雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

110414 日々歌ふ

2011-04-14 19:33:47 | 日々歌ふ

フクシマの核にまみれしふるさとに今を盛りと花の咲くらむ

フクシマが世界に記憶さるる日の来るぞ悲しきわが故郷よ

                 *

ウワサの斉藤和義「ずっと嘘だった」をやっと聴いて、感動した。
これはホンモノだと思う。
日本の若者よ、斉藤和義に続いてほしい。



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24 コメント

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今年は花を見ることできなかった (Fou)
2011-04-15 09:29:29
近所の桜にも目を上げることできなかった。
今年こそ、あなたを車に押し込んででも一緒に夜の森の花を見に行こうと昨年から決めていたのですが。

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今朝の日テレ「スッキリ」という… (髭彦)
2011-04-15 16:45:24
番組で、一昨日の夜ノ森の満開の桜を映していたそうです。
見たかったような、見たくなかったような、複雑な思いです。
菅は「20キロ以内は10年か20年かは人が住めない」という発言をあわてて否定していますが、政府や東電の認識はそうなのでしょう。
それほど、事故と放射能汚染は深刻だということです。
しかも、事故はまだ進行形のまま。
避難している故郷の人たちは、むろん故郷に帰りたいわけですが、もうムリだろうという声も広がっているそうです。
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この喪失感は (Foou)
2011-04-16 00:14:10
なぜなのか、考えているのですが、闇の中。
小高から久ノ浜に暮らしていた私が知る50人程の親族の置かれている状況を思うと胸が張裂けそう。
「世界」1988年5月号と本年の5月号を読んでいますが、田中三彦論文は88年の告発的不安が現実となろうとしていることを愁うる「原子炉設計技術者」の告発として重い発言だと思います。
88年5月号の京大・小出論文の警告がどれほど現実的なものであったかを理解できなかったことが悔やまれます。
高校で「物理」を習った程度で止まってしまった私には超高度な原子物理学の知識を要する「原発」の危険性も安全性も、ともに判断基準を持つことができませんでした。
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そう言えば… (髭彦)
2011-04-16 16:35:29
僕もかつて『世界』1988年5月号の小出論文を読んだのでした。
鋭い警告だとは思いましたが、どこかでまさかそこまで現実に起きるのだろうかという気持ちがあったように思います。
僕も高校時代、物理は苦手中の苦手でしたから。
小出さんたちのようなまじめな専門家・研究者の警告の声が、僕たちのような無知な国民の心に届くには、『世界』のような雑誌だけでなく、一般の新聞・TV・ラジオ・週刊誌などにそうした批判的な警告が常に載っていなければいけなかったのです。
それゆえに、官産学の<原子力ムラ><原子力マフィア>は権力と金で、そうした声が国民に届かぬよう、ありとあらゆる手段を系統的に使って排除し、「安全神話」で国民を洗脳してきたのでしょう。
今回、インターネットがあったからこそ、初めて小出さんたちの批判的分析が僕たちにダイレクトに届き、彼らの警告が悲劇的な現実の前では誇張でもなんでもなかったことが、ようやく広く国民の中に浸透し始めたのです。
政府からは未だに小出さんたちには何の相談もないそうですし、マスコミもNHKやサンケイなどは依然として小出さんたちの批判的分析を報道せず、原発推進派のエセ学者・専門家の分析を垂れ流し続けています。
したがって、高齢者の多くは「直ちに危険はありません」式の報道をまだ真に受けているかもしれませんが、若者たちの間ではそうは行きません。
ネット情報にも極端なものがゴマンとありますが、どういう専門家の分析が信用できるかという、情報リテラシーが若者たちの中に次第に育って来ていると思います。
そこに期待するしかありません。
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F1事故で今度こそ (Fou)
2011-04-17 01:15:19
原発は途轍もなく高くつく、ということがよーく解ったでしょうから、ゆくゆくは脱原発社会となることに希望を託して、後代が安全な生活を享受できるように祈ります。
今回の震災にF1事故が加わったことで、まさにglobalな社会になったことを実感しました。
湯川秀樹は平和運動を進める中で「世界連邦」を提唱していたと思いますが、そうなれば、例えば日本はGlobeの中の「日本村」というようになる、と言っていました。
F1の事故処理の支援のために各国の巨額の国費が使われているのですから、2010年1月1日の全世界の原発は432基、今後このような事故が何回も起きれば原発所有各国の財政には過大な負担となることでしょう。地球のものである空気、水、土に放射能が撒き散らされる危険にさらされたら、協同でその危険を排除せざるを得ないのですから。
ちょっととりとめがなくなったようですね。
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“nuclear”を… (髭彦)
2011-04-17 23:18:54
「核」(=軍事利用)と「原子力」(=平和利用)とに訳し分け、僕たちを洗脳してきた者たちがいるのですね。
その連中が国内で「原子力(核)村・マフィア」を形成してきたのでしょうが、その「村・マフィア」の背後にはアメリカをはじめとする国際的な「原子力(核)村・マフィア」もあるはずです。
<チェルノブイリ>に続く<フクシマ>の悲劇は、そうした国内外の「原子力(核)村・マフィア」に対する人類史的な抗議とオルタナティブ選択への、決定的な契機になりうるし、またならなければならないのだと思います。
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鈍感に過してしまったものよ! (Fou)
2011-04-18 04:09:20
<nucléaire>の語義をLarousse社の『大百科辞典』GDEL(1984年版)で見ると:
 原子核の、
 原子核から生じるエネルギーの、
 このエネルギーを利用する諸技術の
とあります。

平凡社『大百科辞典』(1984年版)では:
【核 nuclear】
a) 核燃料、核爆発、核燃料、核反応、核分裂、核融合、核力
b) 核戦略、核兵器、核実験、核保有国、核戦争
【原子力】核反応に伴って発生するエネルギーを原子核エネルギー(核エネルギー)nuclear energy あるいは原子エネルギー atomic energyという、そして、その利用に重点をおいてよぶ場合、一般に原子力 atomic power という。
 原子炉nuclear reactor, 原子力船 nuclear ship,
原子力発電、原子力産業(共に英語表記なし)
 原子力利用国際会議 ICPUAE (...Peaceful Uses of Atomic Energy)。
各項目の執筆者は「原子ー」に関してはみな別人。

言葉の使い分けがなぜ起こるのか、意図があるのか、いい加減なのかはわからないけれど、社会が共通の認識・理解を持つ用語とすることが大切ですね。今回の地震の呼称も当初から不統一になっていますね。政府は二日目だったと思いますが、「東北地方太平洋沖を震源とする地震」の名称とすると発表しましたが、これは地震名。この大災害の呼称ではないですね。一般に「東日本大震災」と呼ばれていますが、原発事故を脱落させてはならないと思います。「スリーマイル」、「チェルノブイリ」についで「フクシマ」を歴史に残すことは身を切られる思いですが、日本の義務です。
「東北関東太平洋岸地震津波・福島原発事故大災害」、じゅげむのようでも仕方なし。
阪神大震災も淡路を加えなければと「阪神淡路大震災」と改めたと記憶しています。

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現在、欧米では… (髭彦)
2011-04-18 12:58:21
日本で言う「核兵器」「核武装」「核テロ」などの「核」と「原発」の「原子力」は、ほぼ“nuclerar”“nuke”に統一されているようです。
日本ではこれが意図的に訳し分けられて来たと、どこかで指摘されていました。
その可能性、大だと思います。
<公式>には最近「東日本大震災」に呼称が統一されましたが、僕は「東日本原発大震災」と呼ぶべきだと思っています。
地震学者の石橋克彦さん(『大地動乱の時代―地震学者は警告する』岩波新書、1994)が「原発震災」という概念をいち早く提唱し、警告を発していたのを受けたものです。
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今日の予算委員会の中継を見て (Fou)
2011-04-19 01:11:36
たまげた!ことには、3月31日に東電は福島第一原発に7,8号機を新設する申請書を政府に提出した、と議員からの質問に社長が答弁。
受理された様子。
これこそ「自粛」をうながして不受理とする場合じゃないのかしらね。
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正確には、<修正再提出>を命じたらしい (髭彦)
2011-04-19 16:47:20
「東電は3月30日、福島第一原発の7、8号機の新設を保安院に申請。保安院に聞くと、11日の事故を考慮していないので、作り直せと指示し、受理しなかったとのこと。事故があってもそのまま書類を出す東電も東電。保安院は作り直せではなく、作るなと言うべき」(社民党福島みずほのtwitter4/15)。
正論でしょう。
東電は度し難いし、保安院も「不」安院と言われるだけの相も変わらぬ応対振りです。
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