ないない島通信

「ポケットに愛と映画を!」改め。

アス

2020-03-05 12:00:25 | 映画

 

「ゲットアウト」で世界中を震撼させたジョーダン・ピールの第二弾。

「アス(Us)」

を見ました。

なるほど、今度はそう来たか、という感じ。

まだまだ新作なのでネタバレは避けたいと思いますが、

「ゲットアウト」では〇〇を入れ替えられた黒人たちを描いて、強烈な社会風刺のブラックコメディでしたが、

今回も例外ではなく、

〇〇だけじゃなくて、まるごとそっくり入れ替わり、という超絶技巧トリックを見せてくれます。

何しろ、家の外に立っていたのは、家族とそっくりそのまま生き写しの人たちだったのですから。

私って誰? 

私って本当に私なの?

というアイデンディティの危機を感じさせるホラーです。

何とも巧妙に作りこまれたストーリーで、しかも、

最後にどんでん返しまであって、

一気に引き込まれて見てしまいます。

でも、私的には「ゲットアウト」の方が面白かったなあ。

ブラックユーモアも効いていたし、そこはかとないおかしさがありました。

でも、今回はバイオレンスと血の臭いが濃厚です。

あんまり好きじゃない、この血の臭いのするやつ。

でも、多いです。ハリウッドに限らず。

というわけで、まだ

「ゲットアウト」を見てない人はそっちから見ましょうね。

この映画には、「ゲットアウト」と同様、伏線だのシンボルだの仄めかしだの、いろんなものがちりばめられているようですが、

日本人の私には少々難しい。ここでもカルチャーギャップを感じます。

それじゃまた。

 

コメント
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