日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

七尾教会をはじめて見ると・・・

2009年11月04日 | 地震のあとで
昨日の能登圏信徒修養会には、金沢教会の伝道師の阿部先生がいらっしゃっていました。4月に金沢に赴任した阿部先生にとっては、初めての七尾教会。礼拝堂を見て、(地震の傷跡を見て)、幼稚園を見て・・・。幼稚園を見ていらっしゃる時に、「今、子供達は何名ですか?」と聞かれたので「83名です」とお答えすると「多いですね。金沢の幼稚園もなかなかそんなにいないですね」とおっしゃる。

さすがにこの4月から来た先生。七尾幼稚園の現在の園児数を聞くと「他より大きい幼稚園」と思われるのも、無理はない。「先生、20年ほど前は石川県のキリスト教幼稚園の中で園児数が一番少ない園だったんですよ」。それは言っておかなくてはいけないと思いました。「一番少ない時は12人」。すると横から森山奈美長老が口をはさむ。「私の妹のクラスは全部で4人」。そして、力強く「今あるのは神様の奇跡です!」と大きな声で森山姉は言った。

さて、恵みに満ちた会が終わりお片付け。阿部先生もとてもフットワークよく動いてくださいました。けれど幼稚園の台所に足を踏み入れると、その床の不思議な感覚に、「これも地震ですか?」。
初めて見る人にとっては、台所が一番地震を感じるところのようです。確かに、今あの台所で仕事をするにはコツがいります。床がゆがんでしまっているので、立つ場所とか、重いものをおいていい場所とか、わかってないとまずいんですよね。

初めていらした人の様子で、自分の教会とか幼稚園の状況をなんだか認識することってありますよね。(かまどらんこ)



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