ぽかぽか 畑いじり

体験農園とネコとの生活

今の石巻、女川など

2012-07-25 21:33:42 | ダンナの出張編
今日は山形に移動の日でした。
今回の移動にあわせて、昨年5月に訪れた被災地の現在を調べて回りました。

以前、訪れた場所で現在がどうなっているか、非常に気になった場所が3ヶ所あります
1つは石巻の石ノ森章太郎博物館の周辺。
私が訪れた5月11日の被災から2か月後は、まだこんな状態でした。


それが、今日、訪れるとガレキはきれいに撤去されています
石巻市内はきれいになっており、徐々に生活が戻っていることがわかります。


何よりも生活感があったのが、このスーパーが開いていたこと。
復活祭の幟もあります。
まだ再開店から間もないようですが、店内の品ぞろえを見ると、1年前が被災地だったことを忘れるほどです。
大勢の人が車で来店していて、非常ににぎわいがありました


でも、ここも2か月前はがれきの山でした。
数日後、たまたま通ったらがれきの撤去が始まっていましたが、周りは消毒用の石灰が撒かれた白い色を非常に印象的に覚えています。


あとは牡鹿半島の西側の集落です。
ここを通った時、地震から2ヶ月後でしたが、恐らく道路にあったガレキだけ両側によけただけで、まだ何も手つかずの状態でした。


今日、訪れてみるとガレキはきれいに撤去されています。
ですが、以前は人が住んでいたにぎわいは全くありません。
漁港のかさ上げ工事の音が響いているだけでした。



もう1ヶ所、訪れたかったのが女川です。
行ってみるとガレキはきれいに撤去されて、今はすべて更地になり、新しく道路が整備されていました。
徐々にこの空き地に家が建つのでしょうか。


女川を訪れた5月11日には、まだ津波で流された車両が倒れていました。


でも、その横には、がれきの山が築かれています。
分類して、木材は細かく細粒化しています。
このガレキがなくならないと、被災地という風景は消えない気がしました(N)