暇人映画

映画嫌いが映画を見まくる地獄のサーキット

劇場版はいからさんが通る/前編・紅緒、花の17歳

2018年10月29日 21時39分38秒 | 邦画>★★
2017年/邦アニメ/古橋一浩監督/早見沙織 宮野真守 梶裕貴 瀬戸麻沙美 石塚運昇 麦人 谷育子 三宅健太 一城みゆ希 伊藤静 櫻井孝宏 中井和哉 森功至
2018年10月14日 TOKYO MX

【内容】
1970年代の傑作少女漫画「はいからさんが通る」を、劇場版アニメ化。少尉(宮野)が戦死して、紅緒さん(早見)が冗談社へ入社。馬賊になった元日本兵を追って、満州へ渡るところまで。

子供の頃、姉が購入したコミックスを何度となく読み返したものです。こんなに短い間の出来事だったかなと少々驚いたが、全8巻のドラマなのだからそんなもんだったのかもしれん。というか、当時は<大正>という時代背景も、恋愛と結婚とか花嫁修業とかカケオチが何なのかとかも漠然としか理解がなく、ただ元気な紅緒さんが真っ直ぐに紙面を駆け回る姿だけを楽しんでいただけだったということに今更ながら気付く。蘭丸なんか、女の子としてしか見てなかったような気がする。だけど今作のお陰で、崇徳院「せをはやみ」だけは覚えました。
アニメ放送も観てました。いまだに自転車に乗る時はエンディングテーマを口ずさんでしまう。本放送は5歳の時だから、おそらく再放送を観ていたのでしょう。おかげで宮野の少尉が馴染めないったらない。
当時としても編集長のあの髪型は何だと思ったものだが、改めて「何じゃこりゃ」と思わずにいられんかった。そりゃ洋楽好きなのは分かるが、この舞台設定でよくこのキャラデザを許したものです。そして櫻井か…。もっと大人の色気溢れる、諏訪部か津田あたりにやらせてもよかろうものを。人気があるって凄いことだ。
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