日本基督教団 七尾教会

能登半島にたてられた七尾教会の日々です

福音は同じ

2019年09月09日 | 教会の出来事

昨日の主日礼拝前、春成長老に、東京神学大学の大住雄一先生がなくなられたことを、お話しした。

第一声は「もったいない」だった。

釜土達雄とは東京神学大学の同級生で、「友人」と言える存在だった。そして、大住先生もいつも「友人」として出会ってくださった。成績優秀の大住先生とちょっと変わった存在の釜土達雄は、案外馬が合った。

まだお互いそんなに忙しくなかった30代の頃、七尾教会に説教に来て下さったことがある。ゆっくりした日程で泊まっていかれた。

説教の後、愛餐会。その時にある教会員が「釜土先生がするお話と同じでした」と言った。「大住先生の話と釜土先生の話が同じで、安心しました」、そんなふうに言った人もいた。

教会のみなさんがかえった後、「安心したって、いつもどんな説教してるんだ」って大住先生が釜土達雄に笑いながら言っていた。その後ゆっくりいっぱいいろんな話をしていた。そんな時はお互い忙しくなったら持てなくなった。でも同じ福音を語ってきた。

 

大住先生、もっと福音を語りたかっただろうな。もったいないよ。釜土達雄は神の国で出会ったらたくさん話がしたいらしいです。またつきあってやってください。(かまどらんこ)         

 

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