今日の午後、献堂式の案内の発送作業をする予定になっていた。
ところが、昨日近藤執事からメール。2年前まで住んでいた水戸の知人の応援に行くことにした、という。報道はあまりされないけれど、茨城も地震の被害がある。ちなみに地震の翌日、新聞に、水戸で地震で石が落ちたのか、車がつぶれている写真があったのだが、その一つが知人の車だった。少しでも手伝いたいという気持ちはわかる。また何度かいったことのある教会も行ってみたいということだった。「できるだけのことをしてあげてください」、そうメール送信した。
今日、森山長老と会話。森山姉は、まちづくりの会社をしているから、いろいろな情報を持っている。
七尾市は、南相馬の人々を積極的に受け入れているという。七尾と南相馬には交流があった。七尾にある能登演劇道で仲代達也さん主演の「マクベス」が上演された。その時、本物の馬を出演させる為に、相馬の方々が協力してくださったのだそうだ。それ以来、自治体同士でのつきあいがある。そこで、今回、しばらく七尾にという方に住宅を提供したり、小学生のホームステイを受け入れたりするのだという。あまりにも範囲の広い今回の震災。だからこそ、一つ一つの自治体が自分のできることをかんがえているのだろう。
他にもまちづくり会社同士の情報交換の事、ネットショップの事、金沢で一時避難の方を受け入れているホテルのこと、などなどいろいろな話を聞いた。いろいろな活動に携わっているから、以前にも増していそがしそうだ。森山姉も礼拝が終わるとすぐ、でかけていった。
というわけで、午後一人で、献堂式の案内を作っていた。二人がいれば、パソコンで宛名を印刷するところだが、私一人だと手書き。
3月10日までは、日本全国のたくさんの人にこの案内を出そうと思っていたが、いろいろな方と相談して、石川・富山の教会と特別な関係者だけにとどめることになった。機会が与えられれば、報告のはがきをまた出せればと思っている。(R)