トゥー・ウィークス・ノーティス Two Weeks Notice

2002年／米／マーク・ローレンス監督／サンドラ・ブロック製作／サンドラ・ブロック　ヒュー・グラント　アリシア・ウィット
2008年12月24日 ＴＢＳ年末シネマシアター

【あらすじ】
環境保護とかなんかそっち系に実力行使する、過激派女弁護士ルーシー（ブロック）。破壊して、建築する、ＮＹ一事業財閥の若旦那ジョージ・ウェイド（グラント）に殴り込みに行くが、どういう訳だか顧問弁護士として雇われてしまった。
法律やら業務やらに関係なく、些細な相談の度にルーシーを頼る甘ったれボンボンのジョージ。ルーシーは遂に堪忍袋の緒が切れた。後任を探し、あと２週間で退職すると宣言。
意外とアッサリ後任候補は見つかった。ジューン（ウィット）はルーシーと同じくハーバード出身、しかもルーシーよりも若く美形のブロンドで女らしくテニスができて社交性もある。どうせジョージになど付き合いきれないに違いないとタカを括っていたルーシーは、ジューンがみるみるジョージと接近していくのを目の当たりにしやきもき！
プライドの高さから、自己嫌悪の重なりがルーシーを奈落に突き落とす。ジョージに対する気持ちはプライドが見せた幻想か、ルーシーに一発逆転は訪れるのか！？

サンドラ・ブロックプロデュースって、願望！？確かに、最後の演説では泣いたなあ。悔しい！
しかし、今作が楽しく観られるのもヒュー・グラントの人徳。可愛かったわ。スタに似てるし。って書くと、ヒューグラファンには怒られるか。４０過ぎには見えないしなあ。エリザベス・ハーレイと恋仲だったというのも納得。
一方サンドラは、＜善人＞に描こうとしているのは分かるのだが、如何せん＜偽善人＞っぽくていかん。ヒステリックだし。
サンドラ・ブロックほどの美形なら、どんなんでもモテる、というのが主題か。もっとたおやかで、穏やかで、ボーイッシュのシンデレラストーリー求む。