911」に一人感傷的になった翌日の今日の朝は、激しい雨で始まった。
浄化の雨なら、すべて流しさってください。
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