7/22(日)
北浦和公園にある埼玉県立近代美術館で現在行われている企画展「戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家」に行ってきました。
↑埼玉県立近代美術館(設計:黒川紀章)
一部の写真は撮影可能でしたのでちょこっとだけご紹介。
↑私の家(清家清)
↑塔の家(東孝光)
↑住吉の長屋(安藤忠雄)
タイトル通り、戦後の挑発的な住宅が16作品が紹介されています。
「挑発」というより都市への「挑戦」と言った感じの作品も沢山あります。
塔の家は自転車乗りにお馴染みのなるしまフレンド神宮店のすぐ近くにある狭小住宅です(設計者東孝光の自邸です)。
今回の展示では、1階の平面図が原寸大に拡大されて床に貼ってあります(写真に少し写ってますね)。
敷地面積が6坪弱という土地で暮らすとはどういうことなのか。
ほんの少しだけですが、そのスケールを感じる事が出来て面白いです。
企画展とは別に北浦和公園内には黒川紀章設計の中銀カプセルタワーのカプセルが展示されています。
↑中銀カプセルタワー住戸ユニット(黒川紀章)
↑中銀カプセルタワー内部(残念な写真w)
一室が寄贈されて公園の隅に置いてあるので寂しい感じですが、学生時代に実際に現地でこれを見た時の衝撃は今でも忘れません。
黒川紀章の晩年は政治活動の方が目立ってしまった感じですが、メタボリズムを代表する建築家の作品が、自宅の近くにあることは嬉しい限りです。