日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

クリスマスの計画

2009年11月01日 | 地震のあとで
朝はなんだか生暖かいような曇り空。それがお昼頃から冷たい雨に変わる。北陸に冬が近づいている。
足が思うように動かない高齢の教会員が、冷たい雨の中、タクシーに乗る姿を見送る。ぬれないように傘を差しだしていてもうまくいかない。来年はもっと難しいのだろうか。なんとかこの人に心配なく礼拝を守ってもらいたい。

礼拝後、定例長老会に陪席。今月の議案の多くはクリスマスに関係する事だ。特に新しい事をしようというわけではないが、一つ一つ確認するように議事がすすむ。礼拝堂の事を論議したくても、七尾教会長老会は今それができない。教団の委員会待ちの状態である。計画をすすめればいいのか、変更すればいいのか、わからないもどかしさが長老会を包む。
「来年のクリスマスを新しい会堂で迎えることはできないのか」
素朴な、けれど真剣な思いがある。どこに神様の御心をみればよいのか・・・。苦悩。一番若い長老のまっすぐな思いが、倍も年が違う長老の心を打つ。けれど何か良い答えがあるわけではない。祈りながら、待つことしかできない。

せめて、今年のクリスマスは現会堂最後のクリスマス礼拝としてしっかりと守りたい。現会堂最後のキャンドルサービスを多くの兄弟姉妹と共にしたい。
その為の準備をしっかりしていくことに皆がうなづく。(かまどらんこ)
コメント