今日の新聞の一面は、「能登のGS1割なお休業」
ご近所のガソリンスタンドの事を新聞で読む不思議。
実はこもGSで働いている保護者の方がいるので、事情はその人から聞いている。
地下タンクって受注してから作るものなので、すごく時間がかかるんだそうです。
今日の新聞の一面は、「能登のGS1割なお休業」
ご近所のガソリンスタンドの事を新聞で読む不思議。
実はこもGSで働いている保護者の方がいるので、事情はその人から聞いている。
地下タンクって受注してから作るものなので、すごく時間がかかるんだそうです。
今日は幼稚園の保育参観。参観後で同じクラスの保護者の懇親会があった。
地震の影響でいつもの集会室ではないのだが、小学生が帰ってくる前の学童さんのお部屋で昼食共にした。
途中で、いつも陽気なT君のお母さんがあの日の事を話し出した。T君の家族は転勤族で、お母さんは実は東北出身で311も経験している。
T君の家族は元日能登島のひょっこり温泉にいたそうだ。男湯女湯に分かれて、リラックスしていた時にひどい揺れ。お母さんはすぐ津波のことが頭をよぎり、服を着て、男湯に向かったそうだ。そして地元の人に聞いて、島の高台の建物へ。停電だったが非常用電源で少しあかるくなっていたそうだ。地震でガラスが割れてしまい、さむかったそうだ。
こんなふうに書くと、とっても恐ろしい経験なのだが、とっても明るい方なので、ユーモアも交えて、語ってくれ、みんなで大爆笑した。
一晩その建物で過ごし、朝10時になって、能登島大橋が仮復旧をした後、七尾のアパートに帰ったそうだ。
それぞれに恐ろしい思いをしたあの日の事を、一緒に聞けた事はなんとも良かった。笑って聞くなんて不謹慎のように思うかもしれない。遠くの人が笑ったら、嫌な気持ちになるかもしれない。それぞれにあの日恐ろしい思いをしたもの同士だからこその大爆笑だ。
そして無事に生きていたことが当たり前ではない事も。
近所で公費解体が始まった。
このブログに登場したご近所のおじさん。早々に自宅の解体を決めて、小さなアパートに引っ越し、さっさと掃除していた。2月にはゴミの日になるとすごい量を捨てていた。
でも引っ越したはずなのに、近所によく来ていて、小学生に話しかけたりしていた。
その家が壊されている。壊したくないだろうな。ずっここで暮らしたかったんだろうな。住み慣れた街で、顔馴染みと過ごし、地域の子どもに声をかけ、時には叱る。そんな老後を過ごしたかったはず。
ちなみにご近所さんに聞いてみると、あのお家は解体の順番は3番だそうだ。話してくれた人はなんと1400番台。七尾全体というより地域かな。いずれにせよ、道のりは遠い。
保育用品の業者さんに、奥能登の様子を聞いてみる。
相変わらず厳しい。
25名いた園児が4人になってしまったという園があるという。みんな土地を離れてしまった。
まだ断水中で仮設トイレを使っているところも多数。
子ども数が少ないから、複数の園が集まって預かり保育をしている所もある。
今日は七尾幼稚園は保育参観。保護者の方との懇談は場所を変えて行ったが、それでも今の能登ではできるだけで感謝。
なんて先生たちと話していたら、またトイレが…
明日また業者の人に来てもらうことに。軽症だといいのですが
「門前の仮設で孤独死」
「被災家屋の修理トラブル急増」うそつかれ不要な工事。〜〜相当あるみたいです。
「ボランティアに毎日炊き出し」 七尾の災害ボランティア宿泊施設「テント村」で炊き出しを続けた2人。一人は友を失い、一人は仕事を失った〜〜〜仕事を失った方はパン屋さん。以前幼稚園に納入してもらっていた方だった。あのパン、もう食べられない。
「移住者 能登愛は不変」 地震前は予約が取れないほど人気だったフレンチレストランが食堂として再出発。〜〜〜地震直後は避難所にスープを届けてくれていて、七尾幼稚園にも届きました。美味しかった。落ち着いたら食べに行きたい。
「輪島土砂ダム応急工事完了へ」
「アスリート社会貢献 志賀高校へ」 七尾幼稚園にもきてくれたりゅうちゃんだ
そしてニュースではなく、七尾市のメールから
「石崎町内、道路冠水」 漁港の護岸が崩れた影響と海水面上昇による。町中でかなりの床下浸水。
「能登島で通行止め 崩土のため」
いろん工事が進まない中で、二次災害が怖い。七尾幼稚園雨漏り2ヶ所。
棚の中からひょっこり出てきた2007年の全国募金の趣意書。
わかりにくいのですが、写真の七尾教会は2007で傾いた会堂。
ほぼ同じデザインで再建しています。
羽咋教会はゆりっこ児童クラブの建物の中。ホールに日曜日に椅子を並べていたのでした。
富来は、正確には伝道所ではなく、集会所にあたると言われ、教団の正式な文書では、集会所になっています。
朝から線状降水帯ニュース。
今までならその地方のことが気になるが、今年は能登の各地のことばかり考える。
いろんな人から聞いた話では、能登の道路は仮復旧ばかり。また土砂崩れの危険箇所も仮対応。ちょっとした雨でも…
こんな日に、幼稚園の関係の用事で釜土達雄は金沢へ。その後石川地区総会へと金沢での移動を想定したスケジュールだったが、今年の石川地区総会は羽咋での会議。
会議の最初から出られない。
でもまた誤解されるんだろうな。
遅れっぱなしの仕事をなんとかしようと、朝から今日やる仕事を付箋に書き出してみる。
ところが、園バスが戻ってくると、園の前に水が滲み出ていると報告が。
見に行くと確かに水が出ている感じ。また配管?いやここは違うはず。
グリーストラップ…だ。そういえば地震でバタバタしていて掃除をしていなかった。自分と幼稚園の先生たちで、お掃除。そして万が一排水管の破損だといけないので、また業者さんに連絡。
昼過ぎにまたお馴染みの水道業者さんが来てくれる。地震以来、何度も来てくれているTさん。先週子どもトイレが流れるようになり、しばらくはTさんの顔を見る事はないかなと思っていたのですか…
テキパキ仕事をしてくれるTさん。さいわい、汚れが溜まっていただけで、配管の損傷はない模様。良かった。一度プロに綺麗に清掃を依頼。
というわけで、今日も予定していた仕事はできず。2007年の時なら、すこしぐらい予定外になっても、どうどいうことがなかったが、今は体にこたえる。
能登の人はお相撲が好きだ。いや、違う。地元出身のお相撲さんを応援するのが好きなのだ。
NHkローカルニュースでは、「郷土力士の取り組み」のコーナーが必ずある。
七尾だと、輝。穴水は、遠藤。郷土力士の活躍に一喜一憂する。
今年になって大の里(津幡出身)が大躍進。地震の後能登のお年寄りをずいぶん元気づけてくれた。と言うかお相撲を見ている間は、わいわい応援して地震の事をちょっと忘れられた思う。
大の里、優勝。
能登、大喜び。明るい話題。もし今後能登にボランティアなんかにくる時には、お年寄りと話すきっかけに「大の里はいつ横綱になるか」と言うのはいいかもしれない。
田村さんが生きていたら喜んだだろうな。
ちなみに、輪島という横綱がいましたが、輪島市ではなく七尾出身です。