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春の白沢渓谷(下)

2014-04-07 | ◆イロハにナゴヤ

▲空の青と桜のピンクの対比がキレイです。

今日は白沢渓谷の風景の一場面を切り取った
カットをアップしてみました。




▲桜の蜜を吸うメジロが見たかったのに、
 見られたのは、ここでもやっぱり桜の花を食いちぎるスズメでした…









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春の白沢渓谷(上)

2014-04-06 | ◆イロハにナゴヤ


去年の秋に行った、名古屋唯一の渓谷で吊り橋のある
白沢渓谷に桜を見に行ってきました。

本当に住宅街の中にある小川なんですが
一歩公園の中に足を踏み込むと風景が一変します。
たった二度しか行ってないので知ったかぶりは出来ませんが、
川沿いの桜が咲き誇る今の季節が最高かと思います。

つまらない解説よりも写真を見てもらった方がいいですね…














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白沢渓谷

2013-11-05 | ◆イロハにナゴヤ


名古屋へ越してきてから
ず~っと近所で気になっていた場所があって、
それは名古屋市内なのに〈白沢渓谷〉と呼ばれる、
小さな谷を持った小川の渓谷があるんです。

長いあいだ気にしていながらもなかなか行けなかったんですが、
季節も良くなったので、やっと重い腰を上げて、
少し長めの散歩ということで出かけてみました。

スタートしたのは昼の3時過ぎで、
もう、すぐに日が暮れるようになっていますので、
片道5kmほどの道のりをちょっと早足で歩き、小幡緑地西園を横切り、
住宅街を少しだけ抜けるとすぐに小川が見えてきました。
ここが白沢川で、住宅の密集した地域の中に
小さな谷間があって、そこに小川が流れていました。
少し川沿いにそって歩くと小さな吊り橋もあり、
その橋の下には高低差があまり無い滝もありました。


▲小幡緑地西園で見上げた秋の空


▲どうやら名古屋市唯一の吊り橋みたいです


▲左/小滝と橋の上流側 カルガモもいました 右/下流側

そこは、渓谷と呼ぶには少し大袈裟かなという気もしましたが、
名古屋市内の住宅地にある公園(城土公園)の
憩いを感じさせてくれる、ちょっと不思議な場所(渓谷)でした。

往復10kmほどのちょっと長めの散歩でしたが、
運動不足の身体には程よい距離の秋の散歩でした。

帰ってから〈名古屋の渓谷〉でちょっとググってみましたが、
出てきたのは白沢渓谷だけでしたので、
多分ここが名古屋にある唯一の渓谷じゃなかと思います。
あと吊り橋も市内ではここだけみたいです。
春には桜も綺麗みたいですから、
次はもう一度春に行ってみましょうか…


▲渓谷を抜けると陽はもう暮れ始めていました

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不思議なフシギな美術館

2013-06-03 | ◆イロハにナゴヤ

▲上/2階はアニメの油絵&版画等の展示室 下/1階の個展展示スペース


▲1/1スケール車モデル?も…

友人の個展を見に東区代官町にある美術館に行って来ました。
和錆(わさび)美術館という初耳の美術館でしたが、
名前から想像すると古物商っぽいところかと思っていました。
ところが行ってビックリ!!

そこはビルの1~2階の数部屋を使った
展示室で構成されていますが、
飾ってあったものは想像とは真逆の
和洋の映画やアニメ関係の実物大フィギュア・油絵・
版画・サイン更にはサッカー&野球のユニフォーム…etcと、
まるで贅沢なコレクターのお部屋という感じでした(笑)。
作品はスターウォーズ・ジブリ・ゴジラ・ディズニー・
エヴァ・ガンダム関係…etcとあまりに幅が広くてカオスです!


▲リアルな塗装のガンダム



1階の中に入ったところにテーブルが数組置いてあり
そこが喫茶エリアで、そこの壁が個展の展示スペースになっていました。
思うところ喫茶や個展スペースは、
この美術館を知ってもらうための一つの方法の様で、
雑多のコレクションに混じって
よりカオスな雰囲気を醸し出していました。

それでもここに集められた物は、
普段ではとても見られないような珍しいものが多く、
映画&アニメマニアの方は、一度足を運んでみる価値は十分にあると思いました。
なお、土日だけの営業で平日はお休みですのでご注意を!
※詳しくは下記HPでご確認ください。

● 和錆美術館(アートサロン和錆)




▲ストーム・トルーパーのヘルメットを借りてアナキンとツーショット!

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東山植物園の桜

2013-04-06 | ◆イロハにナゴヤ

▲桜と東山スカイタワー


▲東山植物園入り口から 真ん中は新レストラン工事中

今年の花見は何処にしようか迷いましたが、
以前東山動物園に行った時、植物園の方を回れなかったので、
挽回の意味も込めて東山植物園に決定!

東山植物園は小さな山一つが丸々植物園になっていて、
植物園入り口より東の山頂に向かい、
枝分かれした数コースの道と
テーマ別のゾーンで全体を構成しています。
それぞれのコースにはテーマに沿ったコース名が付けられていて、
植物もテーマに合わせてコースとゾーンに植えられています。

僕は合掌造りの建物がある合掌線を登り、
頂上の展望台からお花畑、桜回廊を経由して下り、
更にもう一度竹林線を登り、休憩所でUターンして
万葉の散歩道を降りてきました。

そんなに距離感は感じませんでしたが、
写真を撮ったり休憩をしながら歩いていたら
3時間程かかっていました。
最近はすっかり運動不足だったので(いつもの事か…)、
帰ったら足腰がガクガクでした(苦笑)。


▲桜回廊からツツジヶ丘




▲上/ヒヨドリ 下/スズメ


▲お花畑と東山スカイタワー

植物は全く疎いndoですが、散歩するだけでも
結構楽しく歩けるので機会があれば年間入場券を買って
時々来ても良いかなと思いました。

桜は普通の公園なんかとは違って、
いろんな種類の桜が植えてあるので
満開の時期もそれぞれで、
比較的、長期間楽しめるようです。

ちょっと変な事に気がついたのは、
桜に寄ってくるメジロやヒヨドリを撮ろうと
カメラを向けていたらスズメが桜をついばんでいるのが見えて、
あれ?!っと思い、帰ってネットで検索したら
最近は餌不足から、スズメも桜の蜜を吸いに
来るようになっているらしい。
ただ、スズメはクチバシが短いので
ヒヨドリのように蜜を吸えなくて、
がく側から吸って花を食いちぎってしまうそうです…

それにしても公共機関とは言っても動植物園両方で500円は
お得ですね~ また散歩に行きましょう。




▲竹林線 色んな種類の竹が見られます

● 東山植物園マップ

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アウト ガレリア “ルーチェ” & ZERO CRAFT

2013-02-27 | ◆イロハにナゴヤ

▲入り口から/左:ルーチェ事務所 奥:ギャラリー 右:Zero Craft

今日は今回伺ったギャラリーと併設のミニカーショップと、
せっかくですから、ここからわりと近所(平針)の
車専門本屋さんも紹介しておきます。

自動車趣味の専門ギャラリー
◎ アウト ガレリア “ルーチェ”

ホームページを拝見すると開館は2004年からで、車好きにはたまらない
かなりの面白い企画展が、もう何度も開催されてきています。
場所的にウチからは少々離れているとは言っても、
今まで足を運ばなかったのは、ちょっと残念と言うか悔やまれます。

経営母体がどうなっているのか分かりませんが、
直接的には商売には結びつかない様な、
趣味的文化活動を企画運営されている事に
単純に偉いな~というか、尊敬しちゃいます。
やっぱりトミカの文化活動の一環なんでしょうか???
※ 記事アップ後ちょっと調べましたら、名古屋で不動産業を営む、
  知る人ぞ知る日本一のフェラーリ・コレクター!!の方が
  運営されているそうです!スゴッ…


入場料は無料で、月・火が定休日です。
詳しくはホームページで…


▲このAll PORCHEミニカーは、ギャラリー内展示品
 余談ですが中学生の頃、908(右上のオープンタイプ)を消しゴム削って授業中作ってました(笑)


トミカとミニカーショップ
◎ Zero Craft

ギャラリーに併設してあるトミカのミニカーショップは、
他メーカー・輸入モデルも含め品揃えも豊富で、
一部の絶版品や珍しいモデルも購入可能です。
ここも詳しくはホームページをご覧ください。


▲Zero Craft店内

カー雑誌専門店
◎ 高原書店

ギャラリーとは別位置(平針駅近く)になりますが、
同じ車関係という事で…
車雑誌の豊富さと、輸入車を含めたカーカタログの量は圧巻です!
是非一度足を運んでみて下さい。




▲車関係印刷物の品揃えは日本一?!

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リニア・鉄道館

2012-11-17 | ◆イロハにナゴヤ




昔の職場仲間と久しぶりに会うという事で、
せっかくだから名古屋の新名所でも行こうという話になり、
今春、名古屋金城ふ頭にオープンした
JRの〈リニア・鉄道館〉に昨日行ってきました。





個人的には、特に鉄道マニアではありませんが、
それでも一つだけスゴく見たい展示物がありました。
それが多分ここの一番売りで、徹底的に作りこまれた、
鉄道ジオラマワールド(東京駅-大阪駅間モデル)で す。
実際行ってみて、どんなに期待を膨らませて行っても、
決して裏切られることのない世界(作品)だと感じました。

それは、ごく普通に見ても十分楽しい風景でしたが、
マニアックに双眼鏡など持ち込み、
マクロ的にその風景をアップで見れば、
そこには人々の小さなストーリーが一杯散りばめられていて、
無限に広がるアミューズメントがあちこちで展開されています。
とにかくその芸の細かさには驚かされました!
※マクロワールドは、仕切りにある
 小さなモニターで確認できます。





ふと思ったのは、ここで〈ウォーリーをさがせ〉を
やったら、爆笑じゃないでしょうか?!!
発見者には景品プレゼント!とか…(笑)
結構誰でも思ってることかな~?

鉄道ジオラマは勿論ここの大きな魅力の一つですが、
間近で見られる新旧車両の展示も嬉しいし、
様々な体験コーナーもあります。食事は駅弁風だし。
マニアの方は当然、僕みたいなシロートにも
十分楽しめる施設でした。
名古屋にお越しの際は、マニアの方に限らず、
新名所として足を延ばされることをお奨めします。



僕の下手な写真より的確にジオラマの魅力を紹介する、
良い動画がありましたので、
下のリンク先でぜひご覧になって下さい。

●HP内ジオラマ動画  リニア・鉄道館HP

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サツキとメイの家

2012-10-30 | ◆イロハにナゴヤ

▲和洋折衷建築というか、強引に洋館を増築したという感じですね?

▲テラスは洋風縁側?
 そういえば米国でも郊外の古い家はベランダ(洋風縁側?)がありましたね…

27・28日と戦前の和洋折衷様式住宅2邸を紹介しましたが、
同じ様式ながら、庶民的な造りの〈サツキとメイの家〉が
以前訪れただけで、ブログにアップしていませんでしたので、
同じ和洋折衷繋がりという事で、今回連続で紹介してみたいと思います。

〈サツキとメイの家〉は、ジブリ映画〈となりのトトロ〉の中に
登場した住居を、愛知万博のパビリオンの一つとして
実際に再現して建てられたもので、
家財道具から生活小物の万年筆に至るまで、
時代考証に照らし合わせリアルにつくられていました。



先に紹介した2邸は大正時代に建てられたお屋敷でしたが、
〈サツキとメイの家〉は昭和10年頃に建てられた
一般住宅という設定でした。

こういうものは、下手な説明をするより写真を見てもらった方が
それぞれ感じるものがあると思いますので、
細かい説明は省いてどんどん写真を見てください。






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文化のみち双葉館

2012-10-28 | ◆イロハにナゴヤ



▲和洋折衷と言っても、蔵以外の外観はほとんど洋館ですね

橦木館で水彩画展と建物を見終わると、
次は約400m程東側にある双葉館へ移動。

〈双葉館は日本初の女優〈川上貞奴〉と、
日本の電力王と呼ばれた〈福澤桃介〉が大正時代に暮らした、
やはり和洋折衷の大邸宅です。
※このお二人に関しては詳細を書き出すと取留めが無くなりそうですので、
 興味のある方は、リンクの方でお読みください。


▲▼玄関入って左のサロン室、豪華!!



▲サロン室の隣の部屋は現在資料部屋
 貞奴さんのパリ万博講公演の資料等 右下写真の左の絵はピカソが描いた貞奴

双葉館と橦木館は、同じ時代の財界人のお屋敷といっても、
明らかに使用目的や規模が違っていて、
双葉館の方が遥かに先進的で大御殿でした。
というのは、桃介の木曽川ダム開発と、関西・中部の電力会社を
発展させるために、今でいうショールームを兼ねた、
財界・文化人を接待するサロンがメインの造りの建物になっていました。
ですから当時は建物の至る所に電気が使われ、
暖炉まで電気式で、現在もそのままの暖炉が残されていました。
時代を先取りした〈オール電化〉っていうヤツですね。
そこで桃介を助け、財界・文化人のおもてなしをしていたのが、
女優の川上貞奴さんだったというわけです。
住み込みのお手伝いさん達も何人か居たようで、
部屋数もかなりありました。


▲2階の階段上がり口と廊下


僕ら何気なく生活している現在でも、桃介の残してくれた
多くのダムや橋や住居が結構多く残っていて(特に木曽川流域は)、
この歳になって改めて「あっ!あそこもそうだ」と
気づき始めたndoでした。


▲2階は和室が多い

▲2階からの風景 隣に大きな蔵も


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文化のみち橦木館

2012-10-27 | ◆イロハにナゴヤ

▲看板とか出ていないと単なる旧家と見過ごしそう…


▲洋館の2階から見下ろす和室

以前から多少気にはなっていましたが、
何かキッカケが無いと行けない場所がありました。
知人の絵画教室の先生とその生徒さん達の水彩画展が
〈橦木館〉であるという事でDMをもらい、
やっと今日その場所へ行ってきました。

今日行ったのは、大正末に陶磁器商〈井元為三郎〉によって建てられた
〈橦木館〉と、日本の女優第一号の〈川上貞奴〉が大正時代に暮らした
〈双葉館〉の和洋折衷建築で、古き良き時代の大邸宅です。
今日は〈橦木館〉の方を紹介します。


▲洋館の方はステンドグラスが多く使われていました


▲当時この邸宅のご主人、井元為三郎さん、ちょっと笑えます…

名古屋城の東側 - 徳川園辺りまでの約3kmは、昔の武家屋敷があった地域で、
土地柄、その後も名古屋の政財界人達や著名人が住む事が多かった為、
文化財に指定されるような古い建物も多く残されていて、
今回の邸宅2邸も名古屋市の文化財指定を受け、
〈文化のみち〉コースの一部として観光名所とされています。
ちなみに、この近辺の白壁と呼ばれる区域は
今でも名古屋の高級住宅街です。


▲僕の子供の頃は縁側で寝転がって、日向ぼっこを兼ねて漫画読んでました



和洋折衷建設といえば、〈となりのトトロ〉に出てきた
〈サツキとメイの家〉が思い出されますが。
あれのもうちょっと古い大邸宅版を想像していただければ近いかと思います。
世代にもよりますが、ぼくらオジサン世代では建物の一部に
結構懐かしい造りも見受けられますし、
やっぱりここは大邸宅!これは無かった!!
と思う箇所も多々ありました。

〈橦木館〉の方は、入り口の建物が2階建ての洋館で、
当時は洋館1階が応接室&食堂で、
2階は娯楽室&寝室として使用されていたみたいです。
建物全体は中庭を囲む様なコの字型の造りで、
奥の平屋は完全な和風建築です。
一番奥北側には蔵があり、南側の離れには茶室もありました。
入り口からは、各部屋がやはりコの字型の縁側廊下で繋がれていました。

日本の古い家屋を見るたびに、
通路以外の役目を果たしていた、
縁側文化って復活できないものかと思いますが、
今の日本では、縁側はもう完全に
時代錯誤の無用の長物ですね…きっと…

文化のみち双葉館に続く…


▲離れの茶室
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