雪の朝ぼくは突然歌いたくなった

2005年1月26日。雪の朝、突然歌いたくなった。「題詠マラソン」に参加。3月6日に完走。六十路の未知の旅が始まった…。

082:サイレン

2007-04-09 23:56:10 | 題詠blog2007


戦世の末に生(あ)れたる吾にして空襲想ふサイレンの音に


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081:露

2007-04-09 23:40:13 | 題詠blog2007


<征露>をば<正露>に変へて丸薬を売りつづくるを誰ぞ怪しむ


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070409 日々歌う

2007-04-09 00:45:42 | 日々歌ふ


満天星のわれを待つごと咲き初めし花の白きにこころ明るむ
(満天星=どうだん)

いつしかに新芽の萌えて若やげるハナミズキ見ゆ桜も散れば

ゆつくりと七キロ余りを走りなば総身の毒素汗に流さる

春よ春一夜の雨に芽吹きけむ萌黄のかなし欅・銀杏の
(一夜=ひとよ)

                   *

<征露>をば<正露>に変へて丸薬を売りつづくるを誰ぞ怪しむ

戦世の末に生れたる吾にして空襲想ふサイレンの音に


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