暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

明烏

2017年02月05日 22時34分28秒 | 邦画>★★
2015年/邦/福田雄一監督/菅田将暉 吉岡里帆 ムロツヨシ 佐藤二朗 城田優 若葉竜也 柿澤勇人 新井浩文
2017年2月5日 TOKYO MXキネマ麹町〔若者たちの汗〕

【あらすじ】
<明烏(あけがらす)>は、北品川にある場末のホストクラブ。ナンバーワンが新宿に引き抜かれた今、店長アキラ(ムロ)の他はアオイ(城田)、ノリオ(若葉)、ナオキ(菅田)の若干名によるカラバカホストで切り盛りしている。ナンバースリーといえば聞こえはいい最下位のナオキは、1,000万の借金を抱えていた。
そんなナオキに一発逆転のホームラン。野球賭博で大当たり、1,000万円を手にしてしまった。返済前に大はしゃぎのナオキは、店で祝勝会をあげへべれけに。しかし目覚めたらあるはずの金がなくなっていて、誰もそんなもんは見てないという。残ったのは返すアテのない借金だけ。しかも返済期日は明朝6時。青森家出少女明子(吉岡)は来る、ナオキの父(佐藤)は来る、新オーナー歓迎パーティーの準備は進む、借金取りの見張り役(新井)はやってくる、どたばた騒ぎのうちに夜が明ける…!?


現代ホストクラブを舞台とした、<芝浜>をベースにしたシチュエーションロングコント。と思ったら本当に下北沢あたりで公演されていた舞台劇の映画化なんだそうな。映画にする意味あんの?
ベースは芝浜だが、品川心中、居残り佐平次、お見立てあたりも組み込んだ落語オマージュ作品。ではあるが、落語愛よりもムロツヨシ&佐藤二朗への愛のほうが強く見受けられる。サゲ(と敢えて書く)が芝浜まんまだったのが気にくわぬ。なんか捻れ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ピースメーカー The Peacemaker | トップ | アジャストメント The Adjus... »

コメントを投稿

邦画>★★」カテゴリの最新記事