ローマ法王が亡くなったというニュースが飛び込んできましたね。
ローマカトリックについては、私は全くの門外漢で何も知らないのですが、
バチカンて一体どんなところじゃろ、ローマ法王(教皇)って何する人、コンクラーベ(教皇選挙)ってどうやるの?
という極めて興味本位の好奇心で今上映中の、
「教皇選挙」(エドワード・ベルガー監督 2024年)
を見てきました。
これ2時間もある長尺の映画で、最初の方は寝落ちしかけた。でも、段々面白くなってきてね、
へええ、カトリックの枢機卿たちって、普通の人たちと全然変わらないじゃん、ていうか、普通の人達よりもっと敵意剥き出しで相手を蹴落とそうとしたり、裏で手を回したり、はたまた女性スキャンダルまで持ち出してきての権謀術数の数々。
こんな人たちが信徒に告解を授けて「あなたの罪は赦されました」なんて言ってるのね・・
という感想を引き出したかったのか、この映画は??
以前観た「天使と悪魔」もコンクラーベが舞台でした。
こちらは有名な「ダ・ヴィンチ・コード」の続編で、どちらかというとアクションものなので、今回の映画とはかなり違いますが、バチカンの中で何が行われているのか、という点は共通しています。
「天使と悪魔」でも悪魔はバチカンの中にいた、という結末でしたね。
ただ、「教皇選挙」は最後にちょっと驚く仕掛けがあって、この一点で評価が高いのだと思うのですが、これも、なんだかなあ・・
カトリックの信者が見たら、驚天動地なのかもしれないけど。
仏教の方がずっと寛大だよね、とも思った。これ以上書くとネタバレになるのでやめておきますが。
ローマカトリックやローマ教皇(法王)に興味のある人、コンクラーベって何? って思ってる人は観てみてもいいかも。
ミステリー映画として面白いかどうかはともかく、ちょうどローマ法王の代替わりの時期なので、リアルタイムで楽しめるかと思います。
いやはや、世界で戦争がなくならないわけだ。
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