さて50歳を過ぎたことにより死というものがリアルに感じられるようになってきた
元々この先何もないことを自覚しており、将来の孤独死が確定している身である
これまでもそう思いつつ、まだ先の話というかどこかに余裕があった
言うならば軽く考えていたわけだ
しかしもう完全に死が視界に入った状態である
それでもさすがにまだ緊迫感はないがそろそろ真剣に考える時期かもしれない
身辺整理と言っては大げさだが、できるだけ身軽にしておきたいと思ってる
自分の持ち物を業者がゴミとして捨てるなら自分で捨てておきたいわけだ
ちなみにおかげさまで両親はまだ健在なんだが、
2人ともいなくなったらいよいよ所持品を大量処分しようと考えている
それと死に場所である部屋をどうするのかも真剣に考えておかなければダメだろう
今の部屋ではさすがにきついので、どこか安心して死ねるといったら変だが、
そういう事が起きても不思議でない雰囲気の部屋に引っ越すことになると思う
そういう雰囲気とは何かと聞かれると困るが、いわゆる団地系の物件だろうか
ただし俺が死ぬ頃には孤独死が普通になってるはずだから、
それほど深く考えることもないのかもしれない
俺が言うのもなんだが、今後孤独死は激増していくだろう
俺の周りも独身だらけである
そしてどう考えても結婚しない奴がゴロゴロいる
もちろん本人にも何としても結婚したいという気持ちもない
そういう奴がこれからどんどん高齢になり死んでいくわけだ
恐らく30年後ぐらいにはすごい数になってるのではなかろうか
そういうことを考えてる日常だが、そこで目に付くのが霊柩車である
以前はまったく気にならなかったが最近特に目に付くようになった
俺の部屋は目の前がそこそこの交通量がある道路なんだが、
土日を中心によく霊柩車が通る
そしてその後ろには関係者が乗るマイクロバスが続いている
こんな感じで、ふと外を見ると偶然走っているというケースが結構多い
大体マイクロバスを見かけて前を見ると霊柩車がいるというパターンである
そしてバスの中を見ると弔問客が乗っている
それを見ると不謹慎だがうらやましくなる
俺の場合は部屋から異臭がすると通報されて死体が発見され、
ゴミのように処理されるわけだ
もちろん葬式もなければ弔問客などいるわけもない
だから大勢の人に見守られて逝ける人を見るとうらやましくなるわけだ
しかもたまに2台、3台とマイクロバスが続いてるときがある
本当にすごい人だったんだなあと思う
俺の中では勝手に70歳ぐらいまでは生きられるだろうと決め付けてるが、
本当に1年ごとに身近で切実な問題として迫ってくるわけである
生きるのも大変だが死ぬのも面倒なことである
そして死と言えば毎年この時期にはここで触れる蝉の死骸問題である
以前は気にならなかったが、この年になると蝉の死骸を見ると切なくなる
そして先日勘弁してくれという出来事があった
度々書いてるが俺の部屋の窓は網戸がない出窓である
だから暑い夜は窓を開けた状態で寝ることになる
だから何が侵入してきてもおかしくない状態である
そしてその夜も熱帯夜で眠れずにいた
ちょっと寝ては目が覚めるといういわばウトウトした状態だった
そんなとき外から何かが入ってきたような気がして目が覚めた
朝の6時ぐらいだったと思う
恐る恐る出窓の床下を見てみると・・・蝉である
汚い床だが間違いなく室内である
ここでも書いた記憶があるが過去にも1度だけ入ってきたことがあったと思う
そのときはどうしたのか忘れたが今回も困った
とにかく部屋の中央部に飛ばれたら厄介である
何とか早く捕まえて外に逃がさなければならない
しかし前回も同じ場所に留まっていた記憶がある
今回もそこで動かずにいる
俺はすかさず撮影した
しかしよくここに留まっていてくれたものである
そして外に出す方法だが手で捕まえるしかなさそうである
そして問題は外に出す方法だが下は道路である
下に落ちれば引かれて死ぬ可能性が高い
どっちにしろ死の間際とはいえ車に轢かれるのはかわいそうである
しかしそれを考えるよりまず捕まえることである
無毒の昆虫とはいえ素手で掴むのは結構度胸がいった
これが子供の頃なら平気だろうが今は蝉など触れる機会などないからだ
しかし躊躇してる余裕はない
部屋の奥に飛ばれたら厄介である
俺は意を決して背中を掴んだ
無事に捕獲成功である
そしてそっと出窓の淵のところに置いた
すると勢いよく上に向かって飛んでいった
あれなら車に轢かれる心配はなさそうである
しかしいずれにしろそう長くはないはずである
それを考えると切ない限りである
蝉の死骸を見るだけでも辛いのに、
わざわざ部屋に入れるとは神様も酷なことをするものだ
まさかお前もそろそろだぞということでもないだろうが・・・
いずれにしろ何とも複雑な気分になる朝だった
今こうして書いてて気付いたんだが玄関のほうから逃がせば安全だった
玄関側なら隣は民家であり道路もなく安全である
なぜ気付かなかったのか不思議である
しかし無事に飛び立ってくれてよかった
それにしてもこういうことがあるとまた窓を開けられなくなってしまう
本当に困った構造のマンションである
そして今日帰宅して温度計を見て驚いた
室温38度である
大体夏場の上限が36度なんだが38度を見たのは初めてである
もちろん冷房ONである
設定温度は相変わらず31度だが、これが快適である
やはり夏を乗り切る最強アイテムはエアコンである
ここに越してきた1年目はエアコンをまったく使わなかった
しかも窓すら開けなかった
扇風機だけで乗り切ったわけだが、よく生き延びたと思う
やはり使えるものは使わないとダメである
今は夏も冬もエアコン無しには乗り切るのは不可能であろう
元々この先何もないことを自覚しており、将来の孤独死が確定している身である
これまでもそう思いつつ、まだ先の話というかどこかに余裕があった
言うならば軽く考えていたわけだ
しかしもう完全に死が視界に入った状態である
それでもさすがにまだ緊迫感はないがそろそろ真剣に考える時期かもしれない
身辺整理と言っては大げさだが、できるだけ身軽にしておきたいと思ってる
自分の持ち物を業者がゴミとして捨てるなら自分で捨てておきたいわけだ
ちなみにおかげさまで両親はまだ健在なんだが、
2人ともいなくなったらいよいよ所持品を大量処分しようと考えている
それと死に場所である部屋をどうするのかも真剣に考えておかなければダメだろう
今の部屋ではさすがにきついので、どこか安心して死ねるといったら変だが、
そういう事が起きても不思議でない雰囲気の部屋に引っ越すことになると思う
そういう雰囲気とは何かと聞かれると困るが、いわゆる団地系の物件だろうか
ただし俺が死ぬ頃には孤独死が普通になってるはずだから、
それほど深く考えることもないのかもしれない
俺が言うのもなんだが、今後孤独死は激増していくだろう
俺の周りも独身だらけである
そしてどう考えても結婚しない奴がゴロゴロいる
もちろん本人にも何としても結婚したいという気持ちもない
そういう奴がこれからどんどん高齢になり死んでいくわけだ
恐らく30年後ぐらいにはすごい数になってるのではなかろうか
そういうことを考えてる日常だが、そこで目に付くのが霊柩車である
以前はまったく気にならなかったが最近特に目に付くようになった
俺の部屋は目の前がそこそこの交通量がある道路なんだが、
土日を中心によく霊柩車が通る
そしてその後ろには関係者が乗るマイクロバスが続いている
こんな感じで、ふと外を見ると偶然走っているというケースが結構多い
大体マイクロバスを見かけて前を見ると霊柩車がいるというパターンである
そしてバスの中を見ると弔問客が乗っている
それを見ると不謹慎だがうらやましくなる
俺の場合は部屋から異臭がすると通報されて死体が発見され、
ゴミのように処理されるわけだ
もちろん葬式もなければ弔問客などいるわけもない
だから大勢の人に見守られて逝ける人を見るとうらやましくなるわけだ
しかもたまに2台、3台とマイクロバスが続いてるときがある
本当にすごい人だったんだなあと思う
俺の中では勝手に70歳ぐらいまでは生きられるだろうと決め付けてるが、
本当に1年ごとに身近で切実な問題として迫ってくるわけである
生きるのも大変だが死ぬのも面倒なことである
そして死と言えば毎年この時期にはここで触れる蝉の死骸問題である
以前は気にならなかったが、この年になると蝉の死骸を見ると切なくなる
そして先日勘弁してくれという出来事があった
度々書いてるが俺の部屋の窓は網戸がない出窓である
だから暑い夜は窓を開けた状態で寝ることになる
だから何が侵入してきてもおかしくない状態である
そしてその夜も熱帯夜で眠れずにいた
ちょっと寝ては目が覚めるといういわばウトウトした状態だった
そんなとき外から何かが入ってきたような気がして目が覚めた
朝の6時ぐらいだったと思う
恐る恐る出窓の床下を見てみると・・・蝉である
汚い床だが間違いなく室内である
ここでも書いた記憶があるが過去にも1度だけ入ってきたことがあったと思う
そのときはどうしたのか忘れたが今回も困った
とにかく部屋の中央部に飛ばれたら厄介である
何とか早く捕まえて外に逃がさなければならない
しかし前回も同じ場所に留まっていた記憶がある
今回もそこで動かずにいる
俺はすかさず撮影した
しかしよくここに留まっていてくれたものである
そして外に出す方法だが手で捕まえるしかなさそうである
そして問題は外に出す方法だが下は道路である
下に落ちれば引かれて死ぬ可能性が高い
どっちにしろ死の間際とはいえ車に轢かれるのはかわいそうである
しかしそれを考えるよりまず捕まえることである
無毒の昆虫とはいえ素手で掴むのは結構度胸がいった
これが子供の頃なら平気だろうが今は蝉など触れる機会などないからだ
しかし躊躇してる余裕はない
部屋の奥に飛ばれたら厄介である
俺は意を決して背中を掴んだ
無事に捕獲成功である
そしてそっと出窓の淵のところに置いた
すると勢いよく上に向かって飛んでいった
あれなら車に轢かれる心配はなさそうである
しかしいずれにしろそう長くはないはずである
それを考えると切ない限りである
蝉の死骸を見るだけでも辛いのに、
わざわざ部屋に入れるとは神様も酷なことをするものだ
まさかお前もそろそろだぞということでもないだろうが・・・
いずれにしろ何とも複雑な気分になる朝だった
今こうして書いてて気付いたんだが玄関のほうから逃がせば安全だった
玄関側なら隣は民家であり道路もなく安全である
なぜ気付かなかったのか不思議である
しかし無事に飛び立ってくれてよかった
それにしてもこういうことがあるとまた窓を開けられなくなってしまう
本当に困った構造のマンションである
そして今日帰宅して温度計を見て驚いた
室温38度である
大体夏場の上限が36度なんだが38度を見たのは初めてである
もちろん冷房ONである
設定温度は相変わらず31度だが、これが快適である
やはり夏を乗り切る最強アイテムはエアコンである
ここに越してきた1年目はエアコンをまったく使わなかった
しかも窓すら開けなかった
扇風機だけで乗り切ったわけだが、よく生き延びたと思う
やはり使えるものは使わないとダメである
今は夏も冬もエアコン無しには乗り切るのは不可能であろう
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます