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ランド・オブ・ザ・ロスト THE LAND THAT TIME FORGOT

2013年08月08日 22時38分29秒 | 洋画>★★
2009年/米/C・トーマス・ハウエル監督/C・トーマス・ハウエル ダーレン・ダルトン アンヤ・ベントン リンジー・マッケオン ティモシー・ボトムズ デビッド・スティーブンス パトリック・ゴーマン スコット・サビオーノ/オリジナルビデオ
2013年7月22日 テレ東午後のロードショー〔恐竜映画特集!!〕

【あらすじ】
コスタリカへのクルーズ旅行を楽しむはずだった、フロスト(ハウエル)とカレン(ベントン)、コール(ダルトン)とリンジー(マッケオン)の二組の夫婦。しかし船はバミューダで嵐に遭遇、難破して無人島に避難した。
ところがそこは、古代生物やなんかが跋扈するめちゃくちゃな島だった!翼竜、暴君竜、ムカシトンボ、謎の水棲怪物…。船長(ボトムズ)とフロスト、コール、リンジーの4人は、島で1年暮らしているという青年ジュード(スティーブンス)と、何と11年弱生き延びてきたというジイ様コンラッド(ゴーマン)と合流した。船に残っていたカレンは船ごと行方不明になっていたが、打ち上げられていたUボートのドイツ兵の捕虜となっていることも判明した。
果たしてフロストたちは、生きて島を脱出することができるのか。そしてこの島は、一体何なのか…!?


恐竜映画っていうから期待していたけれど、恐竜というよりバミューダの謎がモチーフ。VFXはおなじみの低予算クオリティで、爆破までもCGで誤魔化そうとするチャチさが微笑ましくも思えてしまう。
主人公ご一行は時空の切れ目みたいなものを目撃したあと謎の<歴史ごった煮の島>へ辿り着くのだが、そこが<過去>とか<異空間>とかいう認識はない。ドイツ兵たちに「戦争はもう終わったぞ」なんて諭してるけど、ほんとは人間の歴史すら始まっていないかもしれないじゃない。だって気圧計が太古の地球レベルを示してたんでしょ。
だけど結局、脱出した誰かが文明に辿り着いたとか、元の世界に帰れたとかいう展開はないので、事の真相は分からずじまい。
しかしこの物語は、主人公たちがコトの顛末を記録した手紙をボトルに流して、それを拾ったビデオ制作会社によって作られたものだからなあ。バミューダにはティラノがいるぞ!
ところで、これを機にバミューダの謎エピソードの数々を、ちと拾い読みしてみたのです。
よっぽど面白い。
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