日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

あと2年

2009年11月17日 | 地震のあとで
羽咋教会茶木長老の前夜式。今日の7時からセレモニーホールで行われました。
向かって左側に親族、右側に教会関係者となっていました。羽咋教会の川原長老、高岡教会の風間先生、輪島教会の吉田さん、羽咋教会の中村長老そして七尾教会から、春成長老、堀岡長老、池口長老そして田村さんと最前列に並びました。(風間先生は、能登に夏期伝にいらしていますので、そこから考えると茶木さんとは長いおつきあいです)。
この会場でキリスト教式の葬儀が行われるのは初めてということで、羽咋教会の方々は、一生懸命説明して葬儀に臨まれたようですが、なかなか・・。隣の式場のお経の声が壁越しに聞こえながらの前夜式でした。

茶木さんの遺影を見ながら思うのはやはり、「早すぎる・・」という思いです。礼拝堂を建てるとあれだけ言って、建築委員長をしていたのに、あと2年、この世での命が与えられてほしかったと思います。
讃美歌を歌うのが大好きだった茶木さんの前夜式らしく、美しい歌声がいろいろな所から聞こえてきました。

日曜の朝、近くの銭湯にいかれ、帰ろうとした駐車場で倒れ、その日の内に召されたという、最後の一日。ご家族の方もまだ死を受け入れがたい様子でした。

前夜式の後、能登の信徒たちは肩をたたきあい、手を握り、「元気でいましょう」と語りあいました。一人もかけることなく復興の日を迎えたいのです。
何度もいいたい。「早すぎますよ、茶木さん。」(かまどらんこ)

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