5月3日、府中の大國魂神社のくらやみ祭に行ってきました。
4年ぶりの開催だそうで、ものすごい人出でにぎわっていました。
友人と5時に待ち合わせて、まずは腹ごしらえをして、6時半からのお囃子の競演を見て歩き(途中で友人とはぐれ)、大國魂神社の鳥居のところまで来たら、いよいよ「こまくらべ」が始まるようで、街道が封鎖されました。
私の目の前にロープが張られ、ここから先に出てはいけないと言われ、待つこと約30分。
地元の人達が一杯機嫌で来ていていろんなおしゃべりをしているのを聞きながら、雰囲気が徐々に盛り上がっていきます。
こうして待つ時間もまた祭りなのでしょう。
やがて、封鎖された道路を1頭の馬がやってきました。疾走というよりはやや速足くらいで、馬上には昔の装束を身に着けた人が。
4頭の馬が200mほどの街道を3往復する、という儀式で、昔上納する馬を選ぶために馬を走らせた名残りだそうです。
沿道には観客がぎっしり。警備のおまわりさんがしきりに「肩車は危険なのでやめてください」と拡声器で叫びます。
4頭の馬たちの中で最後に走った馬が俊敏で、馬上の人も手を振って観客に応えたりして、なかなかのエンターテイメントぶりでした。
本当に久しぶりに、お祭りに行ったのですが、
なんかね、人々の熱気と興奮がびんびん伝わってきて、体じゅうのエネルギーがぐるぐるかき回されるような感じでした。
そうか、人間てエネルギーなのね、と肌で実感しました。
だから、人は定期的にお祭りをして、体内にくすぶっているエネルギーをかき回して放出するのだと、実に体の芯から腑に落ちた、という感じで、
また行きたい! と思ったのだけど、あの混雑ぶりはすさまじく、すっかり人の波に埋もれ揉まれて、友人とははぐれっぱなしで最後にようやく会えたという感じでした。
今、日本各地で4年ぶりのお祭りが開催されているようなので、
機会があったら、ぜひお祭りに行くことをお勧めします。
エネルギーをぐるぐるかき回して、すべての邪気を外に放出してください。
人間てエネルギーなのです!
お祭りに行くと実感できます!
くらやみ祭りは5月5日まで開催。
クライマックスは5日最終日なので、まだ間に合います!
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