日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

空き地

2024年07月31日 | 2024能登半島地震

公費解体が進む七尾。

街を歩くと、空き地に出会います。

あれ?ここには何があったんだっけ?

幼稚園に戻って、「あそこなんだっけ?」と先生たちに聞いてみる。

 

誰も即答できない。ああだこうだとはなしあって、住宅地図を引っ張り出しても??

この会話をこれからなん度も繰り返していくのだろう。

なんて事のない家。だから、どんなだったかおもいだせない

 

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7月末で変わること

2024年07月30日 | 2024能登半島地震

今日が災害ゴミ置き場、最終日。

日曜日よりもとんでもないことになってしまったようだ。

最後に行った人が多かったようで、整理券が配られたり、閉鎖時間が早くなったり、来月からは違う方法も示された。でも捨てきれなかった人も多く混乱は続く。

 

七尾市のボランティアセンターも縮小された。今後は地元のボランティアで運営することになるらしい。もっとも、七尾市を通すボランティアではない、様々な団体が活動しているけれど。

 

いろいろあるが、7か月が過ぎて、次の段階に進む七尾市のようだ。

 

 

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お悔やみ欄

2024年07月30日 | 2024能登半島地震

地方の新聞には、お悔やみ欄と言う紙面がある。

亡くなった方の氏名や住所、葬式の場所が出ている。もちろん、出さないと言う選択肢もあるし、最近では葬儀終了後に出すという方も多い。

幼稚園の仕事をしていると、とりあえず朝、お悔やみ欄を見る。

 

今日、知っている人の名前を見つけた。今村先生時代の母の会の役員さんで、幼稚園の前を通ると、懐かしそうにしていた方だ。地震後に会った時には、家はひどいけど、猫がいるから、そのまま家にいる、と話してくれた。

2か月前にはお元気そうに見えたが…

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7月29日、七尾。

2024年07月29日 | 2024能登半島地震

7月29日、七尾。

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ネガティブケイパビリティ

2024年07月28日 | 2024能登半島地震

今日も残念ながらCSは0。

教師たちは礼拝までの時間をいろいろな話をする。

そんな時に、森山さんがスマホを触って、「あれ?なんで能登島大橋の所、渋滞してるんだ」と言う。みんなでなんでかな?と考える。能登島水族館に行くには早いし、そんなにいっぱい行くわけないし…事故?

そのうち、森山さんが「あー災害ゴミ置き場だ!」と声をあげる。そしてどこかに連絡を取る。

七尾市の災害ゴミ置き場は、7月末まで。今日は最後の日曜日。たくさんの人がゴミを捨てにいったんだ。

そんな事を気づき、情報共有し、発信する。さすが。

 

そんな森山さんから今日聞いたワードは、ネガティブケイパビリティ。

緊急時から復旧、解体。そこまでは流れはいっしょ。これからは、どうしたいか聞かれる時期だ。どうしたらいい?どうするのが正解?すぐに答えが欲しい。

そんな時にネガティブケイパビリティ。答えの出ない事態に耐える力。

「それって、信仰じゃね」

と森山さんは言う。

そうだよなぁ。10歳歳下の彼女から教えてもらうことは多い。それが嬉しい。

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7月28日 主日礼拝

2024年07月28日 | 2024能登半島地震

今日も10人。

その10人の中の何人かの近況報告。

 

自宅全壊のOさん。その場所での自宅再建を目指して計画中。今までは昔の家なので、敷地いっぱい建っていたけど、70%にしなくてはいけないので、小さな家になると笑って話してくれた。

会計長老のHさん。酒屋を営んできた大きな家だが、1月からほぼ閉店。自分たちの居住空間だけは大丈夫だけど……片付けが手付かずの所が多そう。

今日の司式N長老。ブルーシートのかかった屋根はそのまま。雨漏りしないからまあいいかと住んでいる。

Mさんは小学校で支援員をしている。学校内の破損箇所の工事が夏休み中にあるのかなと思っていたら、なさそう…と話してくれた。

3月に息子を大学へ送り出したOさん。息子は楽しい大学生活を送っているようで、夏休みになっても帰ってこない。8月に一度は来るかな…ご自身は建築関係のお仕事なので、毎日忙しい。

オルガニスト森山、昨日は東京ゴスペル関係の集まりで歌って話してきたそうです。最終新幹線で戻ってきて、七尾に着いたのは日をまたいでいる。森山さんのゴスペルグループ復興に向けての歌を聞かせてもらう。なかなかいい歌なので、七尾教会で歌う機会もあったらいいねと話しあう。

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地震後のおとまり会

2024年07月27日 | 2024能登半島地震

昨日の午後から今朝にかけて、幼稚園のおとまり会でした。

七尾幼稚園のおとまり会は、いつもいつも同じ流れでしています。壮大なマンネリズム、です。

けれど今年はそれができません。いつもの年に出かける公園2つが閉鎖中だからです。代替案を協議し、準備して会を始めました。

途中、ちょっと時間があまり、幼稚園の屋上に上がりました。いつもの年なら小丸山公園の展望台に上がる代わりに。七尾の街はまだブルーシートがいっぱいです。でも子どもたちは元気に、ヤッホー。

夕陽を見に行くのは、いつもは食祭市場横のマリンパークなのですが、ここも閉鎖中なので、少し遠出して和倉温泉ゆったりパークへ。海と夕陽。能登島大橋。飛び跳ねる魚。子どもたちは喜んで見ていました。(大人たちは、傾いた旅館の建物、壊れた護岸が目についてしまうのですが…)

幼稚園に戻ってからは、いつものようにキャンプファイヤー、十字架音頭、花火。お友だちといっしょに過ごす夜は楽しく過ぎて行きました。

寝る直前、誰かが小さな声で「いま、大きい地震があったらどうしよう」と呟くのが聞こえました。その不安は瞬間的なもので、お友だちや先生の顔を見て、笑って寝てしまいました。

終わってホッとして、ふと同じ日にしている羽咋白百合幼稚園のおとまり会はどうだったかなと思いました。

白百合が今年できなかったのは、キャンプファイヤー。まだ園庭が使えないからということでした。そんな中でもいろいろ工夫して楽しい会になっただろうなと想像しています。

 

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和倉温泉、ゆったりパーク

2024年07月27日 | 2024能登半島地震

和倉温泉、ゆったりパーク

 

毎年おとまり会の夕方に行くマリンパークが閉鎖中なので、

今いける公園として、和倉温泉ゆったりパークへ。七尾の公園ではマシな方だという。

地面の亀裂に子どもたちも慣れている。

周りに見える旅館の多くは、傾いたり、ヒビが入っていたり。4月見た時よりひどくなっている。壊れた護岸をどうするかも大問題だ。和倉温泉の復興はまだまだ時間がかかる。

 

夕陽はそれでも美しい。

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会議室だけでなく

2024年07月26日 | 2024能登半島地震

教団新報によると、ボランティア活動のことが社会委員長会議では報告されている。

 

能登ではいろんな団体がボランティア活動をしていて、それに能登の人がそれなりに興味を持っている。

誰にお願いすればいいのかわからないだが、もう少し教団教区の活動を見える化してもらえないだろうか。

会議では報告される。それで終わらないで何か発信してくれないのかな。

ずっとそれを待っているし、どこかに書いてないかと検索するのだけれど…

 

 

 

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今できる事

2024年07月25日 | 2024能登半島地震

明日は幼稚園のおとまり会。そこで、おとまり会で使うものを買いにホームセンターへ。

欲しいものを探して奥の方に行くと、給水タンクがあった。1月には入り口近くに置いてあって、品切れになったら貼り紙がしてあった、タンク。もう用済みになった感じで積んであった。

 

ふと、あの時もっと何かできたかなと思う。もっと落ち着いて行動できたら良かったなとか、あの人にもっと何かできたかなとか思う。

でも時計は戻らない。

 

なので今できる事を一つずつ。

まずは明日のおとまり会を楽しくする。

 

それから、いろいろご支援をいただいた幼稚園関係のところに、七尾幼稚園と羽咋白百合幼稚園の園だより送ることにした。

保護者向けの園だよりなので、読みづらいかもしれない。

七尾幼稚園のことはそれなりにこのブログで伝えてきたが、羽咋白百合幼稚園のことはほんの少ししか伝えられなかった。園だよりの行間から、白百合幼稚園の被災状況を読み取っていただけたらと思う。1月にできなかった事の一つなので。

明日は白百合幼稚園もおとまり会。まだ園庭は使えないので、いろいろ工夫して行うそうだ。

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