2021年/米/ジョナサン・ヘンズリー監督/リーアム・ニーソン マーカス・トーマス アンバー・ミッドサンダー ベンジャミン・ウォーカー ローレンス・フィッシュバーン
2024年2月5日 テレ東午後のロードショー〔冬のスペシャルウィーク!〕
【あらすじ】
カナダ・マニトバ州にあるカトカ社ダイヤモンド鉱山が、ガス漏れを引き金とした崩落事故を起こした。生き埋めになった鉱夫26名を救うため、ノースダコタのトラック野郎ジム・ゴールデンロッド(フィッシュバーン)と女ドライバータントゥー(ミッドサンダー)、マイクとガーティのマッキャン兄弟(ニーソン、トーマス)は穴掘りマシン<ウェルヘッド>を運搬することに。酸素の推定残量から、タイムリミットは30時間程度と見積もられた。しかし全面凍結したウィニペグ湖とはいえ春4月、どデカいマシンをどデカいトレーラーで乗り上げるとなるとリスクは高い。しかも同行したカトカ社員バルネイ(ウォーカー)は、鉱夫を助けるどころか社のスキャンダルもみ消しのため運搬阻止を狙ってあの手この手の妨害工作を仕掛ける。果たして野郎どもは、無事アイスロードを乗り切ってマシンを届け、鉱夫たちを救出することができるのか…!?
映画産業も変わった。劇場公開でもビデオスルーでもオリジナルビデオでもなく、ネトフリ配信モノというジャンルが登場してしまいました。これはそんな、新たな映像コンテンツである。果たして<映画>と呼んでいいのか?まあ悩むほどのことでもないか。
というわけで本編、これは詰んだ。という箇所が、前半だけでも3回はある。でもリーアムだから死なない。氷の湖に潜って濡れた服のままでも、低体温症になどならない。協力するタントゥー女史も、腹に穴が開こうがハンドル握りゃ元気百倍。代わりに、リーアムの弟役は二度死んだ。いいヤツ殺すなんて、酷くない?