2015年/英/テリー・ジョーンズ監督/サイモン・ペッグ ケイト・ベッキンセイル サンジーヴ・バスカー ロブ・リグル モジョ(犬・声:ロビン・ウィリアムズ) (声)ジョン・クリーズ エリック・アイドル テリー・ギリアム テリー・ジョーンズ マイケル・ペイリン
2023年8月22日 NHKBSプレミアム プレミアムシネマ
【あらすじ】
ボイジャーを拾った宇宙人の皆さん(クリーズ、アイドル、ギリアム、ジョーンズ、ペイリン)によって、地球人テストとして無作為に選ばれたニール・クラーク(ペッグ)に全能の力が与えられた!ニールは冴えない教師だったが、惚れた女(ベッキンセイル)とお近付きになったりイケ好かない校長を黙らせたりと、くだらないことに次々と能力を発動。しかし恋のライバル(リグル)に利用されたりカノジョの信用を失ったりしてチカラを手放すことを決意。そのチカラは愛犬デニス(声:ウィリアムズ)に委ねるが、それが奇跡を起こす…!?
プロットからキャストや小ネタまで100点満点で、冒頭から恥ずかしげもなく笑えました。魔法のチカラでやることが<ウンコを歩かせる>って!VFXの粋を使ってそれをやるセンスが最高だ。「銀河ヒッチハイクガイド」で見たかった<サイモンによるフォード>に限りなく近く、ロビン・ウィリアムズの使い方も完璧。この宇宙人さんたちの声もなー、まさかそんなことがあるわけないよなー、と思ったら予想を超えるキャスティングで、このバカ映画を監督したのが他でもないテリー・ジョーンズだったというのだから放送してくれたNHK様に感謝するしかない。
<全能の力>というのは即ち<映画監督に与えられた力>であり、映画業界と観客に対するテストに重ねて見えもする…とかそういう難しいことは考えなくてもいいか!
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