ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

空中浮揚

2020-07-15 12:43:21 | スピリチュアル

先日、イングリッシュカフェ(英会話ができるカフェ)で「ヨガ」が話題になり、ふと昔読んだこの本のことを思い出しました。

「空中浮揚」成瀬雅春著(1992年 出帆新社)

著者の成瀬雅春氏はヨガ行者で、長年インドで修業してきた人です。

インドのヨガの教典の中には、空中浮揚の他、水上歩行、空中歩行、壁抜けなどがあるそうです。

成瀬氏が言うには、空中浮揚するには、自分の意識で部屋を満たすのだとか。
空中1メートルのところに座ったまま浮揚している写真があります(本の表紙写真)。これはジャンプではなく、空中に数十秒間浮揚していた時の写真だそうです。

そして、空中2メートルまで浮揚し、降りてくるとき、彼の体は透けて見えます。その写真も載っています。

彼自身の意識で部屋を満たすということは、彼自身が部屋じゅうに広がっている感じなのだそうです。だから半透明にもなる。

彼はYouTubeの動画の中でこう言ってます。

今は人間の精神性が後退し、物質至上主義になってきているので、自分の意識に目を向けることがなくなってきた。私たちは肉体があると最初から認識している。しかし、そういうのが希薄になると、壁をすり抜けることもできる。

ヨガというのは自分を知ること。自分のことを知れば知るほど、他人のこと、社会のことが見えてくる。

私たちは常に「今」に生きている。今以外の時はない。

命を大切にして、人生を楽しむこと。
楽しむとは、辛いことも苦しいことも全部楽しむことだ・・。

この本を読んだとき、すごく興奮したものです。そうか、人間というのは意識なのか。意識を変えればこの現実も変わるのか。

バシャールもそういってますね。

もちろん、そんなに簡単には変わらない。つまり、そう簡単には変わらないという意識が刷り込まれているため、簡単ではない。

これも昔読んだ本ですが、シオドア・R・コグスウェルのSF小説、

「壁の中」The Wall around the World (1962)

を思い出しました。

壁に囲まれた世界で育った少年が壁の外へ脱出を試みる話ですが、この壁の中の世界というのは魔法の世界でした。ほうきで空を飛ぶことも、空中浮揚することもできる。

もしもこの「壁の中」のような世界がどこかにあるとしたら、そこでは少年たちは自由自在に「魔法」を操ることができるのかもしれません。

世界のあり様というのはこれまでも何度もいってきたように、とてもフレキシブルなものではないかと改めて思います。

そして、自分を知ることによって、他人も社会も見えてくる・・。

なんだかわくわくしてきませんか。

YouTubeに成瀬雅春氏の動画があるので、興味のある方は見てみてください。

いやあ、人間てすごい。そして、世界ってほんとに面白い場所だなあ。

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