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スーパー・マグナム Death Wish 3

2018年10月20日 21時02分23秒 | 洋画>★★
1985年/米/マイケル・ウィナー監督/チャールズ・ブロンソン エド・ローター デボラ・ラフィン マーティン・バルサム ギャヴァン・オハーリヒー
2018年10月5日 テレ東午後のロードショー〔金曜は“名優たちの闘い”!〕

【あらすじ】
ポール・カージー(ブロンソン)は、戦友チャーリーの相談を受けてニューヨークへ帰って来た。だが訪れたベルモント地区はストリートギャングが跋扈し、ポールの到着を待たずチャーリーは殺されてしまう。しかも駆けつけた警察はポールを誤認逮捕、留置所行きとなってしまう。そこで大将面していたのが、逆モヒカンのフレイカー(オハーリヒー)だった。
署長のシュライカー(ローター)は、〈デスウィッシュ〉カージーを知っていた。フレイカーが保釈されて更に活性化したストギャンをギャフンと言わせるべく、カージーを野に放ち天誅を黙認させる。
果たしてご老人代表ブロンソンは、ヤングに正義の鉄槌を如何にして食らわすのか。スーパーマグナムが火を噴くぜ!!


「狼よさらば」の続編3作目。デスウィッシュはこの後、5作目まで作られたという。
血気盛んな若人が老人相手に威嚇するとか、ちょっとケツの穴小さすぎないかという展開が最初から最後まで続く。というかこれ、「デスウィッシュ」というよりかは「マッドマックス」がやりたかったような気がしないでもない。朝鮮帰りのご老人(バルサム)が戦争気分で大興奮するくだりなど、好戦的な演出が気持ち悪くもある。ついでに「ポリアカ」とかも思い出した。
ところでこのストリートギャングたち、老婆相手にカツアゲするにしても「5ドルよこしな」などと良心的な価格設定である。5ドルぽっちを欲しがるストリートギャングに死の制裁とか、鬼だな。
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