日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

小さな変化

2010年08月31日 | 地震のあとで
今日はいろいろな事情で、工事は余り進まず、機械の動く音もほとんど無し。私もデジカメのシャッターを切ることもなく、夕方になりました。
ところが・・・。
「かわりましたね」と幼稚園の教師の一人が話しかけてきました。何が?と思って話を聞くとそれは工事現場の自販機のこと。自販機に入っている飲み物の一つが変わったのです。今までファンミックス(オレンジフレーバーのコーラ)だったところが、「アロエ&白ぶどう」という缶になっているというのです。
私は全然気づかなかったのに・・・。園バスに乗る時などに自販機の前を通ることが多い教師達。さすが目ざとい。

早速、その後、その新しい飲み物を買ってきて教師みんなで飲んでみました。なかなかおいしい。けっこうお気に入り。でも「美容ビタミンと言われているピオチン含有」なんて書いてあるぞ。これって工事現場の人が飲むかいな?
もしやこれは幼稚園の職員向け?戸田組の和田・小谷コンビが気をきかせてくれたのか・・・。

8月も今日で終わり。お盆の数日間をのぞいてはずっと夏期の預かり保育をしている幼稚園。今年は工事も加わって、例年よりハードだった教師達の勤務。その中で、疲れをいやしてくれた自販機。

「冬になったら紅茶もほしいな~」と勝手なことを言っている教師達でした。(R)
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暑いので、工事は順調です。

2010年08月30日 | 地震のあとで
8月もあと2日だというのに暑い!
振り返ってみると、8月に雨らしい雨がふったのは、教会学校のおとまり会の頃だけ。あとはずーっと晴れ、しかも真夏日だらけでした。

今日は足場の再構築がされていました。金属は暑い日差しの中でより熱くなり、職人さん達は大変だろうなぁと思います。でも熱くて雨が降らないからこそ、順調にすすむという面もありますよね。
幼稚園玄関横の足場も組み直されていきました。それを玄関で窓越しになんとなく子供達と見ていたら、緑色の幕がすーっと屋上からおりてきたのです。思わずキャー!と喜ぶ子供達。特にそこにいたのは、女の子が多かったので、声も高く、外の職人さんにも聞こえたかな?
子供達も工事の様子を興味深く、そして楽しみに見ていてくれるのだなと思います。(R)
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ヤコブの手紙

2010年08月29日 | 地震のあとで
今日から主日礼拝の連続講解説教の箇所が「ヤコブの手紙」になりました。おそらく礼拝堂が完成するまでの間、このヤコブの手紙から御言葉を聞き続けることになります。

1990年の時の講解説教はルカによる福音書でした。能登半島地震があった時はマルコによる福音書。ただ、福音書の講解は2年以上かかるので、建築の時がルカ!という強いイメージはありません。よく考えたらルカだったなぁと思うのです。能登半島地震の時のマルコは、釜土達雄にとって2回目のマルコによる福音書。それも地震なんて考えもしないときからずっと続いていてのマルコだったので、地震=マルコのイメージはありません。
むしろ、マルコのあとに「ヘブライ人への手紙」の講解となり、地震から建築までの複雑の思いの中で聞いた印象が、私には、とても強い。取り壊しの時は「ヘブライ人への手紙」と何年たっても思い出しそうです。

そして、「ヤコブの手紙」。説教者本人がおそらく生涯に一度の「ヤコブの手紙」の講解だと公言しています。たぶんそうなるでしょう。仮の礼拝場所という時だからこその、ヤコブの手紙。建築中は「ヤコブ」だった、これは何人もが何年たっても覚えていそうです。

「いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。」(R)


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日本一の花火!

2010年08月28日 | 地震のあとで
今日も朝から暑い暑い日。工事現場では、朝から現場監督さんが一人なにやら測ったり印をつけたりしている。土の上にいくつも赤い○が書かれていく。そこからそこまでが礼拝堂の壁になるのかなぁ・・・。
幼稚園では先生達が水遊び用のプールをおかたづけ。まだ暑い日が続きそうなのだが、さすがに水遊びばかりもしていられない・・・。
私は久々にプランターの花の植え替え。ここしばらく、何の世話もできず暑さもあって、幼稚園の玄関のプランターがしょうもない状態。礼拝に来る人も通るわけだから、もうそろそろ整えたい。

夕方、教会員が代わる代わる登場して、礼拝の準備OK。

夜、久しぶりにゆっくりテレビを見る。ハイビジョン中継で「大曲の花火」。今年は特別に大曲教会の飯田先生からガイドブックを送ってもらったので、より深く楽しむことができた。花火でこんなこともできるんだと一つ一つに感動。クリスマスツリーもあった。ここで十字架が出てきたらすごいなぁと勝手に想像するが、さすがにそれはない。十字架音頭で創造花火をしたら・・・と想像をたくましくしてしまう。
ガイドブックを見ていると、協賛広告を出しているのが大企業ではないのがわかる。大仙市もそんなに大きな都市ではない。この花火大会を町をあげて「日本一」にしているのがすごいなと思う。何度も休止しながらも100年続けた、町の人達。
一度生でみたいと思う気もするが、混雑していそうだし、暑そうだし・・。テレビで見るのもなかなかいい。(R)
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走行テスト

2010年08月27日 | 地震のあとで
礼拝堂を建てている間は幼稚園の保育室やホールでの礼拝。幼稚園の玄関は階段を上がったところにあるので、お体が弱くなっている高齢の方にはちょっとキビシイ。
そこで、現場監督にお願いしていることの一つに、「日曜日の礼拝の時にはタクシーが幼稚園の庭に入れるようにしてください」というのがある。

運転が苦手な私は、ちょっとでも狭くなると、「ここ通れるのかなぁ」と心配になってしまいます。(私が通る訳じゃないのだけれど)。自動車に関しては疑り深い・・・。

そこで、現場監督、自分の車で走行テスト。これならタクシーは通れます。(R)
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能登の塩飴

2010年08月26日 | 地震のあとで
どうも喉が痛い。8月前半は、痛くないけど声がでなくなった。今度は声は出るけど痛い。元来、声には自信があったので、これは辛い。

今日は定例の打ち合わせの日。しゃべりたいなと思ってもうまく声が出ない。少々おとなしくしてなさい、という事なのかもしれない。

夕方、近所のスーパーで「能登の塩飴」というのを見つけた。横にあったのは、塩味のミルキー。最近塩味が流行しているらしい。能登の「塩サイダー」というのも出ているし。とりあえず、夜は「塩飴」をなめながら、おとなしく過ごしている。(R)
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写真の整理

2010年08月25日 | 地震のあとで
幼稚園の夕涼み会が終わり、その後始末もだいたい終わって、ちょっと一息です。
そこでここ一ヶ月のデジカメ写真の整頓をようやくしました。

普段なら毎日撮ったものをその日にパソコンに保存していくのですが、この一ヶ月はなかなかそれができず、テキトーに放り込んでいったので、パソコンの中でぐちゃぐちゃになっていたのでした。日付ごとに整頓して、番号をつけて・・・。二重に保存したものを削除して・・・いっぱいとりすぎて何がなんだかわかりません。

写真は七尾港まつりの花火の時の、旧・礼拝堂。釜土達雄、渾身の?まぐれの?一枚です。(R)
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自動販売機

2010年08月24日 | 地震のあとで
最近の工事現場では、わりと当たり前のようなのですが、現場の人用に臨時の飲み物の自動販売機が、我が教会の現場事務所前にもあります。
コカコーラの赤い自販機。工事の方々が買って飲むためのものですが、台所が幼稚園の奥になってしまい、事実上自分たちが使える冷蔵庫がなくなった幼稚園教師達もちょこちょこ利用しています。日曜日には教会員、特にCS教師達が・・・。

工事の方々がよく飲んでいるのはやはりアクエリアスとかのスポーツ飲料。暑い中の作業ですから、飲んでも飲んでも・・・ですよね。
普通の自販機よりは、そんな工事の人向けが多いのです。
炭酸が入っていないジュースは、一種類。グレープフルーツジュース。これが最近私のお気に入りです。(カマドタツオは、高血圧の薬を飲んでいるので、グレープフルーツ系はダメです。)つい毎日のように買っていたら、昨日は「売り切れ」表示になってしまいました。

残念!と思っていたら、ちゃんとやってきた、コカコーラの車。もちろんちゃんと補充。
つい、ポケットから100円出して・・・の自販機生活が、暑い間続きそうです。(R)
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職人さんいろいろ

2010年08月23日 | 地震のあとで
今日も解体作業が続いています。今日は礼拝堂前の階段がなくなりました。どんどん更地に近くなっていきます。

解体やさんは、寡黙です。大きな音をたてながらの作業ですから作業中にしゃべるわけはないですが・・・。黙々と仕事をしておられます。雰囲気的には昔のヤクザ映画に出てきそうなシャープな方が多い。
電気工事のみなさんは、幼稚園教師の間では「ジャニーズ系」と言われております。さわやかな方が多く、身のこなしもなんか軽い。
設備やさんは、人情ドラマにでてきそうな方が多い。話しかけやすい感じです。
足場を作っていたお兄さん達は、ちょっとヤンキー?な雰囲気。でも目が優しくて、なんかルーキーズみたいな青春ドラマに出てくるような・・・。

と、少々失礼ながら、毎日お顔を会わせる皆さんを観察しております。

そんな皆さんを束ねる、戸田組のみなさんは、どうも吉本系です。時々登場しては、妙に明るい和田さん。いつも私や釜土達雄のつっこみをほほえみながら受ける、現場監督の小谷さん。急にボケ役からつっこみになってキレることもあるのか・・。

3月まで長いおつきあいが続きます。(R)
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十字架

2010年08月22日 | 地震のあとで
今日は夏期伝神学生の礼拝説教でした。

その中で、神学生が夏期伝の間にいろいろな教会の十字架を見ることが出来たという事を喜びとして語っていました。それを聞き、後で思った事です。

現在の仮礼拝を行うところに十字架をおくかどうか。考えなかったわけではありません。
七尾教会には、移動用の十字架があります。それはセレモニーホールでの葬儀の為に作られました。能登にもセレモニーホールが多くでき、そこでキリスト教式の葬儀を希望される場合が増えてきたのです。
ある葬儀の時に、それはとてもシンプルな葬儀だったのですが、小さな小さな十字架を壁につけました。両面テープで壁にはる。それがご遺族にとっては大きな慰めとなりました。そして、来会者にもれはキリスト教式の葬儀です、というのをはっきり示すには正面に十字架をかかげるのが一番いいのではないか、そんなことから、大きさの違う二つの十字架を作りました。過去、数回の葬儀で使っています。

今回その十字架を、礼拝をする場所におくことができないわけではありません。けれどあえて、しないことにしました。今回は礼拝に必要な最小限のものを置いています。なくてはならないものは何か、です。正面に十字架がなければ礼拝が出来ないか。何があるべきなのか。教会に連なる者、その者たちの胸に十字架は深く刻まれています。それでいいのではないか。

しかし、外の者達に向かっては違います。ここがキリストの教会であること、それを示す為に、高く十字架をかかげるのです。新しい礼拝堂、それが完成すれば、また石川県の中では目立つ方の十字架になるはずです。
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