気まぐれ猫の徒然の日々

気楽に、時々思いついたことなどを書きつづっていきたいと思います・・・。って、最近すっかり写真ブログになってるけど・・。

海洋堂 ATD-X テスターカラーを買ってみた

2019-10-22 20:25:35 | その他

海洋堂の ATD-X テスターカラーVer. を買ってみた。
一般的には正式名称である X-2 若しくは初期の通称名 「心神」 と言った方が通りやすいかな。
実機は 3D 偏向ノズルと機体のステルス性能検証用のテストベッドだ。
なので、キャノピーを含むコックピット回りと降着装置は T-4 の流用で開発費を抑えているし、エンジンも T-4 用の物を参考に開発した試作エンジンで、 A/B使用時でも推力比は 1 を切っていない。
あくまで技術の検証用で、これをベースに次期支援戦闘機を作るってのは有り得ない。
でも、なんかこいつのデザイン、好きなんだよね。

それのモデルを海洋堂が作るって言うんで思わず買ってしまったんだけど・・・。
結論から言うと、買うんじゃ無かった。
その理由を述べていこう。

箱はこんな感じ。




蓋を開けるとこんな感じに無駄に豪勢な作りで、岡部いさく氏と海洋堂の宮脇専務との対談が印刷されている。




中身はこんな感じで、フォルムはそこそこ良い感じなのだが、全体的にプラスチッキーで安っぽい質感。
そのプラスチックもペラペラで光も通してしまっていて、安っぽさに磨きが掛かってしまっている。




見ての通り、インテイク内部はただ塞がれているだけ。
せめて黒く塗って欲しかったなぁ。




塗装の出来も酷く、エッジまで綺麗に塗れてないし、はみ出しも酷い。
また、写真では分かり難いが、 "T" の字の左上にかなり大きい埃が塗装下に入っており酷く凸凹になっているし、あちこちに白い点が付いている。




ノズルも只の板に円形の縁取りが2重にされているだけ。
ここの塗装にも白の点々が・・・。




パーツの接着もいい加減で、こんな感じに斜めになって接着されているし、奥のパーツはしっかり奥まで入っておらず、段差が付いている。




いや、「ホントにこれが天下の海洋堂製?」 って思っちゃう出来。
これなら某社のモデル付き週刊誌の物の方がはるかに出来が良い。
はっきり言ってパーツのまま売ってもらって、自分で塗装して組んだ方が良いって思うぞ。
これがせめて 2000円程度ならまだ許せたかもしれないんだけど、この出来で 4000円オーバーのプライスが付いているのだ。
編に豪華な箱に訳の分からん内容の無い対談を印刷するようなコストをかけるのなら、中身をもうちょっと何とかしろよと思う。
これはもうぼったくりの領域だと思うのは俺だけかなぁ。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 刀剣と金工展を見に行った + ... | トップ | レヴォーグが帰ってきた! »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

その他」カテゴリの最新記事