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Mory-Diary2025

近頃はもっぱらキャンプです。

戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家

2014年07月22日 | 建築

7/22(日)

北浦和公園にある埼玉県立近代美術館で現在行われている企画展「戦後日本住宅伝説-挑発する家・内省する家」に行ってきました。

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↑埼玉県立近代美術館(設計:黒川紀章)

一部の写真は撮影可能でしたのでちょこっとだけご紹介。

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↑私の家(清家清)

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↑塔の家(東孝光)

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↑住吉の長屋(安藤忠雄)

タイトル通り、戦後の挑発的な住宅が16作品が紹介されています。

「挑発」というより都市への「挑戦」と言った感じの作品も沢山あります。

塔の家は自転車乗りにお馴染みのなるしまフレンド神宮店のすぐ近くにある狭小住宅です(設計者東孝光の自邸です)。

今回の展示では、1階の平面図が原寸大に拡大されて床に貼ってあります(写真に少し写ってますね)。

敷地面積が6坪弱という土地で暮らすとはどういうことなのか。

ほんの少しだけですが、そのスケールを感じる事が出来て面白いです。

 

企画展とは別に北浦和公園内には黒川紀章設計の中銀カプセルタワーのカプセルが展示されています。

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↑中銀カプセルタワー住戸ユニット(黒川紀章)

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↑中銀カプセルタワー内部(残念な写真w)

一室が寄贈されて公園の隅に置いてあるので寂しい感じですが、学生時代に実際に現地でこれを見た時の衝撃は今でも忘れません。

黒川紀章の晩年は政治活動の方が目立ってしまった感じですが、メタボリズムを代表する建築家の作品が、自宅の近くにあることは嬉しい限りです。


表参道・青山・乃木坂

2014年07月14日 | 建築

7/12(土)

暇だったので久しぶりに東京散策です。

原宿駅から表参道を歩いて青山方面へ

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↑表参道ヒルズ(安藤忠雄)

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↑左BOSSストア表参道店(團紀彦)、右TOD'S表参道ビル(伊東豊雄)

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↑oak omotesando(オーク表参道) (大林組・丹下都市建築設計)

かつてのハナエモリビルを建て替えて作られたそう。

ハナエモリ・ビルは丹下健三の中で好きな建物だったのでちょっと残念。

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↑ONE表参道 (隈研吾)

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↑プラダ青山 (ヘルツォーク&ド・ムーロン)

表参道から青山通りを渡り、さらに直進していくと根津美術館があります。

いつも外から見てましたが、暑かったので中に入って涼んでみました。

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アプローチの竹のルーバーなんかは隈研吾らしいです。

涼を感じる空間は、今の時期に訪れるのは良いかもしれないですね。

日本庭園は広く迷路のような感じでした。

 

ここで休んで、この後は青山霊園を通り、乃木坂まで歩きます。

 

乃木坂といえば国立新美術館ですが、何度も行ってるので今回は行かず。

TOTOの乃木坂ビルにあるギャラリー間に行ってみることにしました。

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ノルウェーを拠点として活動しているTYINテーネステュエ・アーキテクツの展覧会がやっているそう。

 

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この後は昼ごはんを食べようと思って六本木方面へ向かいましたが、あまりお腹が空いていないのに食べるのも良くないので帰ることにしました。

建築的に超メジャースポットを訪れましたが、一本路地を入るとそこにも面白い建物が沢山あって楽しいです。

東京いいわ。


コルビジェとライト

2013年08月17日 | 建築

夏休みですが、予定はありません。

独り身の切なさが身に染みます。

自転車活動も程々に重い腰を上げて暑い東京へ出掛けて来ました(昨日です)。

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↑国立西洋美術館(ル・コルビュジエ設計)

上野にある国立西洋美術館で開催中の「ル・コルビジェと20世紀美術」を見に行ってきました。

展示で強く感じたことはありませんが、絵画や版画、彫刻、そして建築を才能溢れる人だったと改めて実感しました。

建物は1階の展示室を入ると吹き抜けとなっていて、上部は天窓、2階へはスロープを登ってアプローチしする空間は、何度来ても良いです。

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↑自由学園明日館(フランク・ロイド・ライト・遠藤 新 設計)

池袋のある自由学園明日館は久しぶりに訪れました。

外観を見てまず思ったのが、建物後ろにあったラブホテルの看板が無くなっていたこと。

後で行ってみるとホテルの建て替えを行なっている模様でした。

出来ればこの景観のまま、責めてこちら側だけでも色彩に配慮した形で計画されることを願います。

さて、ライトの建物は外観を見ていても、空間に入ってみても味深いというか、建築に詳しくない人でも感じるものがあると思います。

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シンメトリーで高さを抑えたプレーリースタイルの建物

現代の建物と比べ装飾性の高い意匠

素晴らしいです。

コルビジェの西洋美術館もそうですが、同空間における天井高さの変え方が上手い気がします。

特に低い部分の高さ設定が。

 

いい時間を過ごせました。


プリツカー賞2013

2013年03月18日 | 建築

今年のプリツカー賞の発表がありました。

受賞されたのは日本の伊東豊雄さん。

プリツカー賞は建築界のノーベル賞と呼ばれている権威のある賞であります。

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↑せんだいメディアテーク 設計:伊東豊雄(07年に自走で仙台に行った時の写真)

おめでとうございます。