goo blog サービス終了のお知らせ 

猫田ジャレの 『 天然!にゃー語 』

~ 見ネコ聞くネコ言うネコの とびきり天然な日常 ~

水の中って、ちょー気持ちイィっす!

2009年07月09日 | ヘルス&ビューティー
極度の冷え性である私は、今まで誰に誘われてもアクアビクスだけは絶対にやらないと思っていた。泳ぐなんてことも、もってのほか。全然興味なかった。

その私が、まさか水の中に入るとは・・・


事の発端は、病気で仕事以外では半分寝たきり(?)で、食生活も気を使う余裕なく、おまけに薬の副作用もあって(それまで週2回から多いときは3回も通っていたバレエのレッスンも行かなくなったし)、2年間で12キロも太ってしまった私が、食生活の改善や日々のストレッチなどの軽運動に加えて、何かもっと体を動かさなければ痩せないし体力も回復しないだろう、と思ったことによる。
今でもバレエは好きだが、戻りたくない、戻れないという、色んな深くて長い事情があり、ほかの事を探さなくてはならなかったが、何分にもスポーツクラブなんかない田舎町のこと、やれることは限られている。
スポーツ、特に球技関係が大の苦手ということもあり、やっぱり、音楽にあわせて踊るみたいなことが好きな私は、そんなものをまたやりたいと思った。
だが、7年間も続けた町の公民館講座、エアロビクスは、昼の部は財政難で閉会、夜の部も先生がKから撤退するということで数年前にやはり閉会になっている。
そんなたぐいのもので町内でやれるもの(伊那や塩尻、松本などへ行くこともよほど考えたが、やはり遠方へ通うのはしんどいので)は、アクアビクスと最近始まったフラダンスの二つしかなかった。
水の中はニガテなので、まず、フラを習っている知人に様子を聞いてみる。「とにかく、楽しいのよ。この年になったら楽しいのが一番じゃない」という。エアロで知り合ったこの知人は私より10歳上だが、とても美しく、いつも生き生きとしている憧れの人だ。他にヨサコイもやっている。その人が言うのなら、間違いないと思って、さっそく体験入会をさせてもらった。知人がパウスカートを貸してくれて、雰囲気は上々。実はハワイアンファブリックが好きで、集めようと思っていたので、自分に向いてるかも、と思った。
が、なんか、動きが単調。バレエのがおもしろいじゃん、と正直思ってしまった。なのに、ちょっと難しくなるとついていけない。うーん、この年になって全く新しいことを始めるのはしんどいかも、と思う。
不器用な私は、昔から振りを覚えるのが大の苦手。ちょっとついていけないと、過去のトラウマがよみがえるのだ・笑。
音楽がまた、いいのよ、と彼女は言ったが、うーん、バレエ音楽(クラッシックやピアノ曲)のが好きかも、とも思った。
最後のほうで、少しまとまった踊りをしたが、ようやく少し楽しくなった。
先生は、来週からそろそろ一曲とか、長いものを仕上げていきましょうと言った。そうなってくるときっと楽しいかもしれない、とは思った。
知人は、「とにかく3ヶ月ガマンすれば楽しくなってくるから」と言った。そうかも、と思った。たった一度で弱音を吐くのは、根性がないような気もする。見た目よりずっとハードなので、ダイエットにはとても効きそうだった。
が、しかし、イマイチ、これだ! と思うほどの感触がなかったのもまた、事実だった。

なので、今度は、町外れにある、温水の町民プールでやっているアクアビクスを見学してみる。ロビーのガラス越しにちょっとのぞいてみたけど、なんだフラのが面白そうじゃん、と思ってそそくさと帰ろうとした。
すると、「アクア見学にきたの?」と受付のおばちゃんが声をかけてきた。はいというと、中にはいって見てみたら?と言ってくれた。それでちょっと話しをしてみる。冷え性なので温水といっても全くのお湯ではなくて冷たいと聞いているがと問うと、室内は30度くらいあるから暑いよ、実際中に入って室内の温度や水にも触れてみたらいいじゃない、と言われて、最もだと思い室内へ入ってみる。
たしかに、気温は思ったよりも暑かった。
音楽にあわせて、おばちゃんたちが動いている。うーん、カンタンそう。これならいいかも、と思う。水に手を触れてみる。なんだ、けっこう冷たいじゃん。
と、そのとき、不思議な感情が胸に沸き起こった。

「ああ、なんか、泳ぎたいかも・・・」

プールの水は、忘れていた、遠い日の記憶をよみがえらせる。小学校の頃、水遊びはとても楽しかった。泳ぐのも嫌いではなかった。タイムは早くはないけど、その分根性でカバーして、中学の頃は校内の水泳大会では平泳ぎ100メートルに出ていた。「体操やってるから飛込みがすごくきれいだね」って級友たちに褒められては得意になっていた。
そうだ、平泳ぎをして、いつかもう一度飛び込みができるようになりたい!
とっさに思った。
何年も前、S条の姪が小学生だった頃、近くのスイミング教室に送り迎えがてら見学にいったときのことも思い出した。何人かいたインストラクターたちが、男女ともにそりゃぁ見事なプロポーションで惚れ惚れしたものだ。「水泳は全身運動だから、ダイエットに最適」と聞いたこともある。

そうだ、水泳だ。
人間、子どもの頃好きだったものは、ずっと多分すきなのだ、というのが持論である。
が、しかし、何十年も水に入ってなかった人間が、いきなり泳いで心臓麻痺でも起こしたら困るから、まずはアクアビクスで水に親しんでからにしよう。


と思った私は、中に入っての見学を進めてくれたおばちゃんに感謝しつつ(今でも思うがあの時声をかけてもらわなかったら、私は永久に水の中に入ることはなかった)、もうすぐにもアクアビクスをやることに決めて、水着と水泳関係の本を二冊、通販で注文してしまった。水着は持ってなかったので買うのは当然としても(逆に言うと水着なんて高いもの、買ってしまってから辞めるのはもったいないため、買うのはよほど決心してから、と固く決めていたのだ)、水泳の本を買うのが私らしいでしょ? ←なんでも理論付けをしたがる人。
ひとつは「カラダは水中運動でよみがえる」(写真)―水遊びのノリでちょうどいい-歩くだけでも全身に効いてくる、というもの。おっ、おーっ!なんか、読んでるだけで痩せそうな気がしてくる・笑。
もう一冊は『体脂肪を燃やすゆったりスイミング』。こっちのほうはおいおい読もう。

が、実は私、フラもけっこうヤル気で『フラダンスのはじめ』という本も買ってあったのだ。太っていても、何歳でも、大丈夫。といううたい文句に誘われて・・・ええい、ムダになったじゃないか。どーしてくれる?笑。ま、やりたくなったら、いつでもできるか。うちもう一冊は、『セロトニン脳トレーニング』といって、これが不足するとうつ病になると言われている脳内物質「セロトニン」を活性化させるという呼吸法、歌、ドラムサークル、フラダンスなどの8つのトレーニングを紹介するもので、へーぇ、フラもいいんだぁーと思って買ったのだが、こちらの方は他にも活用できるので、いーんだけどさ。
そうそう、もうひとつ決め手になったのは、フラは夜だけどアクアは午前中だったことだ。午後出勤で9時半まで仕事の私は、基本的に夜のレッスンはしたくない。午前中は自由時間なので誰に気兼ねすることもなく、好きなことができるのだ。なので、習い事も午前中のクラスというのがほとんど必須条件といってもいい。

で、肝心の、やってみてどうだったかというと・・・
うーん、楽しい。気持ちいい。
水の中が、こんなに気持ちよかったなんて。
なんつーか、ゆったりとした、開放された気分になる。
やっていることもとても簡単な運動なので、ついていけなくて困ることはない。水の中だから体形とか見えないし、周りは60代くらいの孫がいるようなおばちゃんが中心で(50代くらいの人もいるけど)、そういう意味でも気楽である。(自分と同世代とか少し若い人がいるとつい対抗心を燃やしてしまうタイプなので(^^;)
けっこう体格のよろしい方もちらほらいらっしゃるので、ダイエットに効くかどうかは、ちょっとギモンなんですけど・・・
でも、60過ぎてアクアなんてやっていらっしゃる方たちは若々しく、生き生きとしていて、お洒落さんも多いので、こんな風に私も年を重ねていけたら、と思えるのもまたいい。

そうそう、水温ですがね、初めてプールに入ったのは5月20日だったんだけど、寒いのなんのって。おばちゃんたちは「今度の先生は若いからキツイわぁー。汗かいちゃった」とか言ってるけど、ごじょーだん、汗どころか、私、寒いんですけど・・・。すぐトイレ行きたくなるし、肩は冷えるし、アクアは楽しかったんだけど、これじゃぁとてもやっていけないわ、と思った私は、急いでミズノのオンラインショップで袖のある水着を探したのでした。


ところで、実はその日着ていた水着も、そこまで来るのに色々語ると長い裏話がある。
つまり、それ以外では全く着ることがない、それを辞めてしまった今では、持っていても無用の長物なのだが、処分するにはあまりにも惜しい(高価で、しかもどれもみな気に入っているため)エアロと、特にバレエのほうは好きで集めたものすごーく沢山持ってるウエアがチェスト一杯もあって、もったいないなー、こんなにそろえなきゃよかったと後悔しているため、水着を買うのにはものすごく慎重であったのだ。
まず、絶対にやるという固い決心をすることが絶対条件で、次にいつやめてもいいようにとセシールで安い水着を注文した。そのとき、自分は冷え性なのでスパッツは5分丈(足を見せたくないというのもある)、上着は袖があるほうがいいだろう、と思ったが、ゆくゆくは泳ぎたいから、泳ぐのに袖は邪魔だろう、とさんざん迷って袖なしの5分丈セパレーツの水着を選んだのだった。
ところが届いてみたら、余裕を見て大きめのサイズを頼んだせいもあり、おなかのところに服のたるみができて、なんともみっともない。しかも動くとおなかが見えそうで不安だった。うーむ、デブで特におなかが出ている人にはセパレーツって不向きだわ、と発見。しかも、いかにも安物って感じでデザインなどもイマイチなのであった。
で、もうワンサイズ下と交換するのではなく、まるっきり返品にして、今度はベルメゾンのスポーツカタログで、ナイキの5分丈ワンピースタイプの袖なし水着というのを捜し出し、チャコールにピンクのラインが入っていて可愛かったし、80歳まで泳ぐとしたらあと30年も使えるのだから、高価でもデザインがよくて気に入った水着で泳ぎたい、そのほうが着ていてもやるのにも楽しいわ、と購入した水着であった。あとから、横のピンクのラインはけっこう太って見えるなぁと発見したのだが・涙、でもまあ、かなり気に入っていた水着だったのだ。(そのプールはスイムキャップの着用義務があったのだが、ベルメゾンには気に入ったのがなかったのでミズノのオンラインショップでチャコールのロングヘア用というキャップを購入した)

それなのに、やはり肩丸出しの袖なし水着は・・・寒くて耐えられないのだ。
来週のアクアまで間に合うかしら?と思い探していると、袖のあるタイプの5分丈のオールインワンで在庫はそれ一着しかない、すごくカッコいいやつ(やはりチャコールにピンクのラインが入っている)があったのでさっそく注文。すぐに届いたのだが、な、なんとぉー! 着てみたら裏地にパワーネットが貼ってあるせいもあるのか、キツイのなんのって。なんか、破れそうであった・汗。これじゃあだめだわ、と仕方なく、泣く泣くそれを返品し、もうワンサイズ大きい、その名も「保温水着」というのがあったので、これだ! と思って頼んでみた。これも一着しかないのを滑り込みセーフでゲット。ちょっとオバサンぽいデザインだが確かに着てみたら生地が厚くてとても温かい。詰襟がついている袖つきの5分丈セパレーツで、襟と袖がついているというだけでかなり冷えから守ってくれそうだった。しかも、今まで持っていたのと交互に着てみたら、こっちのがそんなに太って見えないではないか。気になるおなかもこの水着だと心配なさそうだった。
やっぱスイムのブランド、ミズノはちがうわぁー、と感心する。
それにしても、5月でこんなに冷えるなんて、やっぱ冷え症にプールは不向きだわ、もー、真冬になったらゼッタイ休会するわ。で保温水着でもまだ寒くなったら、上に長袖のラッシュガードと8分丈のスパッツをはくわ、とか思ってまだそんな季節になってないのに(つーか、これから夏になるんでしょーが・笑)、あれやこれやPCとにらめっこして考えをめぐらす私・・・アホである。
だけども、やっとそれが届いた2週間後には温かくなって、前の水着でも全然問題なくなったんだけどさ・笑。(保温水着は、また、寒くなったら着ます)


とゆーわけで色々ありましたが、用事で2回ほど休んだ以外はがんばって毎回通っている。ほんとに、楽しいのだ。アクアの始まる前や後に、プールを歩くだけでも楽しいし気持ちいい。水の中がこんなに気持ちよかったなんて、知らなかった!もちろん、急に痩せることはないのだが、なにより気持ちもリフレッシュできて、毎週アクアのある水曜日の午後なんて、絶好調・笑。それが大事なのだ。心身ともに健康な体に近づいていくような実感がある。もう少ししたら泳いでみたいな。

私、これからは草刈民代改め、北島康介を目指します・笑。
(だがよく考えたら、町民プールで飛び込みは禁止されてるんとちゃう?)

嶋田真理子さん

2009年05月06日 | ヘルス&ビューティー
嶋田真理子さんは、1980年代に20代だった私の、愛読ファッション雑誌『non-no』の専属モデルだった。
二十歳で当時まだ珍しかった「メイクアップ・アーティスト」の嶋田ちあきさんと結婚。その花嫁姿と初々しい新婚ライフがノンノの特集記事に載っていて、私は特に嶋田さんのファンではなかったが、おいしそうな手料理や編み物、DIYで可愛くリフォームしたキッチンなど、私の憧れる生活があったので、私はそのページを切り取って長いことスクラップしていた(当時私は気に入ったページを集めてノンノのスクラップブックを作っていたほどだ。結婚に対する憧れもあったので、有名人の着てみたいウエディングドレス姿特集とか実際結婚した有名人の結婚スナップ特集なども綴じていた。その中には手塚里美、真田広之夫妻とか京本政樹夫妻とかのちに別れちゃった夫婦が何組かあったよ~)。

何年も前のことだが、大地真央が表紙で特集されていた『エイジレス・ビューティー』というメイクの雑誌を本屋さんで見つけたのだが、その本は嶋田ちあき監修で巻末の方のメイク・モデルが嶋田真理子さんだった。
相変らず、美しくて若々しかった。子育ても一段落して、また、仕事に復帰したのかな、と思った。いずれにしても、幸せオーラで輝いていると思ったものだ。


さて、それからまた何年かたった現在の私。
パソコンで何かについて検索していたとき、ふと思い出して「嶋田真理子」で検索をかけてみた。
果たして・・・出てきました!
「ビューティーライフ・アドバイザー」という肩書きで、驚いたことに自分が若い頃はうんと下だと思っていた嶋田真理子さんは、なんと私とたった3つしか違わなかったのだ。
元モデルで、オットは昔から、そして現在も時代の最先端を行くトップ・メイクアップ・アーティスト、若々しくてキレイであたりまえではないか、と思うものの、45歳にしてこの若さは脅威ではないか、と思った。

多分、自慢話なんだろ~な~、と思いつつも、その若さと美しさのヒミツを知りたくなった私は、さっそく彼女の本を3冊、購入してみた。
そして・・・私は、驚くべき事実を知るのであった。


20歳で当時をときめくファッション界のリーダーと結婚、その後も順調に来て、またモデル界に復帰、かと思いきや・・・
真理子さんは23歳で原田病という原因不明の難病にかかり、何年もほとんど寝たきりの生活だったらしい。その後30代になってからも白内障や静脈瘤など体調不良は続き、おしゃれをしたいとか、再び生き生きと暮らせるようになったのは、なんと38歳になってからだったらしい。
15年も体の不調が続いていたのだという事実。その間、死にたいという彼女に、たとえ寝たきりでもいいから愛する人を失うほうがもっとつらい、と仕事で疲れて帰ってもずっと看病し続けたというご主人の献身的な愛もさることながら、多少元気になって洗濯物を干しながら、「ただシンプルに元気になりたいなぁー」とだけ思っていた日々、私なんかとてもとても、が口癖で、最近まで着るものもメイクも一人では決めれず、夫に任せきりだったこと、ファッションの最先端にいる夫を持ちながらも、ほとんど夫とはそういう話しをしてこなかったこと、など、想像もしてなかった色んなことを知るのでした。

へーえ、自慢話かと思ったら全然ちがうんだぁー。
それどころか、15年も体調が悪くてオシャレする気力もなかった人が、よくぞここまで、と思うほどに見事な復活をとげ、今を生き生きと輝いているという事実。

38歳からの再出発。
「人は何歳からでも美しくなれる」
「もう年だから、というのは言い訳」
という言葉は、病気を乗り越えた嶋田さんだからこそ、説得力がある。
ちなみに、子育てに一段落して仕事復帰かと思ったら、嶋田夫妻に子どもはいなかった。真理子さんの病気とは関係なしにできなかったらしいが、今では二匹の犬を飼っていて、二人が子ども、といっている。子供がいなくて犬を飼っている有名人は多いが(イチロー、シャランQのまこと、森絵都、江國香織など)、立場が似ている人というのは、やはり共感を呼びやすい。


その真理子さんが出した二つの本、『きれいは楽しい』と『おいしいねっ!』は、もともと料理好きだった彼女が、自分の健康というより、ある日、このままいったら、この人死んじゃうかも、と危ぶんだご主人の健康を立て直すために、必死になって研究し、努力して編み上げた「体に良くて」「おいしい」お料理のレシピ集なのだ。
乾物や、豆など、古臭いと思っていた食材が、実はとてもおいしくて賢い、しかも便利な食材だったことや、「玄米を食べているから多少のことがあっても大丈夫」と思える、一日一度は食べるという玄米、体にいいオイルの話、などは、実は嶋田さんの著書から興味を得て手に取った本です。


きれいは楽しい!
まさにそのことばは、病を乗り越え、生きる気力や喜びを見出し、おしゃれして、自分がどんどんきれいになっていくのは楽しいことだ!
という彼女の、実に深い実感のこもった言葉として私には受け止められた。

今、心も体も健康を取り戻してきて、やる気と気力がみなぎってきたことへの喜びをかみしめている毎日。
私も、体の中から健康に、美しくなりたいなと思う。


ところで、嶋田真理子さんの新婚ライフの特集記事、もうずいぶん前に処分してしまったけど、とっていたら貴重な財産だったのになぁーと、今思うと残念です。他の別れちゃった有名人もいるウエディング特集は別としても・・・笑。

ちなみに、嶋田真理子さんは『mcシスター』というファッション誌でデビューしたようですが、その雑誌、中3のときに東京、長岡と引っ越してKに来たクラスメートが読んでいたので、なんか都会の香りがして私も読み始めたという、中3から高校にかけての愛読誌でした。お洒落でハーフのモデルさんが多くて、アメリカンスクールとか都会の風景は憧れでした。たしか、雑誌掲載の洋服の型紙も載っていて、手作り大好きだった私にはとても嬉しかったように記憶してます。(ほとんど作らなかったけど・笑)
でも、彼女は私より3つ下なので私が愛読していた頃は、まだ同誌のモデルさんにはなっていなかったということですね。ちょっと残念かな。でも、なんか「つながり」を感じたりして。

知らないとコワイ!?「オイル(油)」の話 (長いぞぉー)

2009年04月14日 | ヘルス&ビューティー



もともと、手作り石鹸のバイブルであり1999年に発売して以来(私は2001年の第7刷めを購入)、根強いファンを持つロングセラー前田京子さんの 『お風呂の愉しみ』(飛鳥新社刊) の愛読者である。

この本で手作り石鹸の密かなファンが全国に広まり、材料が手に入りにくいとの読者の声から材料から関連書籍、ボトルやラッピング材料まで広く取り扱う “ジュリー・フィッシュ” という 「お風呂の愉しみネットストア」 までできてしまった ( ← ストア自体は存在するが、今現在は前田さんは監修から手を引かれているようです) という、前田京子さんはまさに手作り石鹸の教祖である。

私は偶然にも彼女推薦の 「林真一郎さんのアロマテラピー関連の本」 を2冊とも持っていたが、
彼女の石鹸に関する本は総て持っている。

その彼女の最新刊が、去年同社から発売された 『シンプルスキンケア』、 手作りスキンケア用品の本である。


もう何年も前の話だが、石鹸は、一度だけオリーブオイル100パーセントのものを作ってみたら成功したので、バレンタインに、お世話になっていて尊敬している大好きな方々にお贈りして喜んでいただいた。と、思う。

自分でも使ってみて、まあまあの使い心地だったが、何しろ、作るのが面倒なのだ。
温度を測ったり、タネをボウルに流しいれてから20分もあわ立て器でかくはんしたり、その後も保温して一晩寝かせ、数日後型から取り出して切り分けたら、風通しの良い場所で1ヶ月くらい熟成させなければならない。時間もかかる。
なにより、オイルをけん化 (固まらせること) させるのに使う 「苛性ソーダ」 というものが、薬局ではんこを押して購入しなければならないほどの “劇薬” で、さわるとやけどするという非常にキケンなものなので、扱うのにヒヤヒヤもんなのである。

なので、今度はエッセンシャルオイルで香り付けをしたり、色付けした石鹸も作ってみたいな、とか、オリーブ100パーよりもっとあわ立ちのいい、 「マルセイユ石鹸」 や、 「最高に贅沢な石鹸」(前田さん命名) を作ってみたいものだと思い、後者のブレンドオイルまで買っていたのに、色んな理由でそれを作る機会がなかった。

まぁ、石鹸作りは面白いので、お肌のためというよりは、パンやお料理を楽しむ感覚で作ってみたいとは思っていたが、
それほど肌トラブルを抱えているわけでもなし、パスソルトやスキンケアやシャンプー、歯磨きまで手作りするつもりはないわ、と思っていたのだが、
あるとき新聞に前田京子さんの 「シンプルスキンケア」 の本の紹介とともに、ラベンダーウォーターの作り方たが載っていた。
作り方は、精製水にグリセリンとラベンダーの精油(エッセンシャルオイル)をたらして混ぜるだけ、と至って簡単ではないか!


で、買いました。 『シンプルスキンケア』 の本を。

コンタクトなので精製水は買いだめしてどっさりもっている。グリセリンは以前雑誌に載ってた手作り化粧水を作ったときに買ってある。(ついでに「尿素」も持っているが、前田さんのレシピでは必要ない)ラベンダーの精油も持っていて好きな香りのひとつだ。

さっそく作りました。うーん、いい香り!

香水ではないので、香りは持続しないが、お風呂上りに全身にタップリつけて (何しろ原価がとても安いので) いいかおりを胸いっぱい吸い込んで、身にまとうことの心地よさ。

バラやネロリの精油はとんでもなく高いけど、今度はローズウォーターやネロリ(オレンジフラワー)ウォーターも作って、その日の気分で色々試してみたいわ、などと考えている。


前置きが長くなりましたが、その本に、

つるつるすべすべの美しいお肌を作るのに
“大切なのは、たっぷりの「水」、上質な「オイル」、天然の「花」(精油)” だ、と書いてあり、

肌に大切な16のオイル
(オリーブオイル、アーモンド、へーゼルナッツ、マカダミアなどの木の実のオイル、椿油、馬油、しそ油、亜麻仁油など)
のそれぞれの特徴、効用、成分などが色々出てました。
16種類もあれば、何を使おうか迷うところ。

そんなときに、たまたま愛読していた嶋田真理子さん(後述)のお料理を中心とした “美人レシピ” のなかで、
「以前オイルについての講習会に出たところ、知らないと怖いことがいっぱいあってとても勉強になった」、と出ていたことから、
そういえば前田さんも 
「食用できない数種類のオイルを除いては、お肌にいいオイルは食べてもおいしい」、 と書いてあったし、
食用のオイルについてもっと調べてみたいわ、と思いパソコンで検索しているうちに、おもしろいものを見つけたのだ。


ジャーン!その名もなんとー 『油摂りダイエット』(伊達友美・著/ワニブックス刊)

ダイエットというと徹底的に油を抜きたくなるものだが、この本は油を 「取る」(のぞく) のではない。
-たまった脂は油で流せ!-というもので、体にいい油は積極的に 「摂る」(摂取) しましょう、というものである。

我々はお菓子や食品に含まれる “トランス化された脂肪酸”(液体を固体化するために作られるマーガリンなどはその際たるもの) や 「食品添加物 」 など、体に悪いものを知らずに口にしてしまっている。

そういう “悪い油などを良い油が逆に浄化させてくれる” のだということ。


なかでも衝撃的だったのは、油は熱を加える、時間がたつということで、「どんどん酸化する」 のだそうだ。
酸化した油はせっかく元の油がよくても、悪い油になってしまい、逆効果になる。(これは前田さんも言っていた)

いままで体にいいと信じていた 「青魚などに多く含まれる油(DHAとEPA)」 は、

実は煮たり焼いたりして熱処理をしているものはその時点ですでに酸化して栄養価が損なわれているというのだ。

ひょっえ~!!!  がぁーん!である。

なので、魚もなるべく刺身とか生で食べた方がいいんだそうだ。
↑ ま、これはそういうもんだと知識だけにしておく。だって、魚料理といえばだいたい煮たり焼いたりするもんで、刺身でばっか食ってられっか、だからね・笑。高いし。


あと、衝撃的だったのは、油の 「製造過程」。

「大量生産する油」、 しかもコレステロールゼロとか、 「理想的なうたい文句を揚げている油」 は、 “まず疑ってみろ”、 ということらしいっす。

つまり “生産する過程ですでに熱処理されている油” というのはそれだけで “すでに「酸化」している” のだそうですよ。

へ~っ、目からウロコ。

なので、『低温圧搾(コールドプレス)』 といって、低温で搾り出した油が一番体にいいから、できれば、そういう油をスーパーで見つけてくださいって。


なので行ってみたら、こんな田舎のスーパーにも、あったんですねぇー。

あのさぁ、オリーブオイルっていったら一番搾りのいい油だけを採ったといううたい文句の 「エキストラ・バージンオイル」 がよりいいと思うでしょ?
ところがラベルをよぉーく見ると、日本の大手油のメーカーのものは、エキストラバージンとうたっていても、なんだか言葉だけで疑わしいわけですよ。ピュア・オリーブオイルとどこが違うの?って感じ。

こういうのは、多分外国産の方が信用できそうだわ、と探してみると 「カルボネール」 というメーカーのエキストラバージン・オリーブオイルは “低温でじっくり圧搾してとりました” と書いてあるではないか。しかも500mℓで980円。そんなに高いものではない。

あとオリーブオイルと同じく熱に強い(酸化しないというのではなく、調理しても油の効能が損なわれないという意味) 「太白ごま油」 も、普通のごま油よりあっさりしていて、オリーブオイルに合わない和風や中華の炒め物、和え物に向く、というので、探したら低温圧搾で採られたオイルがありました。これが340g入りで650円。
以外に安いでしょ?

炒め物はこの二種類の油に限って、揚げ物にするときは大量にいるため普通のサラダオイルを使うけど、一回使ったら捨てる。
→ もったいないし油自体も悪いのをさらに酸化させるためちょー体に悪いので、もう揚げ物はあまりしないことにしようと心に決める・笑。

( せっかくカタログハウスでけっこうなお値段する 「クレーマジック」 というパウダーを使ってこす、とってもいい油こしセットを購入してまだ2回しか使ってないのに・・・
これでこすと確かに見た目は驚くほどキレイでおニューな感じの油ができる。
でも見た目はきれいでも中身が酸化してたらどーしよーもないわけでして・・・

もったいないからといって油を繰り返し使うよりも、体に悪い油を使うほうがよほどお肌や体にとってもったいないんですって。ナルホド、もっともですな )


で、熱に弱い(効力を失う)ので “生でしか使えない油” で、体で作り出すことはできないので外から採るしかないという 
「αリノレン酸を含むオメガ3系の油」 を多く含む、 「しそ油」、「えごま油」、「亜麻仁油」 を毎日の食事に積極的に採った方がいいのだそうな。
このオメガ3系油って、前にもどっかで読んだ気がするけど、忘れてたのよね~。


人間の体は、 「リノール酸」 と 「リノレン酸」 をバランスよく採ることが大事だそうだが、我々の日常生活では、まずリノール酸が不足することはなく、むしろ採りすぎてるんだって。

だからそれを “リノレン酸を多く含む油を意識して採るようにしてバランスを取るといい” んだってさ。

「亜麻仁油」(値段が高い)としそ油は売ってなくて、 「えごま油」 というのが比較的安く売っていたので(170gで600円くらい。亜麻仁油が多分もっと少ない量で1200円位するので比べたら安いでしょ?)買ってきて、サラダや和え物に使ってます。

(ドレッシングを手作りするのは面倒なので、市販のノンオイルドレッシングにえごま油をたらしている)非常にデリケートな油で変質しやすいので、冷蔵庫に箱入りで保存してます。


あ~、ここまで書いたら、疲れたぞっと・笑。

それで、だいたいオイルについて書いてあることはこの2冊の本は似たような事を書いてあるんですが、前田さんの本のほうが効能についてはより詳しい。

16種類もあるけど、
自分や食生活にとって必用なオイルは 「オリーブオイル」 と 「マカデミアナッツ油」(しみ、しわなどのアンチエイジング対策に肌の再生を促すパルミトレイン酸がかなり多く含まれている。アンチエイジングの肌用に)、

アンチエイジングの食用では 「太白ごま油」、 紫外線対策では 「ククイナッツ油」、 αリノレン酸補給に安く手に入る 「えごま油」 を取ればいいんだー、と思ったしだいです。
にきび、美白に関しては自分ではあまり心配ないのでここでは省略。

だけど、オリーブオイルがアンチエイジングにもいい、と伊達さんと、次に紹介するなんとー“ニューハーフ美容研究家”の岡江美希先生はおっしゃってまして、今日は長くなるので、書くのは辞めておきます。

でも、ただいま、美季先生の 『オリーブオイル美肌レッスン』(主婦の友社刊) をおためし中なので、2週間後にどうなったか、結果をお知らせするわね~。


ちなみに、以前もマーガリンの怖さについて聞かされていたけど、大好きだったので聞かなかったことにしてやめられずにいたのだけど、この機会に辞めよう!と思って気に入っている「バターの風味」というマーガリンを思い切って処分しました・涙。

でも、マーガリン、恋しいよぉー。

他のものでは代用がきかない、あのとろけるような味。(大好きなチーズ系でもマーガリンの代わりにはなりません・・・代用がきくのは今のところバターだけだな ← 硬くて使いにくいのとコレステロール高そうなのと値段が高いのであるけど使わず。でも、トランス脂肪酸のかたまりのマーガリンよりは、バターのほうがよほど体にいいそうな。 ← 現在では、もう何年もすっかり “バター派!” です・笑。マーガリンは絶対食べない。)

ついでに、なんにでもかけるほどではにゃいが、私はマヨラーでサラダとかには手放せないの。
カロリー1/2のにしてるけど、そんなことよりも多分トランス脂肪酸の油が使われていることのほうが、もっと体に悪いだろうなぁ。
(表示に植物性油脂、とかかれているものはまず疑った方がいいのだそうで、ほとんどのお菓子などに含まれている)
でも、マヨネーズにも変わりのものがないし、手作りするのなんて面倒だから、使用を控えたり、ノンオイルドレッシングと半々にするとか、量を減らす工夫をしよう・・・
(マヨネーズも一時期手づくりしてましたが、今は市販のものにしています)


と、ゆーわけで、私の健康、美肌トレーニング?は始まりましたが、いつまで続くことやら?笑。
乞う、ご期待!!!



【 2015年・付記 】

昨今の健康意識ブームの中、UP後6年たちましたが、未だにこの記事がよく読まれているようでびっくりしています。
当時より改行なども多用して、多少読みやすくしましたが、絵文字や拡大文字は当時のまま使っていません。

オイルの効用などについては、また改めて、今現在の愛用油のこと +α などを、いつかどこかでご紹介さていただきますね。
期待して? 気長に待ってい下さい・・・










ああ、春のお洋服がほしい・・・

2009年03月22日 | ヘルス&ビューティー
先日「イマージュ」のカタログが届いた。
イマージュはお洒落なんだけど変わったデザインや柄が多くて、けっこうすぐ着なくなってしまう。それに、若い子ちゃん向けなのよね、20代とか。いくらなんでも、もうきられないって感じ。

でも、もう一冊の「イマージュ・ルージュ」というのはちょぃ、お姉さま向けで、落ち着いたデザインのものが多くて、ほしいものがたくさんあった。
色もきれいだし、見ているだけでも楽しいが、たぶんきっと、着られないと思う。

このまま太ったままでいたくはないから、今のサイズで普段着のズボンとかは着るものがなくて困るから買ったけど、お洒落着とかは絶対買う気になれない。てか、合うサイズがないかも・・・
痩せることを目標に元のサイズで買う勇気もないし、だいいち、洋服を買うお金がない。着て行くところもない。
通販の服なら一、二着買えるお金で、毎月本を山のように買ってしまう。(ほとんど読まないのだが、買わずにいられないのだ。)
また、仕事上普段はユニクロとかのカジュアルでお洒落じゃないものを着ている(おまけに安い!)。洋服やさん、美容師、化粧品売り場、とか「キレイ」を求める売り場の売り子さんが、ひどく垢抜けなかったりすると買う気が失せるので、こういう仕事の人はある程度お洒落でないと困る。だが、お客がコンプレックスを抱くほどお洒落でもまた困るのだ。

その昔、父は言った。「商売人というものは、お客よりいい服を着ていたり、いい車に乗っていてはいけない。」と。
なるほど、と思った。しかも私は当時は「東京帰り」だったので、普通の人より目立つ格好をしてはいけない、と固く心に誓ったものだ。しかも、商店街から外れたさらに田舎のちっちゃくてボロい酒屋(基本的に肉体労働である)で、田舎のジジ・ババとか、肉体労働の作業着なんかを着たおじさんなんかを相手にしているのだ。自分の動きやすさと、お客へのとっつきやすさから、お洒落なんてしてたらよくないし・・・(部屋着でも失礼だがお洒落してたら変なわけだわさ)

ま、今ではそんな心配をする必用もないほどに、すっかり田舎の垢抜けないオバサンに浸りきってしまっているのだが・苦笑

さらに、お洒落をしても行くところがないんだよね。たまに松本とか、ちょっと都市部に行くとしても、移動は車だから、運転しやすいようにパンツスタイルになるし、電車のように人に見られることを意識しないので、なんでもいっかー、になる。
地元のスーパーとか銀行行くのにお洒落する必要なんてないし、だれが田舎の地元の人たちにお洒落して見せる必要があるというのだろう・・・お洒落する気も失せるというもんだ・・・(って失礼か?)
地元の劇場なんかめったに行かないけど、お洒落していったら逆に浮くんだよ。だから、お洒落して行かないようにしてるくらい。

そういえば誰かが、東京の人ってなんで普段でもお洒落してるんだろう、って不思議がっていたけど、いや、電車に乗ってるときはどこかへ出かけるときなので、家の近所のスーパーやコンビニ行くときよりゃ、そりゃあお洒落でしょ。しかも、人が大勢いるので、当然見られていると言う意識も働く。最先端のお洒落をする人、上質のお洒落をする人、などがいっぱいいる。
目の保養にもなって実に楽しいが、自分もそういう中にはいると、負けじと思うのか、つられるというのか、お洒落にしていたいと思うものだ。

私の友人など、私より二つ上で大きいお嬢さんが3人もいるのに、とてもきれいで若々しくて、田舎でもいつもさりげなくお洒落な格好をしている人がいるが、すごく素敵だと思う。よく、田舎でお洒落する気になれるなぁと感心するのもあるが・・・
もともと東京近郊の出身なので、垢抜けているせいもあるが、センスもいいのだと思う。
そういう人を見ていると、私ももうちょっと身奇麗にした方がいいのか・・・とも思うのだが・・・

それにしても、洋服を見たり買いたいと思うだけ元気になってきたことは、大変うれしい。
だが、やっとそうなったときには着られる洋服がないという、なんと皮肉なことだろう。

毎晩のストレッチのとき、始めた頃は30回しかできなかった腹筋がだんだん回数を増やしていってやっと100回できるようになった。それと今流行のSINO(しの)先生の美腰ダイエット、というので、腰回しとかもしている。
だが、一向に痩せないのだ。顔なんて虫に刺されて腫れてる、むくんでるって感じ。この太り方は尋常じゃない、絶対薬のせいだ(知り合いの人のうつ友はやはり薬で太ったらしい。彼女は薬飲んでてもヤセたのに・・・)と思ってうらんだって、もう太った体は簡単に元へは戻らない・・・特にいままでコケていた頬のお肉が心の底からうらめしい・・・夜とか、ほっぺやあごのお肉をモミモミしてマッサージ(?もみだし)しているが、そんなことでお肉が飛んでいったら、苦労はしない。
ふぇぇーーん。

来月東京に遊びに行って、渋谷のオーチャードホールでバレエの舞台を見るのよ。東京の素晴らしい劇場で、しかもS席だから、ちゃんとお洒落していかなくては、演じる人や他の観客の方々にも失礼というもの。
でも、東京までバスで行く移動時間を考えるとお洒落していくよりも、動きやすい旅行スタイルのがいいに決まっている。

しかも、着ていく服が、そういうわけで、ないのだ。
ああ、あと一ヶ月で痩せられるかしらん?
(かといって根性がないのでダイエットなんてできないんだよ・・・涙)

メール・カウンセリング

2009年03月10日 | ヘルス&ビューティー
現在うつ病の治療に通っているところの担当医は、短いながらも実に的確ないいことをいってくれるので、いつも元気が出て診察を終わるのだが、薬の服用が第一だと考えていて、あまり悩み事相談みたいなことはやってくれない。

敏感な私はあるときそれを察知してしまったので、向こうが聞かない限りあまり多くのことを語らないことにした。これは先生のことを信頼していないというのでは全くなくて、むしろ信頼しているからこそ、患者の身の上相談とかそんなこと聞いてたら、きりがないし、それをやるのは分野の違う人なのだ、と思っているからである。

そう、その分野のプロといえば、カウンセラーである。
もうずいぶん前から、人にも勧められていたし、自分でも受けたいと思っていた。だが、あれこそ相性とか当たりハズレがあるので、車で遠くまで運転して行って高いお金を出して、それでもしも気に入らなかったら、それこそもったいないではないか・・・と思っているうちに、なんとはなしに日が過ぎていった。

「にゃー語」にも書いたが、2月の中旬にちょっとしたというかある重大な出来事が起こり、どうにも自分ひとりでは対処できない気分になった。
関連サイトをネットで探してむさぼり読んだり、関連の本を読みかけたりした。

「事実は小説よりも奇なり」ではないが、人の実話や感動手記に感銘を受け、元気になることの多い私だが、今度ばかりは、これはやっぱり他人のことであって、私のことじゃない。私の悩みは、私だけの特別なもので、私だけにしかわからないのだ・・・などと思ってしまった。
虚無感から逃れられなかった。

信州児童文学会に出て、元気をもらってきたせいもあるが、私はカウンセリング関連のサイトでいい物を見つけたのだ。
それは、メール・カウンセリング。

人間は、会って話すのが一番、と思っている人である。
メールで言葉の行き違いから、何度も失敗した経験を持つ。
相手の顔を見て、声を聞いて、お互いの微妙な言葉のやり取りや、時には沈黙やら、相手の表情や喋り声、笑い声、そしてお互いの間に存在する柔らかな空気などが、人間を包み込むことにより、人は安心する。
心を開き、くつろぎ、心地よい時間を共有するのだ。

そんなことは、百も承知である。
だが、私の住んでいるところは、Kの田舎町。
長野県内のカウンセリングも探してみたが、数が少ないうえに、どうも行かれそうな場所のところはピンと来ない。
こうなったらもう、東京でもいいわ。どうせ金額的にもたびたび行かれるものでもないから、上京するときにあわせてカウンセリングを受ける、またはそれを受けるにかこつけてトーキョーに遊びに行っちゃってもいいし・・・

なんて思いながら、長野県の何倍もある、おびただしい数の相談所を片っ端から見ていった。
だが、ここぞ、と思うようなところはそんなに多くないことを発見。そういうところ数箇所を「お気に入り」に登録しておいた。
店番をしているときはほとんどPCばかりいじっているという、ある意味では閉鎖的で実にモンダイ的な生活を送っているのかも、と思う私だが、あるとき暇に任せて相談所をチェックしているとき、あるものに目が留まった。

それがメールカウンセリングである。
もちろん、私が、ここはいいかも、とチェックしていた中に入っていた先生のサイトである。しかも普通はメール何往復いくら、という料金なのに対して、その先生は何往復しても一ヶ月5000円というではないか。
これはいいかも、と思った。
ちょうどまだ、月初めである。書く時間はいくらでもある。
しかも、書くことは大好き、得意である。
こんなに私に向いているカウンセリングが他にあるだろうか、ととっさに思った。

それまでは、メールカウンセリングなんてと、胡散臭く思っていたのが、まるで嘘みたいに、である。

私の悪いところは、すぐに人のことを信用してしまい、自分の胸のうちを何でも正直にしゃべってしまい、あとで失敗した、と思うことが多いところにあるのだが、そしてそれに懲りているはずの私であるが、松田聖子の「ビビビ婚」ではないが、私はけっこう自分の直感というものを信じている。

まず、手紙で最初に打診して方法を聞いてから、とか考えずに、いきなりネットで知ったものですが、とメールをしてしまった。まあ、お仕事なので、かまわないかなと。(もちろん、最低限の礼儀はわきまえているつもりである)
その先生は、さっそく始めましょう、もしこちらから返事が届く前でも、書きたいこと、書く時間があったら、いつでもメールしてください、と返事が来た。

やっぱり、私の直感に間違いはなかった。
それだけで信じていいような気がした。

今、モーレツな勢いで、毎日その先生にメールをしている。肩こりになるくらい、キーボードを打ちまくっている。
こんなに書いたのは、久しぶりである。
まだ、3通目だが、今まで思っていて誰にも言えずにいたこと、苦しかった胸のうち、たまりにたまっていたことなどを、まるで何かに突き動かされるように書いている。

日記ではダメなのだ。
誰かに、聞いてほしかった。
虫がいい話だが、私の話を全部聞いてくれて、それを優しく抱きとめてくれ、そして励ましてほしいのだ。
それには、聞くことをお仕事にしている、その道の専門家に聞いていただくのが一番いいではないか。

どんな返事が来るかはわからない。
いや、もしかしたら、返事なんてそんなに期待してないのかもしれない。
だって答えは多分もう、私の中に導き出されつつあるのだ。
それがわかっていて、いやもしかしたら、わかり始めたからこそ、吐き出したいという思いに駆られているのかもしれない。

全部はきだしたら、きっとラクになるに違いない。
新しい自分が見えてくるに違いない。

商売での対人関係はもちろん、自分の考えを偽らずに書いてるはずのエッセイさえも、実は本音の部分はオブラートに包んだりしている。もちろん、読み手のことを意識しているからだ。面白おかしく書いて読む人に喜んでもらいたいというサービス精神や、ときにはスケベ根性も働く。

誰かが、「エッセイストこそ最大のうそつきである」といったが、本当にそうかもしれない。

ま、それはともかく、今私は、胸のうちを思いっきり吐き出している最中なのである。
なので、ブログが滞りがちになると思いますけど、「ただいまココロのお洗濯中」なのだと思って、心配しないでいてくださいね。
それではみなさま、また会う日まで、ごきげんよう

元気のないとき

2009年02月28日 | ヘルス&ビューティー
は、おいしいものを食べるに限る。

ちょっと前までダイエットをしようと思い、「食べながら痩せる」という関連の本(以前買ってあって読んでなかったもの)を3冊くらいひたすら読んだ。
だが、いくら「食事を減らさないで」痩せるといっても、食前に毎日豆腐なんてあきるよー、夕飯は腹8分目で寝る3時間前までにすませる、夕食後散歩なんて私ら夜遅い夫婦にはゼッタイ無理。お肉も赤身、ささみなんてばさばさしてやだよー、キャベツばかりのミートローフや、クリームソースの代わりにヨーグルト使ったグラタン、ジャガイモの代わりにカリフラワー使ったポテトサラダもどき、ジャガイモの代わりに大根使った肉ジャガもどきなんてまずそー、湯で豚、蒸鳥なんて食べた気がしないじゃーん。

etc...
田舎に住んでいて、気分転換もできない、休みもない、夜の遅い毎日で、何が楽しいかって言うと、自宅でゆっくりくつろぎながらおいしいもの食べて、おいしいお酒を飲む、これに限る。そのために働いているといってもいい。
しかも、せっかく今年に入ってご飯を作る気力が出て、料理が楽しくなってきたのだ。おいしいもの食べなきゃ、そんそん。

実は2年間で体重10キロの体脂肪10パーセントの増加、というのはサバよんでまして、ほんとのこというと12キロ、13パーセント増えてたのでした。(^^;)))
去年の10月から毎日とっていたタンサンジュースとアイスクリームを辞め、風呂上りのストレッチとプチ筋トレを始めて、太るといわれている薬も他のに変えさせてもらい、食事のメインが作れなくてお惣菜の揚げ物ばかり買ってたのを辞めたら、この半年で約5キロ減った。他に何もしてないので(あ、今年に入ってから発芽玄米入りご飯にし、どくだみ茶とヘルシア緑茶を一日いっぱいずつ飲んでるが)これはすごいこと?だと思う。計ってはないが、後ろで止めるエプロンのボタンがきちきちだったのがゆとりが出てきたので、おなかの出具合も減ってきているのが鏡を見ても確認できる。ただし、体脂肪が2パーセントしか減ってないのはなぜか?

幸い、血液検査では血糖値、尿酸値、コレステロールなど総て平均値だったし、家にあるインナースキャンという体重計でも内臓脂肪は標準値だったので、太ってはいるが医学的にまずいことはないのだとほっとしている。

だったら、食べようじゃないか。
何も無理して、ストレスを溜め込むことはない。
大好きなホワイトソースのグラタンも、チーズたっぷりのピザも、ガマンしないぞぉー。

ところで、Kにはデリバリーのピザやさんというものがない。出来合いのピザはまずい。必然的にピザとは、「うちで作るもの」ということになる。
本当は台も手作りして全粒粉や小麦胚芽を混ぜるとよいのだが(炭水化物は取ってはいけないのではなく、精製してないお米とパンはむしろ食べた方がいい、という説を私は支持しているので)めんどうなので、できた台を買ってきて、ソースを塗り、オニオンスライスやコーン、サラミ、またはツナやベーコンなどに荒引きの塩コショウとマヨネーズ(カロリー1/2のもの)を散らして、チーズをたっぷりと乗せる。
して、愛用のデロンギのコンベクション・オーブンで付属のピザがカリっと焼けるピザストーンにのせて焼く。とてもおいしくできる。
市販のピザ台は小ぶりで二人分のおつまみにちょうどいい、安い、ヘルシー、といいことずくめである。

このピザをほおばり、ビールを飲みながら、大好きな「ラブシャー」を見る。
まさに至福のひと時である。

これからも、食べたいものはガマンせず、幸福に元気になりながら、「体を動かして」痩せよう!(但し、食べ物の中身は一応自分なりにヘルシーなものを心がける←この「自分なりに」というのが大切で、“やらされている感”=なんとなく惨めで悲壮感が漂う、ことがなくストレスなく長続きできるコツなのだ、と思う)
あと5キロ、体脂肪8パーセントくらい、せめて減らしたい、のよね~。

ところで、オットのいないお昼ご飯も、好きなものが食べられるちょっとシアワセなとき。
マルちゃんの海老天(丸いかき揚げが3枚入ってて、サクサクでおいしい)を使った卵とじ天丼とか、夕べの残りを使ったカツどん、レトルトの牛丼を卵でとじたもの(オットはなぜかうな丼以外のどんぶり物が嫌い)などを作って食べたり、イタリアンのあまり好きでない夫のため、パスタを作ることも多い。
昨日は、買ってきたバケットにレタス、生ハム、カマンベールチーズをはさんでボリュームサンドにして食べ、今日はたまねぎ、ハム、クリームチーズを混ぜた、にんにくと醤油を隠し味に使ったスパゲティー・バジリコソースを「レンジでパスタ」を使って作って食べたよ~。
おいしくて、シアワセだった♪

ストレッチ

2008年06月09日 | ヘルス&ビューティー
先週の木曜日、何か月ぶりかで友人とランチをした。友人は最近空手の稽古に燃えている。体が硬いので毎晩ストレッチをしているが中々柔らかくならないのだとこぼすので、「石の上にも3年ストレッチ」といって3年頑張らないと柔らかくならないよ、がんばって!と励ました。事実何年か前、10年ぶりにバレエを再回するに当たってかつての柔軟さを取り戻すのに毎晩ストレッチして3年かかった覚えがある。
小さい頃からスポーツはからきしダメだったが、体が柔らかいのだけは自慢だった。友人の話しを聞いていて、また、無性にストレッチがやりたくなった。バレエのレッスンをやめて1年以上たつ。その間体調も悪かったので午前中寝てばかりいた。食欲は変わらずにあった。息苦しかったので毎日1本、タンサンジュースを飲んでいた。飲んでいる薬に、太るといわれているものがあった。これだけの条件(?)がそろっていて、太らないわけがない。最近、何人もの客に「太った?」と聞かれる(し、失礼な・・・わなわな)。事実体重も体脂肪も著しく増え、「メタボ」という言葉が人事だと思えなくなっている今日この頃。ズボンもかつてのサイズだとはけなくなり、大きいものを新しく買い求めることに・・・(太るってほんと不経済だけど、履けないものはしょうがない・・・)

で、始めました。4日前からお風呂上りにストレッチと簡単な腹筋などを。一番ショックなのはおなか周りが太っていて前屈しても上半身が足につかなくなってしまったこと。開脚の度数は狭くなったものの開脚して上半身が床につくので、まだそんなに衰えてはいないと胸をなでおろすが、足がつるのは足首以下の衰えだ。まだ1年半のブランクしかないので、かつての柔軟さをいつかきっと取り戻すわよと思っている。腹筋もいいとこ30回でへとへとなので体力も落ちているが、これも徐々に取り戻していきたい。
それから毎日体重計に乗ってみるものの何も変化はないが(まだ4日だもの、あたりまえだわな)ストレッチは楽しいぞ。それにしても、もうかなり前から太ってきていたのを自覚しつつも、体がしんどくてどうすることもできないでいたのが、ストレッチその他をしよう、と思え、実際できるほどに元気と気力が出てきたことは本当に嬉しい。1年半かけて徐々に太ったものが、急にやせるわけはないけど、がんばって毎日続けるわよ~。

ところで、ストレッチのほうはやる気満々なのだが、最近作品がまた書く気力がなくなってきた。ひとヤマ超えてほっとしたのもつかの間、その続きがかけない。締め切りは日々、近づいている。コマッタ・・・。
こういうときは無理してでも作品と向き合った方がいいのか、それとも気力が湧いてくるのを待つのがいいか、迷うところですな。
さて、ブログも書いて勢いづいたところで、久しぶりにワードを開いてみようかな。