ついに1番恐れていたことが起きた
ここで何度も書いてきたが、
今のマンションで生活する上で、
絶対避けなければいけないことが、
起きてしまったのである
隣の女性との遭遇である
このブログを長く読んでくれてる人は、
これは起きてはいけないことだということが、
分かってもらえてるはずである
それが起きてしまったのである
もう片方の生活保護とは何度も鉢合わせてきたが、
こっちの女性とは初遭遇である
あれほど警戒してきたのに悔いが残るばかりである
俺にとっては一大事なんで詳細に振り返ってみたい
文字だけで伝わるかどうか分からないが、
緊迫の一部始終を振り返りたい
ちなみに以後その女性を彼女と呼ばせてもらう
俺がそう書くとキモいが他の言葉が見つからないので、
彼女という表現を使わせてもらう
長くなるがお付き合いいただきたい
その日は日曜でその女性は休みだった
彼女は土日が休みということが多いんだが、
必ず休みというわけではなく、いない日も結構ある
その日は休みで朝から部屋にいることは認識していた
ドアを開けて外に出ていく音がしなかったからである
そして俺の出勤時間が近づいてきたときである
隣のドアが開く音がして彼女が外出した
俺は危険な時間帯の外出に動揺しながら窓の外を見た
すると彼女の姿が見えない
時間からして出勤じゃないことは分かってるんだが、
電車に乗るときは窓から見える道を、
歩いていくからすぐに分かる
なぜ確認が必要かというと戻る時間を知るためである
電車に乗るなら当分帰ってこないので、
安心して外に出れる
ちなみにもちろん毎回確認してるわけではない
姿を確認できなかったということは、
別方向から自転車で出ていったということである
つまり軽い買い物に行ったと思われる
ということはすぐに戻ってくるということである
彼女が隣に越してきて2年
行動パターンは完璧に把握できている
これも彼女が普通に働いていて、
規則正しいリズムで生活してるからである
そしてこの状況は非常に危険な状況ということである
丁度出勤時間のあたりに戻ってくる可能性が高い
これにより緊張感が一気に高まった
戻ってくる時間と出勤時間が重なるレッドゾーンに、
入ってしまったわけである
しかも彼女は仕事から帰ってくるときは、
靴音を鳴らして階段を上がってくるんだが、
買い物の時はなぜか靴音がほとんどしないのである
出勤と買い物では靴が違うのかもしれない
俺はちょっと早いが今出るべきか、
多少遅らせても戻ってきてから、
出るべきかの決断を迫られていた
しかし彼女が自転車で買い物に行くときは、
戻ってくるのが結構早い
恐らくスーパーではなく、
近場のコンビニに行ってるものと思われる
ただあまり待ちすぎると遅刻のリスクがあるだけに、
今出るべきじゃないかと考え始めた
最悪階段の途中で会えば、
どこの部屋の奴か分からないわけだ
恐らく俺の顔は1度も見られてないと思われる
外に出ても彼女の部屋から見えない角度で歩いてるし、
玄関の前を通るときも、
ドアを開ける音を殺してそっと出て、
鍵を閉めた瞬間にスッと通り過ぎている
帰ってくる時も足音を殺して階段を上がってきてる
これもひとえに足音を聞いて、
彼女に覗き穴で待機されないためである
やはり向こうも隣がどんな奴か気になるはずである
だから音を認識して覗き穴から確認しようとしても、
その時には俺は自分の部屋の前におり、
覗き穴から見える場所にはいないわけである
ともかく1番厄介な時間に外出されてしまったわけで、
本当に困っていた
いつも休みの日は彼女は、
もっと早い時間に外出するので、
戻ってきてから安心して出勤できていた
そろそろ決断の時かなと思ってると足音が聞こえた
そして彼女が戻ってきて中に入った
これは1番嬉しいパターンである
俺の出勤時間に合わせて戻ってきてくれたわけである
あとは何も恐れることはない
普通に出勤するだけである
いつものようにそっとドアを開けて外に出た
そして鍵をかけた瞬間、あり得ないことが起きた
何と再び彼女が出てきたのである
俺は急いで鍵を開け中に戻った
が、顔を完璧に見られてしまった・・・、かもしれない
かもしれないというのは俺はあえて目を合わさなかった
だから顔を見られたかどうかは分からない
彼女にしてみれば、
いないはずの俺がいてさぞ驚いただろう
物音1つしない状況で俺が立っていたのである
人によっては大声を出していたかもしれない状況である
ここで俺は1つ重大なミスをした
彼女の部屋のドアが開いたとき、
俺はドアに背を向けて立っていた
彼女の部屋は自分の右側である
そこで体を右に回転させて中に入れば、
彼女に対してずっと背を向けてる状態であり、
顔は完全には見られなかった可能性が高い
しかし俺は瞬間的に体を左側に回転させてしまった
つまり彼女のほうを見る形で円を描いて中に入ったのである
だから顔をガッツリ見られた可能性が高いのである
急なことで気が動転してたとはいえこれは大きなミスだった
しかもミスはもう1つあって普段はマスクをしてるんだが、
なぜかその瞬間だけマスクをしていなかった
その日だけ外に出てからするつもりだったのである
俺がマスクをせずに部屋を出るなど、
年に1回もないことであり数年ぶりだと思われる
その1回がここにぶつかったわけである
まるでその運命に引き寄せられるかのように、
その日だけしてなかったのである
だからこの髭面が剥き出しになっていたわけである
まだマスクをしてれば顔の全体像もよく分からず、
被害を最小限に食い止めることができたんだが、
悪い事が起きるときはそういうもんである
そして余程動揺してたのか鍵を差しっぱなしにして、
中に入ってしまった
これも彼女は見たはずである
つまり下手すると何かを企てていて、
慌てて逃げたような印象を与えかねない
俺は漠然と彼女を見たが外を歩いてる感じより小さく見えた
とにかく目が合わなかったのが不幸中の幸いである
そして彼女が出て行ってしばらくして俺も出た
気が動転していてすぐには出れなかったが、
俺の出勤時間も近付いていたので、
さすがにこれ以上は待てなかった
今振り返ると部屋を出る際に、
音を出さないのが裏目に出た格好である
出る際に音を出しておけば彼女は出てこなかったはずである
俺が出てきたのが分かっていれば出ては来ないだろう
だからあえて音を出すのが、
会うリスクを減らす1番いい方法だったわけだ
彼女の部屋が階段側ではなく奥にあれば、
出ることを知らせるために逆に音を出してこれたのである
しかし今の並びだと外に出るためには、
必ず彼女の部屋の前を通らなければならない
この構造が俺をずっと悩ませてきたのである
もちろん誰もが俺のように覗き穴を頻繁に覗くとは限らない
しかしやはり隣人の姿は気になるだろうし、
まして女性なら1度は確認するはずである
だからこそ俺はこれまで音を殺してきたのである
俺がここまで彼女と会うことを避けてきたのは、
彼女に不安な思いをさせたくない一心からである
ただでさえ色んな事件があり女性の1人暮らしは不安だろう
そして隣が男というのはかなりの精神的負担なはずである
そこへ持ってきてこんなキモい奴となれば、
その不安がさらに増大するだろう
だからこそ絶対この顔を見られてはいけなかったわけである
これにより相当の不安が芽生えたのではないか
急に引っ越しなんてなったら本当に申し訳ない
こう書くとどんだけ自意識過剰なんだと笑われるかもしれない
隣の男と会うたびに引っ越すほど、
女は弱くねえわボケと言われるかもしれない
もちろんそれを分かったうえで書き込んでるのである
それぐらい今の俺はキモいのである
自分の立ち位置を十分理解してるのである
とにかく今は日が過ぎて遭遇したことが、
過去の出来事になることを待つのみである
そして2度目は極力避けなければならない
しかし1度帰宅してすぐに出てくるというは、
俺が知る限り初めてである
過去のデータにない事が起きては防ぎようがない
過去には朝に出勤する際に忘れ物があったのか、
出て行ってすぐに戻ってくるというのは何度かあった
しかし休みの日の買い物である
しかも出て行って戻ってきたのではない
戻ってからすぐに出てきたのである
足音を感じる余裕など一瞬もないわけである
とにかく起きてしまったことは悔やんでも仕方がない
これで新たなデータを入手できた
今後はこれを生かしてより慎重に行動しようと思う
念のため言うが俺は彼女の行動パターンを、
逐一メモしたりしてるわけではない
色んな音で分かるので日々の生活の中で、
自然に把握したというだけである
同じマンションの住人同士が会うなんて普通であり、
何を大げさなと笑う人もいるかもしれないが、
これも彼女に平穏な生活を送ってもらうためである
これを教訓に今後はより一層慎重に行動する所存である
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