日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

1,2,3,4,・・・・99

2009年11月09日 | 地震のあとで
今日も月曜日の朝。幼稚園の礼拝で聖書のお話をしました。
元々は釜土達雄牧師が園長として話していたものですが、この半年はほとんど私。評価はいろいろあると思いますが、釜土達雄は話が上手い方です。以前は時々私の方に話の順番が来ても、正直うまくできないしイヤだなぁと思っていました。
けれど最近は、七尾幼稚園での子供達への説教ということに限定すれば、ちょっと私の方がいいかもと思えるようになってきました。私の強みは何より子供達の日常をよりよく知っているということです。ですから子供達が今何に興味を持っているかを元にして話ができる。

さて、インターフェロンをしている間は、眠れない時や何もできないほどぐったりしている時によく落語を聞きました。最初は暇つぶしでしたが、だんだん極めてきまして・・・。同じ演目を覚えるほど聞いたり、違う噺家のものと聞き比べたりと楽しめるようになりました。これが実に勉強になりました。一つの話を演じきること、聖書の話をすることに通じるものがあります。同じ話を何度もする、話し手によって違う演じ方がある。

今日は「迷子の羊」の話をしました。子供達と一緒に1,2,3・・・と100までの数を何度も数えるという構成。(今幼稚園ではお金ごっこがはやっているので)。同じ言葉を何度も繰り返すというのは落語によくありますね。どんな形でも子供達に聖書の話をするのは本当に楽しいことだと思います。
そして七尾教会が、いろいろあっても迷わないで待っていた99匹の羊でありたいと願っています。(かまどらんこ)
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